
関東も梅雨入りしましたっけ?
最近まともに太陽を見ていませんね。M4CSは、4月18日に無事納車し、GW前半までプロテクションフィルムを含む初期装備に時間を費やし、さあ頑張って乗ろうと思ったら、必ず雨、雨、雨… 5月25日は新潟でのAudi TT MeetingにアオハルJr号で参加しましたが、それも雨…
そうは言っても、Cup2タイヤの乏しい排水能力にビビリながらも、M4CSを何度も駆り出し、雨ならタイヤの減りも少ないと前向きに考え、嫁と温泉旅行にも行きましたが、自分の計算ミスもあり、あと約300km「慣らし」が足らない状態でした。
そこで嫁が京都の実家に帰っているこの週末に、一気に慣らし運転走行距離2,000kmを達成してしまおうと、土曜の午前2時にM4CSのエンジン・スタートボタンを力強く押しましたぞ…

皆さん、茨城県日立市にある「御岩神社」をご存じですか? 「信じるか信じないかはあなた次第…」なのですが、自分は歯切れの良い掛け合いで都市伝説系の「コヤッキースタジオ」のYou Tubeをよく視聴しています。ここで取り上げられたのが、宇宙飛行士が、地球上でもっとも光っている場所として、全く世代の違う宇宙飛行士が同じ場所を指摘し、それが日本の茨城県日立市にある「御岩神社」だったのです♪

御岩神社は、創建の時期は不明ですが、縄文晩期の祭祀遺跡の発掘や、日本最古の書の1つ「常陸國風土記」(721年)に「浄らかな山かびれの高峰(御岩山の古称)に天つ神鎮まる」とされる事から、古代より信仰の聖地であった事が窺えます。

祀られている祭神は、国之常立神 大国主神 伊邪那岐神 伊邪那美神 大山祗神 ほか20柱御岩山総祭神188柱… 中世には山岳信仰とともに神仏混淆の霊場となり、江戸時代に至っては水戸藩初代徳川頼房公により出羽三山を勧請し、水戸藩の国峰と位置づけ、徳川光圀公(水戸黄門様)など藩主代々参拝を常例とする祈願所だったそうです…

現存する仏像、境内に残る遺跡、祭事内容などには古代信仰(古神道)が色濃く、神仏習合色がとても強く、「神仏を祀る唯一の社」として、他の神社や寺院には見られない独自の信仰があることが大きな特徴ですね~

宇宙飛行士が見た光の柱… 宇宙生命体と神々との秘かな交信でしょうか?? 信じるか信じないかはあなた次第です…苦笑
さて、茨城県は筑波山があるものの、その標高は877mで、日本百名山に登録されている中では最も低い山です。美しい逆さ筑波山… 頂き写真です♪

自分の中で、道路の格付けとしては高い方から、自動車専用道路(主に高速道路)、国道、都道府県道、広域農道、林道、名も無き道の順番ですね。

茨城県には、関東の重要な農地開拓の結果として、広域農道が整備されています。名前が付いているものの中では、県内を縦断する「グリーンふるさとライン」、「ビーフライン」と「フルーツライン」があります!(今回はフルーツラインはパス…苦笑)

広域農道は、もちろん農業耕作機械の運行、運搬のためにしっかりとした幅があり、道路の舗装の修復も迅速です。M4CSのような車は、いきなり林道に行くよりは、広域農道からスタートするべきですね 笑

まずは常磐道を約2時間。日立北ICで降り、K10→K60経由で「グリーンふるさとライン」に突入しました。

時間は午前5時、太陽が出ておらず、小雨と靄にM4CSは包まれながらも、チタンマフラーの4本出しエキゾーストからは、シルキー6・ツインターボエンジンからの少しこもった排気音が響き渡ります。

伴走が始まる十王川の十王ダムでパチリ♪

何となくヒヤッとした気配に、自分は霊感も無いのにちょっと背筋が寒くなりました…

すると、こんな看板が駐車場に貼ってあるじゃないですか!! さすがに実際に何が起こったかはネットを調べていませんが… 怖い~

慌ててグリーンふるさとラインに戻り、御岩神社を目指しましたぞ…

御岩神社についてはすでに説明済みですが、今回は天候不順で御岩山の山頂までは登れませんでした。御神木の三本杉です…

ここは「かびれの高峰」と呼ばれ、古代より信仰の山として祀られ祭祀遺跡が発掘されており、中世より修験の山として栄え、山伏など信仰者が登拝したそうです。

なかなか意味不明な地層の説明…この小川のせせらぎを挟んで約4億年の時が流れる?? なかなか神秘的な要素の多い御岩神社ですね!!

一人だと心細いので、次は嫁と一緒に来よう~苦笑

さて、再びグリーンふるさとラインに戻ります。別名北茨城の「樹海ライン」。福島、栃木、茨城に跨る丘陵地帯を縫って高速ワインディングが続きますぞ…

ほぼセンターラインがあって、減速帯がちょっとウザい(苦笑)ですが、舗装もしっかりで、M4CSでも安心してブラインドコーナーに突っ込んで行けますよ。

全長は約71km、地元の走り屋も多いですね♪ なんとなく、昭和のオジには懐かしく感じらる速度超過警告の白バイ看板です!!

常陸大宮市の国道118号からは「ビーフライン」に入ります。

ビーフラインの由来は、何となく想像がつくと思いますが、道路沿いに市営牧場があり、ここではもちろん「常陸牛」がブランドですね♪

丘陵地帯は若干緩やかになりますが、北からですと終点となる笠間市まで高速ワインディングが続きます。

途中で城里町(昔ゴルフでよく来たような…)の物産センター「山桜」に寄りました。まだ午前中にもかかわらず地元のブランド米は売り切れでした!!

地元の食材がお手頃価格で売られています。キノコ好きには、この特選パックは必ず手が伸びますね。そしてなぜかキムチがどっさり棚に並んでいました 笑

道の駅もいいのですが、このような地元密着型の食品販売所(物産センター)が観光客にも開放されているのは本当に嬉しいですね♪

しかしこのCup2タイヤとカーボンセラミックブレーキにはなかなか慣れません… 特にセミウェットの路面では、滑り始めを認識するのがなかなか難しく、つい屁っ放り腰(苦笑)気味のコーナーリングになってしまい、本当に情けないです…

ビーフラインにはセンターラインが無い区間も結構ありました。新緑の元気な枝葉が、にょきにょき道路に飛び出していますのでお気を付けて~

やがて笠間市に到着すると、街並みにも人通りがどんどん増えてきます。もちろん笠間稲荷神社も参拝しましたぞ♪

境内は改修工事中でした。御祭神 宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)は、生命の根源を司る「いのち」の根の神として農業、工業、商業、水産業など、あらゆる殖産興業の守護神として人々の生活すべてに御神徳を授けて下さる神さまですぞ。

お稲荷さんというと皆さん「狐」を思い浮かべると思いますが、狐は熊野神社のカラスや八幡神社のハト、氏神さまの狛犬などと同じように「神使(かみのつかい)」であって、神さまのお使いをする霊獣なのですね。

境内のあらゆる所に「キツネさん」が沢山いますよ♪

一昔前、BABY METAL推しだった頃を思い出しました!! ふふふ… こちらはもちろん頂き写真です~♪

笠間稲荷神社の参道から一本外れると、昔からお神酒酒を献納する「松緑醸造」があり、酒蔵、製造工程を見学できます。

昔ながらの日本酒の製造工程、歴史が確認できますね…

そしてここに来たらこれを食べなきゃ~

実はお酒とは関係ないのですが、栗の産地として笠間は有名です。そして製造規模としては日本一だそうですが、ブランド栗としては実は長野県の小布施、兵庫県の丹波、そして愛媛県の中山の「日本三大栗」の域にはまだ達していないのでしょうか…

松緑の醸造元の敷地内にある「古(INISHIE)」で一息…

持ち帰り不可、元祖絞りたてモンブランを戴きます…

繊細なモンブランにこのマロンクリームが彩を添えます…

道の駅グルメの頂点を決めるのが「道-1グランプリ」… 昨年グランプリを獲得したのは、茨城県笠間市の栗を使った「極細モンブラン」ですね。極細で絞りたてであることから、よく賞味期限15分(笑)と言われます。この栗型のオーディオケースに思わず笑みが…
もちろん新栗は9月に出回り始めます。ただ今の時期の熟成した栗は和菓子への加工には持って来いで、栗の旨み、甘み、渋みが複雑に絡み合って最高のモンブランになります! 食べ終わると、隣の方がこの夏向けに開発したという新メニューを食べているではないですか!

栗とメロンのマリアージュ?! お店の回し者ではないかと思える「さくら」ぶりで「美味しい!!」を連発するじゃないですか~

食べない訳にはいかないと勢いで頼んでしまいました 笑

メロンはあくまで脇役です。柔らかい甘さのマロンクリームの上にメロンのかき氷。その中央に鎮座する極細絞りたてモンブラン♪ 美味しくない訳がない…

お店のお姉さんに「お腹大丈夫ですか~?」と心配されながら、いや、原点回帰で最後にモンブランをお代わりと冗談で言ったらかなり引いていました… もちろんさすがにそれは無理なので、美味しいほうじ茶を飲み干してお店を後にしました ははは!
今回300km強を走って無事2,000kmの慣らし運転が完了しました! 来週前半にオイル交換と2,000km点検を行い、ようやく覚醒するM4CS号… 楽しみです!!

おまけは途中の道の駅で購入した地ビールですね♪

木内酒造さんのネストビール… なんでネスト?と思ってネットを調べたら、茨城県那珂市鴻巣に醸造所があるそうです。野心的に研究を重ね、たくさんの種類の地ビールを製造していますよ。飲むのが楽しみです♪