見せてもらおうか７倍の価格差を　　　　　　　　　　　　　ガラスのウロコ取り

どこに住んでも海が近い長崎ということもあって，釣りは長崎ではメジャーな趣味です。
というワタシも釣りにはまっていた時期がありました。（道具は今もひとそろいあります）
釣った魚は，嫁に料理してもらいましたが，ウロコとって，内臓とって，頭を落とすまでは，ワタシの仕事でした。

なので，アジゴなって釣ってきた日には，釣りより後処理の方が大変でした。

画像は，カルシウムくんというのだそうです。

今回登場するのは，もちろんこちらのウロコです。
通常ならば，ガラスコンパウンドで処理するでしょうが，とにかく強敵で歯が立ちません。

途方に暮れていると，ダイソーでこれを発見！

これが今回の相手の画像です。
ごらんのとおり，雨染みがこびりついています。
窓すべてがこの調子です。

さっそく試して見ます。
使い方は，窓を洗って砂粒を落としたあと，水をたっぷりつけながらこするだけ。

ところどころ引っかかりを感じますが，「これで落ちてるんだ」と思い，こすり続けます。

あとは，水で流して，拭き上げます。


で



落ちません



なので



もう一度



今度は強めにいきます



結果



キズが入りました(T_T)



目立たないところですし，近くでガン見しないとわかりませんが・・・・

やはりダメか・・・と途方に暮れていると，ホームセンターでこれを発見！


しかし，高い！


７倍の価格差があります。



ともかく，次にコレを試します。


一応断っておきますが，注意書きにはちゃんと
「車には使わないでください」


とあります

施工後です

みごとに落ちてます


ただし，さすがに１個で窓すべてを磨くのは，ムリがあるようです。
だんだんと効力がなくなり，やがて力尽きました。


それと，うす～くですが，磨きキズが入ります。

あくまで，屋内の鏡用ですので，車に使う場合は自己責任で

こうなってくると，あとは「溶かす」しか手が無くなります。

相手は，カルシウム（炭酸カルシウム）ですから，酸を使用します。

ちなみに，クエン酸も試しましたが，効果はほとんどありませんでした。
時間かければ，効果アルカモしれませんが，嫁車を長時間拘束するのは，ムリなので・・・。

あと考えられるのは，塩酸

市販で手に入る塩酸と言えばコレ！

ただし，文字通りの強酸なので，実際施工するとなると，かなりムズカシイでしょうね。



今のところ，これでいいや！ということで，フッ素系ガラスコーティングして終了です。