西沢渓谷を歩く…

西沢渓谷結構好きです♪
思った以上にハードな前半の渓流トレッキングに対して、後半は緩やかな昔のトロッコ軌道を降ります。西沢渓谷は秩父多摩甲斐国立公園内に位置し、国内屈指の渓谷美を誇る景勝地です。巨大な花崗岩を清流が浸食してできた渓谷は、天然の芸術のごとく、原生林を流れる渓流がいくつもの滝を作り、三重の滝、龍神の滝、恋糸の滝、貞泉の滝、七ツ釜五段の滝などの見所がありますぞ！ ふぐ岩、カエル岩、人面洞、母胎淵など… 花崗岩と清流が作り出す神秘的な魅力に満ちあふれています♪
七ツ釜五段の滝は「日本の滝百選」にも選ばれた名瀑です。渓谷内は遊歩道が設けられ、渓谷ならではの四季の変化が楽しめます。10月から11月にかけては紅葉の季節ですね。カエデやモミジを中心に素晴らしい紅葉が見られます。西沢渓谷は森林浴のリラックス効果が実証され、森林セラピー基地に認定されているほか、「平成の名水百選」「森林浴の森100選」「水源の森百選」などにも選定されてます♪

中央道さえ混んでいなければ、勝沼ICで降りて、N411からフルーツラインを通りN140を北上します。N140はそのまま北上すると雁坂トンネル（有料）から秩父に抜けることが出来ます！

トンネル手前の道の駅「みとみ」の駐車場にアオハルJr号を停めます。奥にはダート／芝生の約200台が停められる駐車場がありますね。

こちらは5月のシャクナゲの季節、10-11月の紅葉の季節はいっぱいになりますが、それ以外は結構ガラガラです…苦笑　しっかりとトレッキングシューズを履いてSalomonのリュックを背負って出発です！ 最初は普通の林道を歩きます。

車両通行止めのゲートを越えて、ネトリ大橋のトイレを過ぎると西沢渓谷の終点までトイレはありません。

その後、二俣吊橋を越えると本格的な登山道になります… 少し気分が高まってきました！

今年の紅葉のタイミングはなかなか掴めませんね… ここも例年なら十分紅葉しているはずなのにな…

西沢渓谷遊歩道は全体が10.4kmです。前半が約2時間。一番の目玉である七ツ釜五段の滝までは1時間半強です。

紅葉している樹を見つけてパシャ♪

渓流沿いを歩き、マイナスイオンをしっかりと浴びます…

花崗岩と清流が作り出す神秘的な自然に酔いしれます…

前日が雨だったので少し水嵩が上がっているようですね…

少し標高が上がって来て、黄色い葉っぱが増えてきましたね♪

前半の登りは、結構厳しい区間もあります…

ここは携帯で写真を撮るのは少し危険…苦笑

トレッキングシューズはケチらずゴアテックスにしましょう♪

そろそろ七ツ釜五段の滝の轟音が聞こえてきますぞ…

この滝を拝見する前にもうひと踏ん張り～

やっと七ツ釜五段の滝を観ることが出来ました！

前回来た時は、滝見橋が豪雨で崩壊し通行止めでした…

今年のGWから、無事再建され再び滝を観ることが出来るようになっていたようです！

本当は真っ赤に染まっているはずなのに… 残念～ こちらは上から観た感じです。

さて、遊歩道の終点はトイレがあり、大混雑しているので少し手前の川沿いでお湯を沸かしてランチタイムです。

しかし、なんでこういう所で食べるカップヌードルはいつもの10倍ぐらい美味しいんだろう～ ははは！

さあ、終点はもう少しです。でもここからの100mがキツい！！

終点ではトイレ休憩をしたらトロッコ軌道を下山開始です。結構落石に注意の看板が目立ちます…苦笑

ここのトロッコ軌道は昭和の前期に秩父連峰の木材搬出のために使われていたようです。その前は馬で運送し、崖から落ちる事故が何度か起きていたようですね…

奥に見えるは木賊山（2,469m）か甲武信ヶ岳（2,475m）ですね… どっちだろう？？

バス停まであと2kmとなりました… 実際の行程は10km強なのですが、お昼ご飯を食べ、厳しい登り、滝見橋での撮影などで約4時間ぐらい過ごしましたよ♪

駐車場ではアオハルJr号がじっとご主人を待っててくれました。

このハッチバックはいい感じで荷物が入りますね♪

お土産はこの「桔梗信玄餅・信玄公生誕500年記念」です♪

信玄公の鎧をイメージした黒色の巾着袋に、武田家の家紋「武田菱」をあしらったそうです… 本当は温泉で脚の疲れを癒してから帰りたかったのですが、中央道の渋滞を思うと早く帰ろうということになりました　苦笑