VCDS 15.7.4: ハイビームアシスト(HBA)設定
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
自動でハイビームに切り替えるHBAという機能をONにしてみました。
色々調べたらシンクレアさんが詳細に設定方法を記載されており大変参考になりました。ウチのVerでは少し項目が異なる部分もあったので作業LOGとして書き残してみます。
まずケーブルを車両とPCに接続してイグニッションON(エンジンはかけない)の状態にします。
VCDSを起動したら、Select Control Module(Select)→ Common タグ → 09-Cent.Elect をクリック。
Security Access - 16 をクリックしてSecurity Code「31347」を入力して Do It !
Adaptation - 10 をクリックしたら Chennel のコンボから「Assistance light functions-Menuesteuerung Femlicht assistent」を選択
New Value で「present」を選択して Do It ! で反映。
2
次に Coding - 07 をクリックして Long Coding Helper を開きます。
Byte 2の「03 Lighting:Bi-Xenon Headlights with Light Assist(PR-8IG/8IP+8G1)」を選択して閉じたら、前window で Do It ! にて反映。
3
次に Fault Codes - 02 でエラーを確認します。Databusにエラーが出ていたら Clear Codes - 05 でエラーを消して Done Go Back で作業続行です。
4
09-Cent.Elect を抜けて A5 -Frt Sens. Drv Assist をクリック。
Security Access - 16 をクリックしてSecurity Code「20103」を入力して Do It !
Coding - 07 をクリックして Long Coding Helper から Byte 2の「01 Light/High Beam Assist Mode1 - Light Assist(LA)」を選択して Do It ! で反映。
5
次に Adaptation - 10 から Chennel のコンボで「Night vehicle detection deactivation brighness」を選択
New Value で「15」を選択して Do It ! で反映。
これがロービームに切り替わる閾値になります。
6
同じくChennel のコンボで「Activation speed for high beam assistant」を選択
New Value で「30」を選択して Do It ! で反映。
車速が30km/h以上になるとHBAが作動するようになります。
7
同じくChennel のコンボで「Speed threshold for high beam recommendation off」を選択
New Value で「20」を選択して Do It ! で反映。
車速が20km/h以下になるとHBAがハイビームに切り替わらない設定です。
8
最後に確認で、VCDSの初期画面まで戻って Auto Scan をクリック。
Gateway Installation ListをクリックするとFaultの一覧がでてきますので、ここで赤字がないことを確認します。
もしかしたら今回設定した項目と全然関係ないところにエラーが出てるかもしれませんが、ついでに消しとけばといいと思います。私はTVチューナーでエラーが出ていましたのでついでに消してみました。継続した問題なら再度でてくるでしょうから、その時に対応考えればいいかなと。
設定できたら、エンジンかけてライトをAUTOにします。ハイビーム切り替え(レバーを奥に1回押す)でMFIにマークが出てくればOKです。もう一回操作すると普通のハイビームになります。以降はハイビームとHBAの繰り返しです。
上記の設定で試走してみましたが、街灯のある市街地ではロービームのままで、郊外の暗い道に行くとハイビームに切り替わりました。対向車のライトや先行車のテールライトを検知してロービームになるのでいい感じです。
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