こんばんは ひこたけです (*‘ω‘ *)
皆さんお待ちかねの 新車インプレッションシリーズです♪
先に申し上げておきます
長いので 興味ない方は見ない方が良いです
今回ご紹介するのは、 『 新型フォレスター 』 所謂 スバルのSUVです。
また、現車はNAエンジン 『 2.0i-S EyeSight 』 というグレードです
【カタログ上の数値】
型式 : スバル DBA-SJ5
ボディー長・幅・高 : 4595 × 1795 × 1695
室内 長・幅・高 : 2095 × 1540 × 1280
車重 : 1480kg
車両総重量 : 1755kg
JC08モード : 15.2km/L
駆動方式 : フルタイムAWD
最高出力 : 148馬力/6200RPM
最大トルク : 20.0/4200RPM
使用燃料 : レギュラーガソリン
それでは始めます ( ゚ω゚ )よろしくお願いいたします
(こっから、カッチョイイ感じではじめます)
--- SJ型フォレスター試乗日記 ---
前回、少しだけこのSJフォレスターについて報告をしたが、
いよいよボディのコーティングの硬化期間が終わったので、
改めて 走行フィールを含め、語りたいと思う
今回紹介するフォレスターは2012年11月下旬にフルモデルチェンジを施されたばかりの車両である。
専門家のインプレッションは車雑誌で色々取り上げられているが、 いかんせん
それらは主に ターボ車についてである。
NA車については 全く記事にされないか、 あったとしても 後半の数行で終わってしまっている。
そこで、今回
自称乗り物道楽の僕がじっくりと報告をしてみようと思う。
【外装】

新型フォレスターは後ろから見ると トヨタのRAV4に似ている。
正面からみればこれがフォレスターであることは認識できるのだが、リアに限っては
どうも新鮮味がないデザインであると言える
しかし、あまりに奇抜なデザインの場合は逆に売れる売れないの博打になってしまうので、
スバル車の様に、 乗り味を評価してもらいたいというメーカーにとってはこの無難という範疇の選択はむしろよかったのではないだろうか?
総じて、派手でもなければ、ダサいわけでもない 所謂丁度良いという感じのデザインに仕上がっている。
【内装】

当方のフォレスターはNAモデルでは最上位グレードの i-S EyeSight であるのだが、
それを考慮しても、 装備が素晴らしく豪華だ。
これは本当に特筆すべきことだと思う。
今まで、このクラスで
・パワーバックドア
・衝突防止機能 & 運転支援機能
・座面 + 腰面ヒーター付きパワーシート
・前車追尾式クルーズコントロール
・スタック時の駆動制御システム
を装備した車はあったであろうか?
いや、ない。
今回のフォレスターはクラスを超えたお持て成し装備が満載なのだ
しかも現行型フォレスターの凄いところはココだけではない。
スバルは 『雪国でもタフに走行ができなけばならない 』 という企業概念を持つ会社だが
その恩恵からか、
室内の暖房関係が凄く良い
他社に比べ、1ランク上の暖かい風が足元から吹き出るのだ
加えて前席には腰まで温まるシートヒーターが備え付けられている
しかも、スバルのシートは昔から腰が痛くなりにくいと評判のシートだ
これはまるで 半身浴でもしているかの如く快適だ
食後の高速道路を走ろうものなら、アイサイトのお世話になりっぱなしになるだろう…。
【安全装置】

これが最近話題のアイサイト
要するにルームミラー両サイドに小型の防犯カメラみたいのがついていて
これで常時道路状況を見ている仕掛けだ。
・中央線をはみ出したら 警告表示と音
・前車が急ブレーキをしたら 警告と自動ブレーキ
・人が歩いていたら 警告と自動ブレーキ
・壁があるのにアクセルしたら動かない
安全な時は運転手をこよなく尊重しているスバルだが、
機械に搭載されているカメラが
『今はダメ』 と判断したら 自らの意思で主人を守る。
まるで 親が子の動向を見守るうな機能が設定されている
某雑誌によると、 これと同等の機能は新型LSについているが値段が100万以上とか?
当然LSのはもっと凄い機能なんだろうけど、75%位同じ働きをすると考えると、
このフォレスターは LEXUS換算言えば75万の機能なのだから恐れ入る
【室内環境】

実は、今回筆者が一番紹介したい場所がここである。
走行性能は 『 スバル=走り 』
車が好きな人は誰もが知っている定説。
だが、室内環境は今まで、スバル車が優れている等と言われたことは無かった。
しかし、この車は違う…
昨今の車は
衝突時の安全性を加味した結果 ドアの厚さが内側に厚くなり、結果室内の幅を犠牲にせざるを得なくなっていた。
だが、今回のフォレスターは昭和の車のようだ
数値以上に広い! 外観で1795mmなのに 内側の幅は1540mmもある
ライバル車のCX-5は 1840mmの外観なのに1530mmとなっている
ハリアーも1845mm で1500mm だ
ボディ剛性を高めることで室内の広さを犠牲にせずにする事が出来た為、
日本では扱いやすいサイズになっている。
また、夜は車内の色々な所がライトアップされるので 同乗者からも評判はよさそうだ。
同乗者と言えば後席の移住性だが、 これはバランスが許す限りトランクを狭くし その分、後席の移住空間を広げたとの事。
確かに荷物が無い時の広大なトランクははっきり言って無駄である。
いざとなればシートを倒せば良いのだから、 普段は後席の移住性をあげた方が良いと筆者も思っていた。
スバルの車はとことんユーザー目線であると感じさせられた箇所である
【燃費】

これから この車を考えている人は結構気になる箇所の一つであろう
筆者の行動範囲は基本田舎なので、その使用環境での場合は
冬場17インチスタッドレスでは平均で10.5 ~ 11km/L位 だ
さらに高速では13~15kmとだいぶ燃費が良いようだ
90km台だともっともっと燃費が良くなるようだが、まだそこまで乗り切っていないので
この辺りはまたの報告とさせていただきたい。
ただし、これはガソリン車全てに言われる事だが、 短距離や街乗り、渋滞は燃費が凄く悪い
当然7.・8km あたりの数値も見る事がある
なので、 高速も幹線道路道も 街乗りも合わせて 10.5~11kmが田舎の平均燃費なのかも知れない。
燃料が軽油なら この数値でも良いのだが、残念ながらガソリンなので
昨今の燃料価格事情や、エコ対決から見ると、少しだけ分が悪いと思う
上記燃費報告追加 2013.4.22
すっかり夏タイヤになり 走行距離も5,000㎞を超えたので燃費のみ追加報告
使用タイヤ 純正18インチ
田舎一般道 11~14km/L
高速道路 15~16km/L (100km/h)
平均 13~14km/L
高速の燃費を伸ばすコツは 事前に高回転で加速し煤抜きをすると良いようだ
【走行フィール】
走行の前にひとつ書きたい事がある。
それはウインドーガラスだ
ドライビングシートに座るとわかるが、フォレスターのウインドーガラスはとにかく運転しやすいように
作りこまれている。
可能な限り前方と左右の視界を遮らないように調整してあるのだ。
それはAピラーの角度であったり、 フロントウインドウ前の三角窓の形状であったり…
こんなに死角の少ない乗用車は少ないと思う。 まるでボンネットのない商用車やトラックのような解放感で辺りを見渡す事ができる。
そして本題だが、言わずと知れた スバルの走行フィールだ
前後の重量配分にこだわり、 狙ったラインに乗せる事ができ、 アクセルを踏んだ時のトルクの出方の味付けも気持ちい良いものだ。
フォレスターはSUVなのでショックのストロークが長い為、 乗り味が硬すぎないので、
T車からの乗り換えでもすんなり受け入れられる乗り心地だ。
もちろん、T車のアッパーミドル以上からの乗り換えだと、
だいぶ硬く感じるが、 先に述べたように
サスペンションのストロークが長いので ダイレクト感が和らぎ 許容の範疇として受け入れることができる。
代わりにワインディングでのロールのしなさや 衝撃を落ち着かせる力
ハンドリングなどは明らかに体感できるので、 お互いに長所だけでどちらが良いのかを選択すれば良いのだ。
続いて エンジン性能だが、 数値上は力は決してあるとは言えない、
しかし、スバルの新技術 『リアルトロニックCVT』の愛称なのか、 スタート加速はむしろダイレクト感満載で3500ccのトヨタ車より数段早い
簡単に云うと、 車が軽く動くのだ
正に1300cc~1500ccのコンパクトカーのような力加減で動いてくれる
毎日の道具として使うのであれば、これだけ軽い乗り味で車が気持ちよく動いてくれるのであれば
NAの方がレギュラーで燃費が良い分お勧めなのかも知れない
60kmまでの加速感がトルクフルで気持ちいい感じすらおぼえる
また、車体のサイズも必要最小限の拡大で押さえてあるらしく、道路での使い勝手も良い
これぞ、日本の為の便利車なのではないかと考えてしまった
【短所】

今まで、良いところをアピールしてきたが、もちろん今一歩の所もある
・カーナビの位置。
アイサイトに力を入れるはわかるが、 ナビの位置をアイサイト表示部に持ってくるか、
その場所でナビ+アイサイトにして頂きたかった (目線の移動が多い)
・サイドミラーのサイズと助手席側のとりつけ位置
ミラーはもう少し大型でもよい、後方視界はやはり需要だ
助手席側の取り付け位置ももう少し前方にあれば 視線移動が少なくて良いのに残念だ
・オートミラー格納がない
昨今車が大型化するわりに駐車場は旧規格のままであるので、 よもや3ナンバー車の
駐車時のミラー格納はマナーに近いものがある。
トヨタ車・三菱社はキーロックでミラーが閉まるので同じようなシステムが欲しかった。
・フォグランプの暗さ
我が家のフォレスターは 湾岸のHIDフォグ(黄色)に交換したが、
25wのノーマルなど、懐中電灯くらいの力しかない
・タイヤのサイズ
新型の車が出る度に専用のタイヤサイズになる。フォレスターも同じ
タイヤのサイズはなるべく共通のものが履けるサイズで作ってほしい (高くなる)
・アイサイトと撥水剤の兼ね合いについて
アイサイトは撥水剤が塗られていると動作しない事があるらしい
でも、今はほとんど撥水ワイパーの時代… もう少し研究してこのくらいの事は問題ない
内容でデビューしてほしかった
・ディーラーの対応
ふた昔前の個人の車屋と余り変わらない…
トヨタさんはやっぱり凄いのかも?
【総評】

長々とスミマセンでした。
でも、今検討中の人知りたい情報だと思って書きました
結論はこの値段でここまでついているって凄いバリュー商品だと思います。
操作性・道具性・快適性 どれも 一クラス上のレベルだと思います。
時代的に考えると 燃費か燃料が おしい! と言えますが、
別に排気量からすれば普通の燃費なので、
それをどう思うかです。
一昔の水平対向エンジンに比べれば相当良くなりましたけどね
ほんとうに2012年辺りから、車は新しい世代に突入しましたね
新しいは良いことだ