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2013年10月21日 イイね!

第二回ロードスターカップ

第二回ロードスターカップ
VEネタも作業のほうが若干滞り気味なのでサーキット日記を少々。




第二回前川自動車ロードスターカップ開催!

NC8Cロードスター(ほぼドノーマル)を、同じ日、同じタイヤでサーキットアタック!

純粋な腕のみが順位を左右するというある意味デンジャラスなこのイベント。


まあ、公平な条件と言っても出走順によってタイヤのタレ具合とか気温とか変わりますし、あくまでも「ドノーマルなNB」を走らせるためのテクニックなので、他の車で通用するかはまた別問題なんですけどね。


あとで走行軌跡のログをとって比較したりもするので、これからもっと速くなろうという人にはもってこい。
あと、僕のような、自分が速いのか遅いのか良くわかんない人にとっては自分の力量も分かってなお良し。



前回のロードスターカップでは、
FR乗り、FF乗り、サーキット初心者等様々なメンバーで走りました。

その時のランキングがこんな感じ。

1位 1分11秒2 うちの社長
2位 1分11秒3 うちの先輩メカニック。雑魚傭兵氏
3位 1分13秒2 僕。トライズ
4位 1分13秒2 みんカラ友達。ぽけちゃん



といった感じ。
FRに乗りなれた社長とメカの人のタイムが飛びぬけて高く、他ほぼ初乗りな参加者たちのタイムは大きく離されていました。





その後、イベントとは別にロードスターを借りて単独で走ってきた人たちが何人かいます。

日が違うとはいえコンディションはさほど変わらないはずなので、一応それらもランキングに加えるとして現時点のランキング!

1位 1分10秒5 NAロードスターを愛してやまないお兄ちゃん。メカ沢くん
2位 11秒2 社長
3位 11秒3 雑魚傭兵
4位 12秒3 最近めきめきと腕を上げつつあるFF乗り(女性)
5位 13秒3 僕。おせぇwww

前回社長が出した11秒2がほぼ限界のタイムだろうという大方の予想を覆して、いきなり10秒台をたたき出した猛者がひとり。

すげぇ。




さてそんな中開催されたロードスターカップ。

ですが、残念なことに今回、肝心のロードスターが前日のイベント中にマシントラブルが起こしてしまって、午前中いっぱい修理中という事態に。



で、待ってても暇なだけなので、他の車両、僕のシルビア(VEエンジンは未搭載)と某チーム所有のNB8C(ぽけちゃん号)をみんなで乗り回すことに。

もう半分ロードスターカップじゃないですね。
おもしろいしいいですけど(笑)






午前中、ぽけちゃん号で何人かがタイムアタックし、1分12秒台がちらほら。11秒台も1人。
車が違うのでなんともですが、前回のロードスターカップのタイムからすると、結構早い。

ちなみに、前回、僕のベストは13秒2(前川号)
余裕で負けている。






ぽけちゃん号は後で乗らせてもらうとして、僕はとりあえず自分のシルビアで1枠走ることに。


シルビアの仕様は、
SR20DEおつかれエンジン
ショック:HKS
ばねレート:F10k R8k
タイヤ:KUMUHO ECSTA
デフ:1way
ファイナル:4.1
あと、ダッシュボードが無い程度の軽量化。



最近学んだ距離重視ラインとやら(ローパワーな車では結構有効らしい)を、シルビアで初めて試してみる。

なんとなく、ストレスの無い良いラインだなーとか思いつつもタイムは全く伸びず、2ヶ月前の自己ベストのコンマ8秒落ち、11秒6。
やっぱ、今のセッティングのシルビア(硬い足にうんこタイヤ)では、距離重視ラインとは相性悪いのか。






そうこうしているうちに前川ロードスターが到着したので早速アタック。


走る際気をつけたのはー

1.距離重視ライン。
2コーナーとゲッチャン(4コーナー)を特に。進入でアウトに寄らないように意識して。

2.抜くブレーキング。
いわゆるコップの水を回すような、縦Gから横Gに滑らかに移すブレーキング。

3.ボトムの速度を上げる。
前回、スピード落とし過ぎとかコーナー中待ちすぎとかさんざん言われたのでそれも意識。







で、出したタイムが12秒2

おー、前回より1秒以上上がってる。


まだまだイメージ通りに行かない部分はあるけれど、なんとなくFRっぽい走り方ができるようになったかも。





その後、前川ロードスターは、雑魚傭兵氏が乗り11秒6。
前回2秒近くの差があったので、少しは僕もうまくなったかなっと。


メインのロードスターカップはそんな感じ。








その後、社長と特攻隊長に僕のシルビアで走ってもらい、僕の一枠目のタイムを軽く超えられる。

1分10秒5 特攻隊長
1分10秒9 社長
1分11秒6 トライズ

むぅ。悔しい。
とはいえいいデータが取れたので良しとしよう。






ロードスターにはもう一回乗りましたが、タイヤも終わってるわ気温は上がったわでタイムは伸びず。


ついでにもう一枠分余っちゃったので、もう一台のロードスター(ぽけちゃん号)をお借りして、アタック。
結果 11秒0
タイヤが食う分、こっちの車のほうが速い模様。






前川自動車ロドスタランキングは、4位に浮上。

まだまだ納得がいかない部分は多いので、これからも精進します。



そしてこの日記を書いている時点(11月)でさらにランキングは塗り替えられていたり。
続けて明日もサーキット日記書きます。お楽しみにー。
Posted at 2013/11/08 00:08:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーキット関連 | 日記
2013年10月16日 イイね!

Xcessive SR20VE用サージタンクキット

Xcessive SR20VE用サージタンクキットどうも!トライズです。

さあ!さくさく進めないと冬になっちゃう!





前回に引き続き、VEシルビア計画の目玉となる社外パーツ。

サージタンク!


こちらはXcessive(エクセシブ)というメーカーのもの。

以前も日記では書きましたが、これがまたでかい!


商品詳細はこちら。
Xcessive SR20VE Bolt on plenum kit (P11)




取り付けるとこんな感じ。



インマニはP11プリメーラ用です。




サージタンク本体を取り付ける前に、フランジプレートをインマニに固定します。



ここは純正のガスケットが使える感じです。



加工のバリ取りとかはほとんどされていないので、一通りオイルストーンで撫でてから組み付けました。

加工の精度的なものは上々。
ポートの段つきもごくわずか。



このまま組んでも問題ないでしょう。

本体の固定は、フランジ裏から6mmボルトで。ガスケットは同梱されていないので、液体ガスケットで貼り付ける感じ。




中はこんな感じ。






Xの刻印!






裏側からもう一枚






負圧取出し用の穴は4つあります。すべてNPT1/8。

タケノコニップル2つとメクラ用プラグが2つ付属しています。

このメーカーのサージタンク、本体は汎用で、フランジがいくつもエンジン別で出ているようです。
P12のSR20VE用とか、他メーカーでホンダ用とか三菱用とか。

汎用サージタンクとはいえ、スロットル側フランジのバリエーションも複数あったりして、好きなのをオーダーできます。




ふふふー
Posted at 2013/11/05 23:37:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | VEシルビア製作日記 | 日記
2013年10月15日 イイね!

TAARKS VVLソレノイド移設ブロック

TAARKS VVLソレノイド移設ブロックどうも。
「かわいそうな人」(社長談)トライズです。

かわいそってなんだ!そんなんちゃうし!









本日紹介するのはこの商品!

TAARKS Solenoid Relocation Blocks
タークス社製
ソレノイド リロケーション ブロック



VEシルビア製作に当たって、無理をしてでも海外から仕入れたかった貴重なパーツのひとつです。

製造元はこのTAARKSかMazworXのどちらかだと思うんですが、どちらにせよ日本では販売されていない部品です。

それもそのはず、世間じゃあまり知られていない日産製VTECことNeoVVL機構をFR車に搭載する時にのみ必要になるパーツだから。

なんてニッチな商品なんだ!


そんなかゆい所にも手が届いちゃう!
世界は広い!



商品情報は、こちら。
http://www.taarks.com/product_p/taark-solrelo-p11ve.htm




以前の日記で書いたとおり、P11プリメーラ用のSR20VEのヘッドをシルビアに移植しようと思うと、VVL作動用のソレノイドがボディに干渉してしまいます。

もともとのソレノイドの位置とかは、過去の日記↓をご覧ください。
SR20VE ヘッド詳細



それを解消するのが、この移設キットです。

ヘッドから、VVLソレノイドをブロックごと外して、その代わりに~




どーん。



TAARKS!!


かっこいーい(はぁと)

こんな感じで付きます。


アオリでもう一枚。



油圧ホース取り付け用のニップルは3つ。INTAKE(IN側ロッカーシャフトへ)、EXHAUST(EX側ロッカーシャフトへ)と、PURGE(オイルパンへリターン用)。
取り付けボルト、ニップル、Oリングなどは付属してきます。






そして、ソレノイドのほうに、相方を取り付けます。



どーん。


こっちはニップルが4つ。



ヘッド側ブロックへ繋ぐ3箇所と、もうひとつ(FEED)は油圧を持ってくる用。


それぞれをホースで繋げば完成。
ソレノイド側の4つ目(FEED)は、オイルブロックのVVLに繋ぎます。

後々、ソレノイドはエンジンルームの適当な位置に固定します。




VVLのソレノイドの移設を考えたとき、アルミの分厚い板でも持ってきて、フランジを作ってやろうかと思っていましたが、まさにそのものの商品が見つかって感激でした。

やっぱ考えることはみな同じっすねーww
そして商品化してくれてありがとう!TAARKS!
Posted at 2013/11/01 23:51:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | VEシルビア製作日記 | 日記
2013年10月14日 イイね!

バルブタイミング計測

バルブタイミング計測どうもー小さい兄貴ことトライズです。

ほんと近頃の中学生は恐れを知らない(笑





バルブタイミング測ります!





バルブタイミング。
クランクシャフトとカムシャフトの同期のこと。

普通のエンジンを普通に組む時はそんなに意識しないのですが、ハードなチューニングをしたり、面研などタイミングが狂う修正をした時に、改めて調整する必要があります。

また、チューニングの手法のひとつとしてバルブタイミングを微妙にずらす場合や、社外のカムシャフトだとそもそもの規定値が無く、タイミングはお好みで合わせてね☆なんてのもある。





カム、スプロケット、チェーン、チェーンテンショナをすべて組み付けて、計測の用意をします。



まず、クランクプーリーに分度器を貼ります。



分度器は市販の全円分度器とかを買ってきてもいいのですが、使い捨てでも構わないのでCADで適当に書いた分度器をプリントアウトして貼り付けました。

貼り付けは液体ガスケットがオススメ。液体のりでやるとコピー用紙がふにゃふにゃになります。というかなりました。



分度器はこんな感じで。



これからバルブタイミング測るよって人はこれ拡大コピーして使ってもいいと思います。
うまく印刷できるかは分からないですけど。



上のクランクプーリーの写真の、右側にちょろっと出ているやつは、適当な太さのただの針金です。エンジンブロックにボルトで固定して、これを分度器の針代わりにします。





次に、ピストンの上死点を計測します。



ダイヤルゲージに長めの測定棒をつけ、プラグホールからピストントップに当てます。
測定棒は太い針金で作りました。



正確な上死点が出たら、ブロックに取り付けた針金をぐにぐにして、分度器のゼロ度に合わせます。
ここから先、針金には触れないように注意しながら作業します。






ダイヤルゲージをセットし直し、今度はバルブのスプリングリテーナーに当てます。




カムの中心角を求める方法は、いくつかあります。



ひとつは、カムの最大リフト位置(リテーナーがもっとも下がる位置)から1mm下がる点を測定し中心を取るもの。

その場合、カムのリフト量より大きな測定レンジを持つダイヤルゲージ(20mmストロークのものがいいらしい)を用意する必要があります。



もうひとつは、バルブの開き始めと閉じ終わりからそれぞれ1mmリフトさせた位置を計測し、中心を求めるもの。

カムによってはプロフィールが非対称なものもあるので、測定方法が違えば中心位置も変わってくるのですが、うちの会社界隈では1mmリフト計測のほうがメジャーなのでこっちで合わす事に。




カムの中心位置が分かったら、クランク角基準で110度付近の規定値に合うよう、スプロケットをずらします。
何度か測定と計算を繰り返し、ぴったり合わせました。




中心角は、高速側カムの1mmリフトの中心を求めて、純正値どおりIN104-EX114に合わせました。

ただ、その位置で低速側カムを計測すると、純正値よりもだいぶずれた位置に中心が来ます。



もしかすると日産の純正カムは、最大リフトから1mm下げを基準で中心角を設定しているのかもしれません。




ま、でも、高速側1mmリフトで合わせれば、スプロケット位置は良い位置にくるし、もし不具合出るようならまたタペットカバー空ければいいでしょうし、大丈夫でしょう。


これで、カム周りとバルブタイミングは完成です。
Posted at 2013/10/31 00:29:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | VEシルビア製作日記 | 日記
2013年10月13日 イイね!

カム搭載!

カム搭載!こんばんは。トライズです。


エンジン組み立てに戻りまーす。







カムシャフト搭載!



どーん(IN側)

どーん(EX側)

やっとこさここまで来ました。



今回使うカムは、P11プリメーラ用。
高速側カムの作用角は、IN264-EX268

前回の日記の通り、パルサーN1とかの行くとこまで行ってしまったようなカムに比べれば、作用角は小さめですがー。

シルビアの純正はNAでも248-240ですし、あの有名な社外カム「ポンカム」も、260-260ですからね。
よくよく考えれば、260台は十分高性能なカムです。




シルビアのSR20DEと同じく、カムに上からオイルをたらすためのオイルチューブがVEにも付いているのですが、DEはくねくねしているのに対し、VEはストレートですね。






ひたすら純正パーツでせめても良いのですが、ちょっと色を出して、カムスプロケットは社外を選択。




今回はエンジン自体は、SR20VEのほぼノーマル状態なので、バルブタイミングもほとんどいじる必要は無いのですが、純正のデータ取りもかねて一応スライド式にしてみました。

縦置きDEはカムスプロケットに、IN側はNVCS、EX側はデスビ用のスプラインが付いているのですが、もともと横置きなVEはそのどちらも付きません。



なので、使うスプロケットはS13用とかがそのまま付きます。
S14、S15の排気側用はデスビのスプラインが付いていますが、あれも圧入してあるだけなのでプレスで抜けます。


派手な色のスプロケットを選んだものの、車載状態では全く見えないのが残念^^;
Posted at 2013/10/29 23:06:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | VEシルビア製作日記 | 日記

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「コンロッドの件 http://cvw.jp/b/1963409/47817414/
何シテル?   07/02 18:34
機械と数式と工作をこよなく愛するマッドメカニック。 「できないんじゃない、作るんだ!」をモットーに、自動車改造の限界に挑戦中。 NeoVVL...
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