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トライズのブログ一覧

2015年07月03日 イイね!

ROM編集ソフト ROM EDITOR

ROM編集ソフト ROM EDITORひょっひょっひょ

梅雨時の明るい曇り空が実は割りと好き。

どうもトライズです。





ROMチューン用のソフトはこんなん使ってます!


ROM EDITOR


ROMチューンやる人にとっては超有名なやつ。


まっちゃんさん制作の日産系ROM編集ソフト。

これひとつで結構いろいろできます。しかもフリーソフト。

残念なことに、作者のHPへはたどり着けないようですが、今でもVectorからダウンロードできます。






このソフトでROMを展開するためには、各マップのアドレスを定義した、機種別アドレス情報をのファイルが必要なんですがー


ROMチューン全盛期のころであれば、個人でアドレスファイルを公開しているところもたくさんあったのでしょうけれど、今ではほぼ手に入らなくなっています。







ので、アドレスファイルを適当に書きます。

てか、そもそも酷くマイナーなSR20VE用のアドレスファイルなんて探すのも不毛だと思いまして。






アドレスファイルの中身はこんな感じ






テキストエディタで書いて、拡張子を「.adr」すれば出来上がり。





各マップや定数のアドレスは、車種、エンジンごとに違うため、知ってる人に聞くか気合で探します。



ちなみに、SR20VE(P11)のROMアドレスと、S15 SR20DETのアドレスは、全然違いますが、
S15 SR20DEとは、ほぼ同じみたいです。

VEのアドレスについては、次の日記あたりでまとめます。








ROMライターで吸い出したデータをバイナリファイル(.bin)で保存してROM EDITORで読み込むとー、





こんな感じ。









点火マップ







マップの3D表示とか、









範囲を指定しての増量/減量とか、








かなり使えます!
Posted at 2015/07/03 23:05:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | VEシルビア ECU編 | 日記
2015年06月18日 イイね!

ノックフィードバックOFF

ノックフィードバックOFFやばい真剣に食料が底を付いてきた。買出し行かねば。

どうも。食の欲求をとことんまでおろそかにする愚か者トライズです。







SR20VEエンジンをROMチューンで制御するにあたり、追加基盤の仕様でノックセンサーが使えないことが判明したわけですが、今回実際に走ってみてデータを取ってみました。





まず、ROMデータを編集するためのソフトを用意します。


使うのはこれ。

■ROM化支援バイナリエディタ - xedit -


ROM化支援となっていますが、自動車のROMとはまったく関係のないごくごく普通のバイナリエディタです。


これさえあればとりあえずROMの中身を片っ端から触れます。

バイナリエディタなら何でも良いです。Stirlingでも、狐'sでも。




アナログなやりかたですが、バイナリエディタは基本ですからね。ROMチューンの専用ソフトとかはそのうち・・

あとなんかバイナリ弄れるとか言うとかっこいい気がするのでw









ROMライターやNDSで吸い出したROMデータを読み込むとこんな感じ。





えふえふえふえふ・・・








で、今回の目的、ノックフィードバックをOFFにするために変更する箇所はここ。





アドレス&H1038



ここがいわゆるフィードバックスイッチと呼ばれるデータ。
ノックやO2他いくつかの動作を切り替えるフラグが詰まっています。








フィードバックスイッチの値は、「74」

16進表記なので、これを2進数に直すと、




「01110100」


になります。







「01110100」が8個のスイッチなわけですね。

左からOFF、ON、ON、ON、OFF、ON・・・というような。




ノックフィードバックのスイッチは、左から4つめ。
これをOFFにするので、

「01100100」

というふうに変更します。





このデータを16進に直すと、「64」となり、

&H1038のデータを「74」→「64」に書き換えます。




ちなみにO2フィードバックは左から3番目
ノックもO2フィードバックもOFFにするなら、「44」です。




これで、ノックフィードバックをOFFにしたROMデータの出来上がり。







早速、ROMに書き込んで・・・・












ECUにセットして走ってみます。



ぶーん






青が、P11純正ECU(5J002)で、走ったデータ。
赤が、純正データをもとにノックフィードバックを切った改造ECUの走行データ。




ふむ。加速の状態はほぼ同じ。


ノックセンサーを読まないことで、制御に不要なフェイルセーフがかかるかと不安でしたが、問題なさそうです。

実のところ点火時期のマップを見る限りでは、ノックフィードバック領域は低回転高負荷時だけなので、4000回転以上の全開加速では、ほぼ影響がないのかもしれません。






念のため、低回域もログを比較してみましたが、その領域はやはりフィードバックを切ったほうがよさそうです。ONのままだと、点火時期が微妙に乱れます。












ノックフィードバックについてはこのくらいにして、次のデータを弄るとしましょう!
Posted at 2015/06/18 08:06:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | VEシルビア ECU編 | 日記
2015年06月08日 イイね!

改造ECU動作チェック

改造ECU動作チェックどうも。トライズです。

出張で電車使うからその間ブログがかけるぜ!って思ってたのに新幹線だと意外と乗ってる時間少なくて、書きあげられないという(汗




えーと。

コンピュータチューニングといえばやっぱフルコンっしょ!VproかPowerFCでしょう!というセオリー無視して、純正ECUを改造するぜ!とか、あえて茨の道を踏みに行くような少々変わった研究所(所員1人)に所属している私ですが、これはこれで割りと楽しかったり。ぐふふ。






シルビアに乗せたSR20VEエンジンを制御するために、純正ECUをROM書き換えできるように改造してみました。

こんな感じ↓

追加基盤取り付け





車両への固定は、純正のブラケットでできるんですが、今回ふと思い立ってー









ECUをタンデムにしてみました!

後ろのECUは、純正の未改造品。
これで、もし何かあってもすぐ純正ECUに差し替えられます。便利。








搭載するROMチップには、純正ECUから吸い出したROMデータをそのまま書き込んであります。

エンジンをかけ、車両の診断コネクタにパソコンを繋いで、NissanDataScanでECUにアクセスします。




各種情報表示・・・





とりあえず、改造ECUは正常に動いている模様。









NDSの機能を使って、ダイアグ(故障)コードをチェック・・・





ひとつエラーコードが出ています。
コード34は、ノックセンサー信号系統。ノックセンサーが断線、または短絡しているときに記録されます。

配線や、カプラー、センサー自体もチェックしてみましたが異常無し。さらに、ECUを純正に差し替えると、エラーは出ません。




ふむ。。



追加基盤の販売元に問い合わせたところ、ノックセンサーの読み込み不良は仕様のようなものとのこととの説明をいただきました。

純正ECUに増設する追加基盤型のこうした製品は、ECU内部のCPUと、CPUが参照する信号や情報との間にゲタをかませるようなものなので、全てのセンサー系信号を標準どおりCPUに送るというのも結構難しいそうで。

一応、しばらく前に同基盤のアップデートがあり、ノック不良も対策されたそうなのですが、残念ながらP11のECUではダメだったみたいですね。同じ基盤を使うS15のECUならもしかしたらノックも読めるようになったのかもしれないです。




ただしかし、マイナーエンジンのECUにちゃんと対応する追加基盤を出してくれているだけでもすごくありがたいので贅沢は言えません^^;






ECUがノックセンサーの値を読まないと、ノックが出ている(かもしれない)として安全な制御に切り替わるので、燃料&点火の補正マップはレギュラーマップ側を読むようになります。

改造したECUでフル加速してみたのですが、電源入れて最初の数回は、気持ちよく加速したのですがしばらくすると、なにやらもっさりした加速しかしなくなりました。






とりあえず、対策として、レギュラーマップ側も、ハイオクマップと同じデータをコピーすることで回避しようと思います。
あと、高負荷低回転域のノックフィードバックも全部殺してしまうことにします。



他にも何か影響があるかもしれませんが、フルコンのFconVとかもしばらく前までノックリタード機能なんて付いて無かったですからね。我慢して使おうと思います。





後日、ノック制御を殺したROMを焼きなおしてテストしてみます。

がんばろー!
Posted at 2015/06/08 22:03:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | VEシルビア ECU編 | 日記
2015年05月27日 イイね!

PLX 高精度空燃比計

PLX 高精度空燃比計こんにちは!トライズです。

5月病を言い訳に仕事をサボりまくる素敵な季節ももうあとわずかですね。
まあ、6月入っても言いますけどね。オレ5月病だわ~ww





最近、宣伝にはまったく使われてない(汗)前川自動車デモカー、VEシルビアですが、コンピューターチューニングの用意を着々と進めております。


カムを変えたり、給排気系を変えたりした場合、必要になってくる「燃調」というもの。

燃調をざっくり言えば、エンジンが吸い込んだ空気にちょうど良い量の燃料を送り込むように調整することです。

純正のコンピュータそのままでも、ある程度は学習して自動で調整してくれるんですけどね。
純正の学習は主に排ガスのクリーン化だったりするので、チューニングカーはやっぱちゃんと手動で燃調を取りたいものです。





で、実際に空気と燃料の比率がちょうど良いか判断するための計測器が、タイトルの空燃費計というものです。A/F計とかワイドバンドAF計とか呼ばれたりもします。

空燃比計のセンサーはエキマニ付近に取り付けられ、排気ガス中のO2(酸素)の量を計測します。


燃焼後のガスに残されたO2の量から、取り込まれた空気と燃料のバランスを逆算するわけですね。


同様のO2センサーは純正のエンジンにも付いているのですが、それの高精度版を燃調セッティングで使います。




空燃比計は、いくつかのメーカーが出ていますが、今回使うのはPLXというメーカーのもの。
精度が良く、センサーが比較的安いのが利点。



PLX M-300TE






会社で使ってるやつを勝手に持ち出してきましたw









あとついでに、排気温度計も用意しました。


Defi Racer Gauge






NAなのでめったなことは無いと思いますが、以前、排気ポートから溶け出してブローしたNAエンジンを見ているので、ちょっと気にしてみます。









メーターの取り付けは、近頃なにやら野生的な刺激に飢えているので、思う様ワイルドな固定法を選択!






こんな感じ。







ガムテープ!!w




おお!そういえばただの飾りだったはずのダッシュボードが珍しく"メータの固定台"として役立っているwww



なんかこう、すっごい雑な改造感が実は結構好きだったりします。


今後も乞うご期待!
Posted at 2015/05/28 00:10:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | VEシルビア ECU編 | 日記
2015年05月14日 イイね!

Nissan Data Scan 導入

Nissan Data Scan 導入しばらく間が開くとどこまで書いたか覚えてないぞっと♪

どうも!トライズです!






プライベートROMチューンをやるにあたり、気になっていたモノを導入しました。


Nissan Data Scan


知る人ぞ知る。てか知ってる人は知っている日産車用自動車診断機の社外版ですな。




ほとんどの車には、運転席の足元あたりに診断コネクタというものがついています。
純正のECUは、エンジンに異常があった場合にその異常箇所を記憶するようになっているのですが、それを診断コネクタから読み出すことで、故障診断にかかる手間を削減できるわけですね。

また、診断コネクタを介した機能は他にもあり、診断機を繋いだ状態でエンジンをかけると、ECUが読んでいる各センサーの値をモニタリングできたりします。



チューニングエンジンをフルコンを使って燃調をとる場合、パソコンと専用のソフトで(もしくは専用端末で)各センサーの値を表示し、マップのどこを読んでいるのかを特定し、データを編集します。



純正ECUのROMチューンの場合も、各センサーの値を見ながら調整したいので、このNissan Data Scanを使って診断コネクタからECUをモニタリングしてみようと思います。






ちなみに、Nissan Data Scanというのはソフトウェアの名称。
いくつかバージョンがあるようで、

Nissan Data ScanⅠが旧日産診断コネクタ用
Nissan Data ScanⅡがOBDⅡ用
Nissan Data ScanⅢは、コンサルト3対応のやつらしい。



で、ソフトとは別に診断コネクタとパソコンを繋ぐためのケーブルが必要なんですが、

↓ここで買えます。

Garage In-take! HP

NDSソフトウェアとblaZtのケーブルがセットで販売されています。
昔のPCで主流だったシリアルポート(RS232)用とUSB用がありますが、私は迷わずUSB用を買いました。








さて、これで車とパソコンを繋ぐ用意は整ったのですが、NDSにはデータモニタリングとは別にもうひとつ機能があります。




診断コネクタからECUのROMデータを読み出すことができるんです!




えーと、純正ECUを改造して、追加基盤を取り付け、ROMチップを搭載しても、データが入っていなければ動きません。

ROMチップに書き込むデータは、純正のものを編集するので、元になる純正データが必要です。

純正ROMデータ自体は普通に売ってるのでそれを買えばいいのですが、せっかく手元に純正ECUとそれを読み出すツールがあるので、早速やってみます。







えーこんなかんじ。





ちなみに、吸いだしてる車はシルビアの前に弄っていたN15パルサー。当然のようにダッシュボードがありませんが、これで完成形w これで現役実働状態w




とりあえず用意したデータは、
P11 SR20VE 前期
P11 SR20VE 後期
N15 SR16VE
とついでに、
S15 SR20DE
も、データの参考に。



追加基盤を取り付けたECUは、P11 SR20VE 前期で、最初はこの同じECUから吸い出したROMデータでエンジンを動かしてみます!


あ、そういえばブログが後先になってしまいましたが、追加基盤を取り付ける前でないと、純正ROMデータを読めない気がします。取り付け後は試してないですが。

うちにはなぜか、20VEのECUがいくつも転がっているので何とでもなるんですがね。



それでは!
Posted at 2015/05/17 23:31:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | VEシルビア ECU編 | 日記

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「コンロッドの件 http://cvw.jp/b/1963409/47817414/
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機械と数式と工作をこよなく愛するマッドメカニック。 「できないんじゃない、作るんだ!」をモットーに、自動車改造の限界に挑戦中。 NeoVVL...
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