
最終日は龍神温泉の「下御殿」で愛らしい小皿の和朝食を戴き、再び露天風呂を満喫し、高野山へ出発しました。龍神温泉から高野山へは、N371(高野龍神スカイライン)を抜けていきます。
高野龍神スカイラインは、和歌山県伊都郡高野町奥の院交差点から田辺市龍神村を結ぶ、延長約49.5kmの観光ドライブウェーですね。一般有料道路であったものの、2003年10月に「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録に備え、観光客、観光バスが自由に往来できる無料道路を確保するという理由からN371の一部となりました。関西を代表する紅葉狩りドライブウェーで、関西の「いろは坂」と呼ばれ、紅葉シーズンの頃は大渋滞となるそうです。
北上すると高野山の奥の院手前の駐車場でK53に合流します。高野山は、平安時代のはじめに弘法大師によって、開かれた真言密教の聖地です。真言宗総本山の金剛峯寺は、弘法大師が「金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経(こんごうぶろうかくいっさいゆがゆぎきょう)」というお経より名付けられたそうです。
まずはこちらの「下御殿」の朝食をご覧ください…

とても繊細な料理長の真心が感じられます。料理長は絶対女性ですよね~笑

N371の入り口には龍神温泉の道標が…

最終日も好天に恵まれ(気温はだいぶ低いけど…)、嫁が横にいなければ高野龍神スカイラインは素晴らしいドライブになるのにな~

さあ、高野龍神スカイラインの入り口はもうすぐです♪

頂き写真になりますが、こんなに奇麗な紅葉狩りが出来るようです♪

約3分の1を進んだところに道の駅「ごまさんスカイタワー」がありました。ここから高野山まではさらなるアップダウンが続きます。

12月頭から、この道の駅は冬季休業期間に入るということで、片付けで忙しそうでした 苦笑 すると特に調べていませんでしたが、なんとここにジャパン峠プロジェクトのステッカーを発見!!

さらに湘南ナンバーのM8が停車していました。このご主人も高野龍神スカイラインを走りに来たのでしょうか… 少し嫁をキャーキャー言わせながら(笑)高野山を目指しましたぞ。
そして真言宗総本山「高野山・金剛峯寺」に到着…

インドで生まれた仏教は、やがて、中央アジアを通って、中国、モンゴルなどに伝わり(北伝仏教)、その後、朝鮮半島を経由して6世紀頃日本に伝来したとされています。

弘法大師・空海によって開かれた真言宗は、仏教の中でも比較的中期から後期にかけて展開された「密教」であると言われます。

弘法大師が都を離れ、しかも約1,000mの高峰であるこの高野山を発見されたことには古くから言い伝えがありますぞ… それは、弘法大師が2カ年の入唐留学を終え、唐の明州の浜より帰国の途につかれようとしていた時、伽藍建立の地を示し給えと念じ、持っていた三鈷(さんこ)を投げたそうです。するとその三鈷は空中を飛行して現在の壇上伽藍の建つ壇上に落ちていたそうです!!

アジア系の若い女性が修行の一環でしょうか… 一心不乱にお経を唱えていましたぞ。

このような厳かな世界とは裏腹に、煩悩だけで生きるバッカス夫婦は腹が減った…苦笑 こちらは高野山の玄関となる大門です。

近くの外人さんが経営する喫茶店で自分はエビフライ定食(一日30食限定)を戴きました♪

そのエビの大きさにびっくり!! でも「し・あ・わ・せ」♪
そしてここで嫁とはお別れです。嫁は実家の京都へ… 自分は途中休み休み東京の拙宅に帰ります。そろそろうずく右足が「早く走ろうぜ!」と訴えています 笑

まずは嫁を京都に向けて乗る南海高野線の極楽橋駅まで送っていきました…

こんな山奥、そして駅近で砂利道って!! どんな駅なの??

そこまでの道のりは、こんな感じ… 恐るべし高野山 苦笑

さらにここから、関東首都圏に向けて京奈和自動車道(E24)に乗るのですが、N480に抜けなくてはいけません…

ここはどうも生活道路なのですが、絶対離合が出来ない…

さらに数百m右には国道(N370)が通っているのに、この道路の荒れ具合はどうなの?!

そしてこの出っ張った岩で、痛い目を見たドライバーは結構多いんじゃないかな…

さらにここは日本最後の仇討ちが行われた場所との看板が立っていました。明治4年というからびっくり。関係者は全員自首したそうです…

やっとN480に到着したときは、江戸時代から現代に戻ったような気分でしたよ!! 笑
この2区間はグーグルマップではそれぞれ16分と22分と書いてありますが、確実に1時間以上かかってしまいました… その後、E24→E25→E1A経由で鈴鹿スカイラインを目指しましたぞ。

E25の伊賀SAでトイレ休憩。日が沈む前にたどり着けるかな??

残念ながら到着したのは日暮れ直前でした。ここはみん友のSid Hさんのブログで強い印象を受け、どうしてもTT Coupeで走りたかった道路でした。

鈴鹿スカイラインは、三重県三重郡菰野町と滋賀県甲賀市を結ぶ道路で、N477の一部です。高低差の激しい三重県側から入って、標高約800mの武平トンネルを抜けて滋賀県に入ります。

滋賀県側の鈴鹿スカイラインの「終点」の看板で折り返しました… ちょっとオドロオドロシイ感じですね 苦笑

次回は明るい時間に再訪し、夜景も素晴らしいですが、夜景ではない景色を見たいものですね~
この2週間、ほぼ全てアオハルJr号が活躍してくれました。伊豆から奥飛騨、美ヶ原高原、伊勢から熊野古道と2,000㎞近い旅をして、1年4か月で2万㎞弱の総走行距離となりました。

しっかり12月14日のTC2000の走行会に向けて、残りの2週間休暇で整備をしたいと思います!!
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ドライブ | 旅行/地域
Posted at
2024/12/11 00:37:13