
こんばんは、ヒコタケです
新型アトレーのドライビングポジションが僕にフィットしないもので、乗るたびに「気になってしまう」を根本的な解決をすることにしました!
結論からいうと
今回は先にシート交換を試し、その後数日吟味してからハンドルにも着手した感じです。
と、いうのも
アトレーの純正シートパックの角度が一番起こしている状態でも僕にとっては「寝すぎ」なんです。
僕は両手ハンドル人なので、ハンドルを握ると背中がシートからかなり浮いてとっても乗りにくく、 さらにハンドルの距離も遠いものでその傾向がモロにでていました。
まずはRECAROシートの機種選定です。
今回狙ったシートの条件は
1、リクライニングがストレスなくできるタイプがいい(多くのレカロはダイヤル式で頻繁なリクライニングに重点をおいてない)
2.カジュアルに乗れるシート形状がいい
つまり、高級車のシートに最も近いレカロがないかで探しはじめました。
人生初のシート交換
人生初のRECAROシート
周囲もスポーツRECAROを使ったことがある人はまれにいても、高級車タイプを使った経験を持つ人は居なかったため
例によって今回も「人柱」です。
さらにスペース効率を考えつくした「軽バン」でこの大型シートがつくのだろうか?
この二つが頭を過ぎりました。
ですが、何ごともゼロをイチにしてしまえば速いもので
オークションで綺麗な物に出会えたので、付かなければ売ればいいと とりあえず落札
しかし、オルソペドには全く競合がいない(笑)
やってしまったのか??
物が届き、想像より大きいなという感想
だが、ここまできたら「これも縁」
唯一販売されていた カワイ のシートレールをポチり、加工ありき前提で整備士を生業とする友人の全面強力のもと取り付けをしました。
取り付けそのものは業務用機械や特殊工具は使わずに取り付けできました。
ただし、シートレールに変な形のナットがついてきており、これでこのままやってしまうと外すときに普通の整備工場では持っていない特殊工具がないと外れないとのことで、普通のナットに交換してつかいました。
ハンドルに対してのセンター出しにかなりこだわったので時間がかかりましたが3時間弱点で完了
ええ、これが整備士×整備工場作業のフルスペック仕様です😀
準備していた溶接もフレームの穴あけ直しもなく、
後戻りできないことや準備不足といえば
純正のマットをカットしたり、電動シートなので配線を守るためにコルゲート管を追加したくらいでした

ちなみに
・左の小さい縦のが 肩の部分が狭めるやつ
・二番目の大きい縦が シートのリクライニング
・真ん中の丸いのが 上(胃の後ろあたりを出っ張らせる) 下(尾てい骨あたりを出っ張らせる)※上とはシーソーのような動きをするのでどっちもどりはできない 右(どっちも平均的にエアーを入れて基準をつくる 左(エアーを抜いてサポートを開放する)
・真ん中の横 動かない (シートスライドはシートレールの手動をつかう)
・右上のスイッチ シートヒーター
・右下のスイッチ サーキュレーター
シートレールの時点で3cm程度高くなり、RECAROそのものがさらに2〜3cmくらい肉厚。 そしてスポンジのような純正シートとあいまり、アッパーミドルくらいの硬い座面で沈み込みが大きくかわるので、
かなり着座高さが代わり、それに付随するように足の空間スタイルがかわりました。
例えるなら、2トントラックの運転席の足元空間です。
車のシートというよりは生活の椅子ですね
運転時の見え方はもともとハイルーフ車であったので、フロントガラスをよけて下に覗き込むことも、頭上を気にすることもなく、
単純にアルファードみたいな視点に変わっただけでした。
一番変わったマイナス点は
乗り降りするときにシートを後ろにスライドしないとかなり乗り降りしにくくなったこと。
そしてそれをするときの操作レバーがレールとのクリアランスがほぼなく、かなりやりにくいということ
次に感じてることはまだ憶測たけど
身長176cmの僕でもかなり前ポジでこれ以上は1〜2段階しか調整幅が残っていない。 よって20cm身長が低いフレミンのおねいさんが日常ノンストレスで運転できるかどうか?? というのが気になってはおります。
シェイクダウンは帰路。
シート交換から家に帰るとき、既にハンドルに違和感を覚えます
要するに、「まだドラポジがフィットしない」のです。
そのため数日後ユーチューブを参考にいまやアトレーの当たり前カスタムとなったワッシャーをかましてのハンドル下げ調整を行いました。
ちょっと走ってはバラすを繰り返し、最終的には二枚と三枚と行ったり来たりで悩み、結局 二枚を手で締まる強度で締め上げる場所で僕が一番運転しやすい場所になりました。
(軸元での数ミリは末端のステアリングでは乗数でかわるため)
いやー 思ったよりワッシャー入れるの大変でしたよ
夜にやったので特に(笑)
(※一ヶ月くらいしてさらに小さいワッシャーを追加し、結果2.6枚くらいの厚さを足した感じになりました)
その後2時間くらいかけて多機能シートの微調整をしながら試運転。
「運転そのものは劇的にしやすくなり」よもや、別の乗り物です。
かわりに生まれた欠点としては
シートの出っ張り方や、乗り降りのしずらさ、サイドサポートが気になる、
マクラが後頭部に触って気になるなど
軽バンの強み「サンダル」的な感覚と利便性がだいぶさがった
(原付スクーターに乗るときに 半ヘルで良かったのがジェットヘルメットになったくらいの違い)
純正の柔らかいシートで吸収していた 路面の凹凸感をしっかりわかるようになり、ザ一昔前の商用車の乗り心地になった
あと、これはオマケだが、シートの断熱みたいなものは純正のが遥かに善い
RECAROにしたら、エンジンの温度を感じるようになったのは事実だ
総じてわかったことは
これは「改造」であったということ。
「何かを得るために何かを諦めた」ということだ。
今回は運転席という空間において
ドライバーとしての欲求を解消するかわりに、「便利」を犠牲にした
後悔はしてないが、正直なところ純正の段階で歩み寄って調整できなかったのか? とおもう構造的な話であったことに変わりはない
おわり
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Posted at
2022/09/17 16:01:21