
メリークリスマスです♪
23-24の週末は、今まで真剣にX3Mコンペで雪道走破を行っていなかったため、今年最後の秘湯として福島二岐温泉の「大丸あすなろ荘」に向かいました!
しかし、数日前に旅館に電話すると、「雪なんて全然ないよ~♪安心してきてください!」だって… 「それじゃつまらないのだよね…」と思っていたら今年最大の寒波が来襲ということで結構ビビりました!!
災害級の大雪と言われ、既に5年落ちのピレリ・スコーピオンですが、総走行距離は短く、溝はしっかりあります。雪の山道でのポテンシャルを確認したいと考えましたが… ビビッて中止も検討し、もう一度前日に旅館に電話をすると、「四駆でスタッドレスなら全然大丈夫です!」と力強いお言葉を頂き、快晴の東京を7時過ぎに出発しました。
東北自動車道は比較的空いていました。災害級の寒波が来るというので、北に向かう「物好き」はあまり居なかったようです 笑 加須ICを過ぎるとすでにクルーズコントロールが使えるぐらい空いてきました。岩槻ICを過ぎて最高速度が120km/hとなったことでクルーズコントロールをオン♪ アオハル号は初期のX3Mコンペですが、ちゃんとアクティブクルーズとなっており、前車に近づくと自動的に速度調整をしてくれます。TT Coupeはクルーズコントロールが付いていますが、アクティブではないので遅いトラックにはそのまま突っ込みます…笑 TTSやTTRSにはさすがにアクティブセーフティが付いているんだろうな~

さてさて、「大丸あすなろ荘」をナビに入れると、白河ICまで東北自動車道を進めと。掲示板では矢吹ICからは冬タイヤ以外の走行を禁止との表示が…(見え辛くてスミマセン!)

そんな退屈なドライブは出来ないと、黒磯板室ICでさっさと降りて西側の山間を通ることとしましたぞ。吉と出るか凶と出るか…苦笑

粉雪が舞う「りんどうライン」を進み、K17(那須街道)を北上。途中で若干道を逸れ、雪道を探します…

那須高原が近づいてくると車道が完全に白く染まってきました! 空いていた駐車場でスコーピオンの感触をじっくり確かめました。

温泉神社が近づいてくるとどんどん山道らしくなりますね。

おっかなびっくり、新雪の温泉神社駐車場に突っ込むものの、無事脱出することが出来ました。ピレリ・スコーピオンいい感じです♪

ここは公衆トイレかと思ったら足湯でした…苦笑 靴脱ぐのは寒いかなと思い、代わりにかじかんだ手を温めましたぞ。

そしてこの先には有名な「鹿の湯」がありました。以前一回来ましたが、駐車場が混雑してたので、今回は入らず先を急ぎました…
ここからは白銀の未知の世界です。K290をN289に抜けるのですが、通行車両が少ないせいか、うっすら轍が残る程度です。路肩に寄り過ぎないように気を付けて駆け抜けました。

AC Schnitzerのフロントリップが雪に刺さります。フロントの障害物を知らせる警告音が鳴りっぱなしです。これらは事前に解除した方が良さそうですね。タイヤハウジングにどんどん雪がこびりついていきます。特に気にはなりませんが、轍が深いとアンダーカバーが雪に当たり、タイヤが空転しているのが分かります。

上りのオーバースピードは、アクセルオフでだいたい挙動を回復することが可能ですが、下りは直前のストレートでしっかりABSを利かせてでもスピードを落としてコーナーに侵入しないと、冷や汗に塗れますぞ…苦笑 360度ターンを2度ほどしましたが、一応対向車が無いことを確認してますが、今からして思えば背筋が寒くなるぐらい後悔しています。雪道を毎年走破されている方々からは怒られそうです。下りは絶対過信してはいけませんね。

慎重な運転に慣れ始め、ようやくピレリ・スコーピオンの許容範囲が分かってきました。結論から言えば思った以上に限界が高く、ホッとしたのも事実です。

そうしているうちに県境を越えて福島県へ…

気温は-5度です。もちろん寒冷仕様の車ではありませんが、BMWはしっかりと欧州の山道を安全に走れるように造られているようで、ABS、DSC、M xDriveなどの電子制御がフル稼働して、雪の山道初心者である自分をしっかりサポートしてくれました。

N289はさすがに交通量が多く、商業大型トラックも多いと思われ、アスファルトが見える部分が増えてきました。

トンネルの入口/出口に関しては、より入念に除雪がされているようです。
お腹が空いてきたきたので、「道の駅しもごう(下郷町)」でランチにしました。

寒かったので暖かい汁ものが食べたくなり、名物「会津地鶏ラーメン」を戴きました♪

実際の味はどうかというと…

会津の方々には大変申し訳ありませんが「フツウ」でした! でも身体はしっかり温まりましたよ…苦笑
さて、ここから二岐温泉に行くには、二岐山をぐるっと迂回する必要があり、下郷町から阿賀川沿いにN121を北上し、N118に入る必要があります。

一時的に雪が強まり、再び道路は白銀の世界へ。商業大型トラックの後を走るときは、必要以上に車間を開けた方が良いですね。なぜかというと、付着した雪が、その重さで剥がれ落ちるのですが、その大きさが結構半端ないのですよ…

場所は違う道ですが、このような塊が完全に道を塞いでしまうケースがあります。突っ込んだらそこそこ車にダメージがありそうですぞ…

こんな可愛い歩道用除雪車が走っていましたが、こんな大雪で歩道を歩く人はいるのでしょうか…?!
チェックインの15時までには若干時間があったので、ちょい先の羽鳥湖に向かいました。

北国にはよくある光景ですが、地形的に雪の吹き溜まりが出来そうな所には、このようなスノーシェッドがあり、積雪を防いでくれます。雪は無いですが、雪解け水が凍結していることがあるので不要なアクセルは厳禁ですね♪

天候が悪化し、どんよりとした景色の中の羽鳥湖です。

アオハル号もこの雪の中、元気に走ってくれました♪

今回雪国を走って不思議に思ったのは、意外と橋の上には雪が積もっていることですね… なんでだろう??

天栄村の観光案内図が見えてきました。

この坂を下り、再びN118から二岐温泉への林道を入れば「大丸あすなろ荘」はもうすぐです。
今回、5万kmのキリ番ゲットも一つの目標だったのですが…

雪道に悪戦苦闘している間にアッサリ超えてしまいました…涙 もともとキリ番は気にしていませんでしたが、さすがに5万kmは一つの節目だったので残念です…苦笑
今回、たまたま痛い目には合わず、雪道ドライブを楽しむことが出来ましたが、雪道は通常以上の細心の注意が必要です。このような雪道を通勤で使用されている方もいらっしゃいますね。本当にご苦労様です!!
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Posted at
2023/12/26 00:02:15