シトロエン ベルランゴ
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4405×1850×1850mm
ホイールベース:2785mm
車重:1610kg
駆動方式:FF
エンジン:1.5リッター直4 DOHC 16バルブ ディーゼル ターボ
トランスミッション:8段AT
最高出力:130PS(96kW)/3750rpm
最大トルク:300N・m(30.6kgf・m)/1750rpm
タイヤ:(前)205/60R16 96H/(後)205/60R16 96H(ミシュラン・プライマシー4)
燃費:18.0km/リッター(WLTCモード)
シトロエンのベルランゴがマイナーチェンジするというニュースが出た。
大変だ、フロントマスクが普通になっちゃうかもしれない。
あの
キモカワなところがいいのに!
そんな中、カミさんが近所のシトロエンにベルランゴの試乗を申し込んでいた。
「うちにクルマ2台あるのに、スカイラインとレヴォーグって
お前が好きそうなクルマの2台構成はおかしいだろ。1台はわたしの好きそうな(キャンプに使えそうな)クルマにしろ!」
ということらしい。
ということで大田区のシトロエンに行ってみた。
ほほぅ、東邦自動車なのか。
東邦自動車は大田区にあるディーラーで、スズキや三菱なんかの店を持っている。
スズキではスイスポ、三菱ではアウトランダーPHEVを試乗したことがある。
今回はシトロエンのベルランゴだ。
店の中には2台のベルランゴが並んでいて、どっちも色がサーブルだ。
サーブルディションというらしい。
個人的には白がいいのだが、カミさんはサーブルをいたく気に入っていた。
汚れが白よりも目立たないから、サーブルでもまぁいいけど。
というわけで営業マンにベルランゴの内外装の説明を受ける。
カミさんが運転席に座ると少し「あっ」という顔になった。
シートが電動ではないのだ。これは今どき面倒だなと正直思った。
横幅はかなりゆったりしている。なにせ幅1850もあるのだ。
これはわりと好印象なのだが、Aピラーの位置が悪いのか、左のドアミラーを見るのに、結構顔を動かさないとダメだなと思った。
また、センタートンネルにあるやたら深いポケット。ペットボトルでも深すぎそうだし、「これなにに使うんですか?」と聞いたら、営業マンが「私はゴミ箱にしてます」というところで、なるほど!となった。
ダッシュボードにあるドリンクホルダーにしてはやけに浅くて底が細い穴。これも謎すぎる。のちにカングー乗りとこの話題になったときには「ヤクルトでもいれとけ」と言われた。
もひとつ気になったのが、2列目シート。
3席あるのだが、これが3等分なのだ。
見た目はおしゃれなのだが。
日本車だったら6:4とか4:2:4なのだが、3等分なおかつサイドが出っ張っているので1席が小さいのである。
後ろの席の人は小さい座席に座ることになる。
デブは小さくなって座る必要がある。
地味にいただけないポイントである。。。
もちろん2列目シートを全部倒すと広大な空間になるのだが、これも座席側が若干斜めになっているので中途半端な感じだ。フルフラットが望ましい。
助手席がフラットにたためるというプラスポイントもあった。
長尺物を乗せるのに役立ちそうだが、さしあたってはそんな長尺物は思いつかなかった。
ロングサーフボードとかか?サーフィンやらんけど。
あと、なんか屋根がガラスだった。いらんけど。
さて、実際に走り出してみる。
ちょっと横幅のでかさを感じる。
でかさを感じるとクルマ出すのが精神的にも肉体的にも面倒になるんだよな、とか思いつつ、第2京浜を川崎方面に向かって踏み込んでみると、1.5リッターディーゼルターボがグイグイとこのうすらでかい車体をひっぱる。
「意外といいぞ!!」
8ATのミッションも結構いい。
営業マンが言うにはアイシン製のATなので、以前のように壊れなくなったとのこと。
80キロくらいまで普通に加速していく。
「そうそう、これがいいのよ!」
先日、某スポーツを名乗るクルマに試乗した。
スポーツを名乗っていたのでそれなりにエンジンに期待して乗ったのだが、ひどくガッカリさせられた。
それとは真逆の印象だった。商用車ベースのエンジンなのでまったく期待していなかったのに、ふつうに加速したのでうれしくなってしまったのだ!
とはいってもディーゼルなので高回転側は頭打ちになるんだろう。
けれども高速道路はアクティブクルコンで120キロくらい出れば全然問題ないだろう。
下道でもちゃんと停止するところまで効くし悪くないのぅ。
そして思っていたよりは静かで乗り心地も良かった。
そこはさすがフランス車!なのか?
エクステリアはわりと好き。
インテリアは?(クエスチョン)多めだが、とにかく広いので狙っている用途とは合っている。
エンジンとミッションは悪くない!
というところで見積もりを作ってもらった。
新車のサーブルエディションのパターンと、在庫の新車のサーブルのXTRのパターン、そして3年落ちの中古車のサーブルのパターンである。
なんと新車のサーブルエディションは車体420万もしやがる!
ベルランゴの値段感としては個人的には300万ちょい~だったので、この金額にはビビった。。。
在庫の新車のサーブルのXTRがあるらしく、そいつもなんだかんだで値引いてくれたがそれでも高いな~という印象だった。
で、中古のベルランゴの見積もりを見ると、これも高い!
3年落ちでも全然落ちた値段じゃない!
シトロエンのクルマを中古で買うか?となると、新車とそんなに値段違わんなら中古を買う度胸は無いな~。。。
という感じ。
円安が憎い。。。
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Posted at
2023/12/27 17:50:52