R299を駆け抜ける…群馬編

さて、比較的単調な埼玉県の国道299号は、若干離脱しながらも終了　苦笑　県道71号のワインディングを楽しみ、土坂峠を越えるとそこは群馬県…相変わらず県道71号は快調に攻められるワインディングです。
群馬に入るとそこは「神流町」。群馬県で言えばほぼ最南部に位置する町ですね。神流町は、関東一の水質を誇る清流「神流川」と自然豊かな西上州の山々に囲まれた「水」と「緑」に恵まれた町です。神流町といえば、全国で最初に「鯉のぼり」をイベント化した元祖として知られ、また、日本で初めて恐竜の足跡化石が発見されたことから「恐竜王国」としても有名なんです。残念ながら、ここ数年は過疎化が進んでしまっていますが、恵まれた自然を活かしつつ、「神流マウンテンラン＆ウォーク」などの交流事業も積極的に行って、若者の移住を歓迎しているようです。

県道71号で、国道462号にぶつかる前に、神流町の観光地図を見つけました。ちょっと汚れていますが、アオハル号と記念写真♪

国道462号にぶつかったら左折して神流川沿いを南下します。

アユ釣りが解禁となっているのか、至る所に車が停められて、渓流で皆さんアユ釣りを楽しんでいるようですね。

やがて進むと、「丸岩」と呼ばれる巨岩が神流川のど真ん中に鎮座しています。この辺りもアユの絶好の釣り場のようですね。

国道462号はやがて国道299号と合流し、「十石街道」と呼ばれています。アユ釣りの人のためか、丸岩の近くには、神流川鮎神社なるものがありましたぞ！！

そして神流町の市街に入るとすぐに見つけたのがこちらの「神流町恐竜センター」です。

昭和60（1985年）年4月3日、群馬県多野郡中里村（当時）で、日本で初めて恐竜の足跡が発見されました。この大発見を契機に、村は恐竜で村おこしを始め、恐竜王国を建国しました。そして、昭和62年に恐竜王国・中里村（当時）の中心的施設である、恐竜センターが開館しました。さらに、平成15年4月1日に中里村と万場町が合併して「神流町」となり、「恐竜王国 中里」は、しっかりと神流町に引き継がれたのです。

なかなかリアルな展示も多く、見ごたえがありますよ。子供さんなど（孫でも　笑）、男の子なら一度は恐竜にハマるので、是非連れて行ってあげてください！

さらに進むと徐々に山間の道の色合いが濃くなってきますね。しかし、まだここは国道2本が重複している区間です。どこまで続くのかな？？

そして、「道の駅上野」がありますぞ。ここは、看板に書いてある通り、群馬県での道の駅第一号だそうです。

さあ、ここからが「酷道」の開始となります。

今からして思うと、これが国道なのかと！！　驚きの連続でした…　
「国道299号よ、おまえもか～！！」という叫びをあげてしまった看板が…

もちろん、HPを確認すればすぐわかることなのですが…苦笑

そして途方に暮れるアオハル号…

さらに不覚にも地図を見誤ったことで、迂回路をすぐに見つけることが出来ずにこの近辺の山の中を彷徨ってしまいました。

ここは本当に心細かったです…（明らかに違う道でした　笑）

ここで記念写真？？　確かにパラパラと、ルーフには小石が落ちてきてました！

国道299号を遡ること約20分、ようやく迂回路の入り口を見つけました…

しかし、本当にここでいいのかと疑いたくなるような入口ですね…

不安は隠せませんが、ここを行けと書いてあるのでそれに従うまでです！

しかし、実際に走ってみると、なかなかいい感じの林道でした。さすが迂回路として指定されているだけありますね。林道矢弓沢線侮れませんよ～

とても綺麗なコンクリート製の堰も出来ていますが、大雨が降ったらここを滝のように雨水が流れていくのでしょうね…

そして群馬県と長野県の境にある十石峠に向けてヒルクライムです。

綺麗なガードレールがあるところを見ると、さすが長期に亘って迂回路となるだけあってちゃんと整備されているようですね。

標高が上がってちょっとガスってきましたぞ…

何とか十石峠に到着しました♪　しばらく休憩していたら、スバルのWRXが良い音をさせながら反対の長野側から登ってきたので色々情報交換をしました。

さてここからは長野県です。次のブログに続きます！!

おまけは、相変わらず泥んこにされてしまうアオハル号…可哀そうですね、でも帰ったらしっかり洗ってあげます。

そしてダートの走破力に関してもYOKOHAMA ADVAN Sport V107には信頼以外の言葉が浮かびません！！　ははは