
楽しい大分県での裸族温泉旅行の旅も最終日…
初日以外は天候に恵まれ、珍しい温泉にもしっかり浸かることが出来て、嫁も満足げで機嫌がいい 笑
この日は、20年ぶりの再訪となる黒川温泉の旅館「山河」の露天風呂に入ること、みん友さんのブログを見てどうしても行きたかった長湯温泉「万象の湯」に浸かること、嫁がどうしても大分県立美術館(きらめく日本美術1300年の至宝)展を観たいというので、この3つを訪問してから大分空港に向かいたいと思います。タイムキーピングをしっかりしないといけませんね…苦笑
大分発羽田行きの飛行機は、最終便の19:30発だったのである程度余裕でしたが、もう少し浸かりたい温泉があったりして、嫁とは帰りの飛行機で、またリピートしてもいいねと意見が一致しましたよ!

今回は大分温泉県の旅と言いながら、実は黒川温泉は熊本県阿蘇郡南小国町にあります。壁湯温泉からは国道387号→国道442号と、大分県と熊本県の県境にある桶蓋山(標高1500m)をぐるっと回って進むことから熊本県を通ります。素晴らしい阿蘇台地の景色♪

黒川温泉は1986年に「入湯手形」を導入し、現在黒川温泉28か所の自然情緒あふれる露天風呂巡りを可能とし、爆発的な人気を博しています。

その人気の理由は、自然と一体化した「里山の風景」を守るため、不必要な看板撤去や木々の植樹を行い、「入湯手形」による湯めぐり文化、黒川温泉全体を一つの旅館として取り組むホスピタリティが評価されているからなのですね~

温泉という大地の恵みは、黒川温泉にとって欠くことの出来ない自然資源です。そのために、入湯手形の1%が環境維持のため、保全活動に還元されていますぞ。

なかなか賢いやり方ですが、どちらが先かはよく分かりませんが、まさしく由布院モデルで地域住民による黒川温泉郷の繁栄を、自然資源を大切にすることを最重要課題として街づくりを計画しています♪ 皆さん「入湯手形」を購入して3つの露天風呂を回ると、黒川地蔵尊の境内にある入湯手形の納め処にぶら下げます…

バッカス夫婦は20年前に黒川温泉に泊まり、「入湯手形」を購入し、3つの露天風呂を回りました。当時は温泉ソムリエも取得していませんでしたし、ただの観光気分で7種の泉質が重ならないようにお風呂を選んだと思います。今にして思えば、温泉への興味を高めてくれたきっかけになったのが、この黒川温泉だったかもしれません…

スイフトくんは、黒川温泉の中心にある「ふれあい広場」の駐車場に停めました。今回は時間の関係もあり、3つは回れないのでピンポイントに旅館「山河」の露天風呂に入りましたよ。「山河」は黒川温泉の中では西の端にありますので、ハイキングがてらぶらぶら歩いて向かいました!

「山河」には、二つの源泉があり、掘削自噴の一号泉の泉質は、単純硫黄泉で、高血圧、動脈硬化、慢性皮膚炎、慢性婦人病、切り傷、糖尿病に効くといわれています。また、源泉汲み上げの二号泉の泉質は、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉で、動脈硬化、慢性皮膚病、切り傷、やけどに効くといわれています。

日帰り入浴では男女の露天風呂のみ可能で、女性の露天風呂は美肌の湯重視で源泉汲み上げの二号泉、男性の露天風呂は、どのような配分かは分かりませんが、一号泉と二号泉の混合泉とのことです。

両方の良い所取りが出来るのが素晴らしい…

平日の昼間でしたので独泉でした♪ 横を流れる田の原川の水音を聞きながら、若干茶褐色のお湯に身体を委ねました。

二つの泉質が複雑に絡み合う素晴らしいお湯でした。男性露天風呂には打たせ湯もあり、程よい熱さのお湯を存分に楽しむことが出来ましたぞ…

全体的に浅いので湯口近辺は43度ぐらいですが、離れた奥でゆったり寝そべれば、40度前後となりついウトウトしてしまいます…苦笑

帰りもスイフトくんが停まっている「ふれあい広場」まで歩き、「パティスリーROKU(麓)」のシュークリームを嫁と半分個しました。

実はこのシュークリームは20年前にも食べましたよ 笑
さあ、次に向かうのは長湯温泉の「万象の湯」です。黒川温泉から長湯温泉は、国道442号を大分市に向けて進み、久住で県道30号に入ります。

長湯温泉が有名になったのは、ここは世界屈指の炭酸泉湧出地だからですね。湯船に浸かるだけで全身に気泡が付くような高濃度炭酸泉は、炭酸ガス(CO2)が体内に吸収されると毛細血管を拡張し、血行が促進されます。疲労回復、皮膚病、神経痛、運動障害を伴う病気にも効果が期待出来るようです。

さらに飲泉することで肝臓病、糖尿病、慢性胃炎、便秘などにも効果があると言われ、言わば「生き返り(若返り)」の温泉と言われていますよ♪(こちらは頂き写真です)

ここが注目されたのは、化粧品や日用品のメーカーである「花王」が、入浴剤の新製品開発の参考のために全国の炭酸泉を回り、成分分析を繰り返し行っていました。その結果、長湯温泉の炭酸ガス濃度が極めて高く、とても貴重であることが分かり、その話が全国に広がったことから「日本一の炭酸泉」と呼ばれるようになったそうです!(こちらは頂き写真です)

こちらは、温泉街の中心を流れる芹川の河原にある混浴露天風呂の「ガニ湯」です。たぶん、ここは露出狂でないと入れないな~ ちなみにこのお湯はパイプでの引き湯なので、炭酸は抜けています…苦笑(こちらは頂き写真です)

自分が向かったのは「万象の湯」で、ここは長湯温泉歴史伝承館に併設されています。

ここは宿泊も可能で、多くの湯治客が長期滞在するそうです…

入浴のお作法は、まずは内湯の高濃度炭酸泉(40度前後)に浸かります。目安は5‐10分と書いてありますが、個人差があり、額からの発汗が見られたら出る感じですかね…

その後、外の半露天風呂で芹川のせせらぎを感じながら腹式呼吸で15分程度黙浴をします。

身体が芯から温まったら、ようやくブクブク水風呂へ。水風呂は、浴槽内を手で刺激して気泡を発生させることが出来ますぞ。実は炭酸ガスは、水温が高くなればなるほど水に溶けにくくなり、0度で約3,400mgに対して40度になると約1000mgまで低下してしまうのです!

この3段階の入浴を繰り返すことで、この高濃度炭酸泉の効能をしっかり享受することが出来るのですね♪ ちなみに「万象の湯」の正式な泉質は、ナトリウム・マグネシウム・炭酸水素塩泉で、湯船に付着している固形物はカルシウム中心の湯の花の結晶だそうです。これで温泉旅は終了です。長湯温泉では、「ラムネ温泉」にも入ってみたかったのですが、時間の関係でパス…残念!

嫁の鋭い目が背中に刺さるので、スイフトくんに頑張ってもらい、大分市の大分県立美術館に急ぎました…

大分県立美術館(OPAM)では「きらめく日本美術1300年の至宝」展が行われていましたぞ… この美術館は、建築家・坂茂氏の設計で、竹工芸をイメージさせるモダン建設ですね♪

こちらの1階ホールにあった巨大な卵は、オランダのデザイナー、マルセル・ワンダース作製の「ユーラシアン・ガーデン・スピリット」というものだそうです。絶妙なバランスで、押してもゆらゆらと揺れて倒れないこのタマゴ…「揺らして構いません」と書いてあったので、結構強めに押したら、受付の御姉様が走ってきて静止させてしまいました! ゴメンナサイ… 夕方、5時を回り、そろそろ大分空港のニッポンレンタカーにスイフトくんを返さなくてはならないので、大分県立美術館を後にしました…

無事大分空港に着き、機体整備の遅れで19:30の出発時間が30分以上遅れるとのことで、軽く食事をすることにしました。大分空港3階のレストランフロアには、初日の鉄輪温泉で泊まった神和苑「宙(SORA)」と同じ名前のお寿司屋さんがありました。

自分はまず刺身をつまみに地酒を一合…

するとお好みで握ってもらっていた嫁が一言… そういえば関サバと関アジ食べてなかったね~ と猫なで声。「食べれば」と伝え… 美味しそうなので自分もたのみ、お会計で嫁がトイレに消えていると、ふと見たお会計の値段が… あれ?? こんなに食べたかな~という金額。明細をよく見ると、関サバ、関アジが一貫1,500円!! 嫁が消えた理由がよく分かりました 苦笑

楽しい二泊三日の大分旅行はあっという間に過ぎてしまいました。使用していない写真も沢山あります。こんな写真で悲しいアピール…ははは! まだまだ浸かりたかった温泉も沢山あり、必ず再訪したいと思います♪
4回にも亘る長文にお付き合い頂き、本当にありがとうございました~!!