
Audi…不思議な自動車メーカーです。
なぜ4輪のクルマに2輪の「マン島TTレース」のTT(ツーリスト・トロフィー)のネーミングを付けたのでしょう? Audi初心者としてはとても気になります。実は複雑な背景があるようですね…
もう少し時代を遡り、Audiの前身である「アウトウニオン」という会社がホルヒ、アウディ、ヴァンダラー、DKWの4つの会社が1932年に合併して誕生したことは有名な話ですね。Audiの「フォーリングス(4つの輪)」はこの4社の合併を象徴しているようです。
その4社のうちDKWは当時二輪メーカーとしては大手で、SS250という2スト水冷2気筒エンジンのマシンで1938年の「ライトウェイトTTクラス」で見事優勝してるのです! さらにその後アウトウニオンに吸収されたNSUという会社も二輪メーカーで、両社でそれぞれマン島TTレースで優勝してますぞ!
つまりAudi TTのTTは、そんな栄光の歴史を物語る意義深いネーミングだったのですね…

当時はこのような贅肉を削ぎまくったレーシングマシーンで走ったそうです。優勝マシーンと同型のようです。

ちゃんとAudiのフォーリングスがタンクや、フィラーキャップに付いてます♪
さてさて、弄ってはいけない「限定車」を弄るべく(笑)長野のRunawayさんに足を運びました。アオハルJr号の初遠出ですね。気付いた点もいくつかあげたいと思います。まずは関越から上信越道、松井田妙義ICで降りて、国道18号(中山道)からめがね橋を目指します。
残念ながらめがね橋の先でこの道は通行止めとなっており、「イニシャルD」ばりのワインディングを楽しむことが出来ず、碓氷バイパスに誘導され軽井沢に抜けることとなりました。

小雨が降る中、橋まで登り上からTT Coupeを覗き込みます。やっぱり美しい…笑

最近、ホームワークで眠くなると「島田秀平のお怪談巡り…」を聞いて目を覚まします 苦笑

そこで、このめがね橋から飛び降りて命を絶った女性がよく出没するとの話を聞きました…

小雨の中、霧が出てきました… 背筋が寒くなってきたので退散します。無事成仏してくださいね…
軽井沢では三笠通りを進み、嫁が大好きなパンのサワムラの前を抜け、「白糸ハイランドウェイ」に入ります。

林道と言うほど酷道ではなく、スピードはそれほど出せませんが、気持ち良くドライブが出来ますよ。

白糸の滝でトイレ休憩。まだ朝早いので観光客は少ないですね♪

人少ない小川沿いの遊歩道を散歩しながらたっぷりマイナスイオンを頂きました♪

そして高原の珍しい直線道路である「鬼押ハイウェー」で右足に力を入れます。

実は白糸ハイランドウェイと鬼押ハイウェーは、朝の7時半から営業開始なので、その前に入ってしまえば料金は取られませんよ~

鬼押ハイウェーは厳つい名前ですが、別名「浅間・白根・志賀さわやか街道」です 笑 こちらは可愛い名前ですね~

鬼押出し園の駐車場で記念写真をパチリ…

鬼押出し園では、浅間山の麓に位置し、溶岩の芸術が観ることが出来ますね。天明3年(1783年)の7月に、大地が鳴り響き、浅間山が噴火しました。浅間山が光ったと思った瞬間、真紅の火炎が数百メートルも天に吹き上がると共に大量の火砕流が山腹を猛スピードで下ったそうです。

浅間山には「鬼」が住んでいると言われていました。しかも、その鬼の行状が噴火に係わっているとみられることから、おそらく、押出しの奇異な現象を目にした里の人たちによって、自然発生的に鬼への畏れから「鬼押出し」と名付けられたようです…
そして嬬恋村から国道144号、県道35号を抜けて長野市に入りました。
高速、国道、県道、林道を走った感想ですが、個人的な意見であることを最初に断っておきます。
ドラポジ
TT Coupeのドラポジは基本スポーツカーですね。X3M(メイン)がSAVなので目線、シート、ハンドルのポジションは全然違います。基本背中は立ち気味でハンドルは近め、高めで自分は運転するので、ワインディングのヘアピンカーブでは左足の踏ん張りが重要です。TT Coupeはここが自分にとっては問題で、パッドを付けるか何か対策が必要かも… Dハンドルはとても気に入りました。X3Mに比べると握りが細く、限定車として握り部分がアルカンタラなのがその気にさせます♪ ただ、アルカンタラは手汗をかくと滑る 笑 グローブ買おうかな~
サス
マグネティックライドは、普通に走っている限りAutoで放っておいていいかも… 舗装の悪い林道はComfortの方が走りやすい。高速道路、高速ワインディングは最初からDynamicがいい感じです。ただ、自分は高速はEfficiencyでガソリン節約します 苦笑 ガソリン高いんだもん…
タイヤ
ピレリも10年前に比べると進化してますね♪ ウェット性能の飛躍的な進歩を感じました。中国製のDragonはどうか分かりませんが、PZeroは見直しました。帰路のビーナスラインではそこそこ踏み込めましたぞ!! だがしかーし…20インチの30扁平はいただけません。この車格、車重、パワーなら19インチ、40扁平ぐらいでタイヤもサスの一部として活用しないとダウンヒルの後輪がかなりバタつき、ターンインにかなりストレスが溜まり、前輪への負担も大きいかなと。
パワー
TTSの320馬力がベストかもしれませんね… そうすればヒルクライムがもっと楽しいかな。ただ、主要諸元を見る限り、7速Sトロニックのギア比が断然TT Coupeの方が使いがいがありますね(非力だからという理由もありますが…笑) パドルシフトの練習にはもってこいですよ! パワーは電子機器を駆使すれば今の時代何とでもなるので… 将来的にはジャスト300馬力ぐらいが目標です。どちらかというとスロットルレスポンスがダルな点を改善したいな♪
最後にエクステリア
こちらは最高!の一言です♪
Posted at 2023/08/28 16:18:04 | |
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