神奈川から埼玉の実家に戻ってきて、
引越しやら転職やらで忙しかった毎日ですが、
そんな中、実家のネット環境を整えました。
以前、実家ではADSLの12Mを契約していましたが、
私が戻ったのを機に、神奈川で使っていた光回線を持ってきました。
光回線はNTTのフレッツ光ネクストで200Mになります。
実家の地域でもつい最近、光ネクスト対応になったので
タイミングも良かったかも。。。
それと同時に自宅内のネット環境も、
1Fは1部屋、2Fが1部屋の計2ヶ所から、
私が使用するメインマシンが2Fに加わるので計3ヶ所になりました。
以前、2Fの1部屋には階段、廊下の壁にLANケーブルを這わせて
ドアも無理矢理に通していたのですが、
そのケーブルもCat5の古いものですし、1Fからの配線を2本にするのも、
2Fでハブで分けるのもなんか、、、だったので、
思い切って本格的にやることにしました。
調べると、業者施工では値段が結構高く、
自分でもできるかな~と思ってDIYに挑戦しました!
LANの施工は予算的にCat6とCat5Eで悩みましたが、
先を見通して予算は倍くらいになりますが、Cat6にしました。
工事は光回線の移転が終わって、
ONU端末を置く場所が決まってから開始です。
光回線はセオリーどおりモジュラージャック横に光コンセントという形になりました。
ONU端末の置き場所は、モジュラージャック近くのテレビ台の棚に設置。
横に並べてルータも設置しました。
ルータは神奈川で使っていた
NECのWR8300Nです。
無線ルータですが、5回線あるハブの有線のみで使います(^^ゞ
このルータは有線がギガビット対応なので光回線を無駄なく使えます♪
それに、リンクも安定していて値段も安いのも魅力ですね~。
このルータに有線4回線をがっつり接続です^_^;
内訳は、
1・・・2F1番
2・・・1FサブPC
3・・・2F2番
4・・・テレビ
テレビはリビングのSONYのブラビア40型で、フレッツテレビにはしていませんが、
アクトビラとかYouTubeとかネットコンテンツのために使用しています。
あと有線1回線しか残っていませんが、あとはハブ追加か無線使用ですね・・・。
さて、ここからがDIY施工の2FへのLANになります。
DIYにあたり、
LAN工事ドットコムを参考にしました。
作業別に素人でも分かりやすく書いてあり、おすすめです♪
Cat6の配線施工は以前の5Eより神経質なところがあるようで、
プロの電気屋でも知識がまだ浅く、失敗することがあるそうです。
また、プラグの圧着工具もCat6対応のものは1諭吉近くと高価で、
その辺もCat5Eと悩んだところでもあります。
そこで、必要なジャック、プラグ類は、
Panasonicの「ぐっとす」シリーズにしました。
部品の単価は他と比べてかなり高価ですが、
圧着工具も必要なく、素人でも割りと簡単に施工できるようになっています。
施工箇所が多ければ単価の高さが考えものですが、
素人DIYには、良い商品だと思います♪
LANケーブルも併せて「ぐっとす」のCat6ケーブルに統一して、50mを用意しました。
施工にあたり、どのルートに配線するか調べましたが、
新築ではない既存住宅に後から配線するのは大変なようです。
ポピュラーな方法は、100Vコンセント、強電の配管に通す方法のようですが、
屋根裏に上がり調べると、我が家の強電は配管ではなく直引きのようでした(-_-;)
まあ、築20年弱と古い部類ですからね・・・。
そうすると、今度は1Fから2Fへ続いているスペースを探す訳ですが、
これがなかなか無いんですね~。
我が家は1Fの天井に点検口がなく、2Fの屋根裏から探していたんですが、
7mのスケールを用意して差込まくりましたが見つからず・・・。
1F~2Fの壁続きがあっても、全然通せませんでした。
外壁沿いが楽そうでしたが、断熱材がびっしり詰まっていって、
これもムリ・・・。
結局は、あまり無理して壊してもアレなんで、
1F~2F間の壁内配線はあきらめました^_^;
そして、施工後はこんな感じになりました。
まずは、1Fリビングのルータから2F1番・2番の2本を廊下へ。
ここは石膏ボードの壁に穴を開けて、「取付枠」と「はさみ金具」で対応しました。
そして、1F廊下から2Fへは吹き抜けスペースにモールを貼って2Fへ。
吹き抜けは玄関なので、目立たないように段差は蛇腹モールを使用しました。
2Fからは和室天袋の点検口から屋根裏へ。
屋根裏の配線は、ネズミなどのかじり防止や、
将来的な配線交換のしやすさを考えてCD管内に配線しました。
本当は1F壁内からCD管を通したかったのですが・・・。
ここからは、2F1番と2番の2つに箱の中で分岐します。
この箱の中身は・・・
単純にこうなっているだけです(^^ゞ
そして、各部屋へ通しました。
屋根裏の汚い画像ですが・・・。
そして、2F1番の私が使うメインPCの部屋へ。
ジャックの場所は既存の強電、TVアンテナと同じ場所に、
CD管を配管して設置しました。
当初はジャックではなく、配線を直に出した方が予算的にも楽かと思ったのですが、
やはり部屋の配置替えとか余ったケーブルの処理とかを考えてジャックにしました。
そして、2F2番も・・・。
ここも2F1番と同様に既存のボックスに設置しようと思いましたが、
PCを使う場所と屋根裏集合が近かったのと、
TV配線が断熱材いっぱいの外壁側だったので、
新たにパネルボックスを設置してジャックを取り付けました。
ケーブルは50m用意して10mほど余った感じでした。
2F1番は25m、2番は15mと言ったところでしょうか。
通線はタコ糸でもできるようですが、
思ったより施工がハードだったので、楽するために通線工具を購入しました^_^;
今後入用の方はお貸ししますよ^^;
結線後、確認のために各PCからスピードテストを行いました。
テストにはUSENのサイトを使用。
2F1番のメイン機は、Cat6接続で実測80Mから90M。
神奈川で使っていた時と同じ感じなのでまずまずですね。
1FのサブはCat5E接続で70Mから80M。
2F2番はCat6と5Eの混合で8Mから10Mでした。
2F2番はケーブルの施工が失敗したかと思いましたが、
1番からCat6ケーブルを引いて試しても同じ結果だったので、
PCの性能によるものでしょう。
2F2番のPCのみ古いPCでLANボードがギガ対応ではないので・・・。
それにしてもこんなに差がでるもん!?
OSは全てXPのSP3でMTU等の設定もしてあります。
あとはCPUの差でしょうか・・・。
こんな感じで思っていたよりも結構大変でしたが、
割ときれいに仕上がって良かったです♪
PCが増えたらあとは無線かな~。