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2024年05月14日

マクラーレンGTに乗ってみた

マクラーレンGT
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4683×2045×1213mm
ホイールベース:2675mm
車重:1466kg(乾燥重量)/1530kg(DIN)
駆動方式:MR
エンジン:4リッターV8 DOHC 32バルブ ツインターボ
トランスミッション:7段AT
最高出力:620PS(456kW)/7500rpm
最大トルク:630N・m(64.2kgf・m)/5500-6500rpm
タイヤ:(前)225/35ZR20 90Y/(後)295/30ZR21 102Y

ついに誰もがいわゆる「スーパーカー」として認識するであろうクルマに乗ってみることができた。
マクラーレンGTである。

スーパーカー世代かつ、F1も通っている世代としては、マクラーレンの名前のバリューは絶大だ。
素直にこいつに試乗できたことはうれしい。
そして最新で頂点のスポーツカーに乗れたということになる。
今後、自分のクルマ評価の、頂点のベンチマークになるだろう。997ポルシェターボを抜いて。

というわけで一通り説明を受ける。
まずはドアの開け方から。。。そう、こいつはカウンタック以来の憧れのガルウィング。
素直にかっこいい。
ぶっといサイドシルをまたいで尻をシートに落とすように乗り込む。

内装はコクピット感があって良い。
デザインがいいとか居心地が良いとかそういうのは無いがそれが良い。ただ金はかかっている気がする。
電動シートの位置合わせのスイッチがわけがわからなかったので、そこは丁寧に教えてもらった。

センターコンソールにはいろいろスイッチがあったが、内容はよくわからなかった
どうせATだからよくわからなくてもいいだろう。。。DボタンとRボタンくらいわかれば大丈夫だ。
で、エンジンをかけない状態でブレーキを踏んでみると。。。
なんか、踏み心地がいままで乗ったあらゆるクルマと全然違う!
固いというか硬い!がっちりしている!重いというのも違う。硬質な感じだった。

では、ついにエンジンをかけて、ゆるゆると店を出ようとする。
やたら硬い感覚のブレーキ。ちゃんと踏めるだろうか。がっつり踏まないと効かないんじゃないか。
杞憂だった。だいたい思い通りに効く。大丈夫だ。
ちなみにエンジン音は結構静かだ。最近のクルマだなと思う。

ノロノロと走ってみるのだが、とても乗り心地が良い
セールスマンが乗り心地の良さについて説明してくれたが、まぁそれはよい。
ちょっと感じたのは、まず鉄ともアルミとも違うボディ剛性感の感覚。
こいつはモノコックがカーボンでしかもバスタブ型。
軽いのにがっちりしているという謎の感覚。
そしてなんだかリアのタイヤの位置が近く感じる
車幅が2メートルオーバーなのに、クルマがすごく小さく感じるのだ。
交差点で曲がってみた感じ、リヤを支点にして曲がっている感覚がある。
がっちり路面をつかんでいる。腰高な感じも無い。
個人的にはMRやRRはちょっと怖さを感じて好きではところもあるのだが、こいつならあまり怖くないかもしれないと思った。

といわけで、直線で少し踏んでみる。
ノロノロと乗っているところから、床までアクセルを踏んでみる。
パンパンとATが変速してどんどんスピードがあがっていく!
おー、速い!けどあまりスピード感を感じない?
ブレーキをぎゅーっと踏んで減速。

そのまま店に帰って試乗終了。

試乗を終えてみて、すごいクルマに乗ってしまったという高揚感があるかというと。。。
実はそうでもなかった。。。

乗ってみた感じはとにかく精密で硬質な機械に乗っている感覚はある。
こいつに比べたらポルシェの718ケイマンGT4.0すら緩く感じる。
その感覚はまさに今までの中で頂点だと思う。
エンジンもとてつもなく速い。変速も一瞬でラグ無くずーっと加速している。

しかし、なんだかあまり刺激がないなというのが正直なところである。

とてつもなくすごいクルマだが、自分が感動するクルマはそれじゃないということに気付いてしまったのかもしれない。

まず、最初に思ったのは、やはりATだということ。
どんなに速くてもATはどうやってもつまらない
今のATはとてつもなく速い。それに回転数に応じてどんどんシフトアップもしていくのでほぼシームレスに加速していく。
どうも、このシームレス感が、あまり刺激を感じない原因であるような気がする。

MTでシフトアップするたびに、ぎゅーんと伸びた加速をする、あの(無駄な)間が好きなのかもしれない。

あとはボディとかがとても硬いとかトラクションもコントロールされているせいか、シートに張り付く感覚も希薄な感じがする。
R33のチューンドカーに乗ったことがあるが、4WDにもかかわらずフロントタイヤが浮いてしまって、リヤタイヤがギャギャギャと鳴って前に進まない、みたいなバカバカしさは全くない。
フラットにシームレスに加速していく。

またエンジンも、RB26のように無理やりタービンで空気を押し込めて、エンジンの性能を超えて加速していく感覚もない。

マクラーレンGT。
とてつもなく速くて、とてつもなくレベルの高いクルマだった。
そこは間違いない。

しかし、自分にとって
速いクルマ、レベルの高いクルマ = おもしろいクルマ、欲しいクルマ
では無いということに気付かされてしまったのであった。。。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2024/05/14 17:10:23

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