• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ひこたけのブログ一覧

2013年08月12日 イイね!

ホンダ 新型 アコードハイブリッド 試乗レビュー

こんばんは ひこたけです。


本日は 毎回 好評? を頂いております。

ひこたけ、 乗り物レビューのコーナーです



特に運転が上手いわけでも無い。
ただ、『 乗り物が好きだから 』 って男の普通の使い方のレビューですので、
この車両に興味が無い方は 飛ばしていただいてOKです♪




そんじゃ、始めます。








  『 未来を 変えろ 』




新しいアコードのカタログを開くと、 1ページ目に書いてあるこの言葉…



僕は このたった一言の言葉にグッと来た…。



ホンダがトヨタのハイブリッドに真っ向から勝負を挑んできたのだ。



ハイブリッドは トヨタ



よもや、 当たり前となったこの図式




現行のインサイトを 絶対の自信でデビューさせたホンダは

後から出た プリウスに カタログレベル、 しかも実質の名指しで

こてんぱんにやられたあの悔しさが忘れられなかったらしい・・・。  (ディーラー談)





ホンダのクルマ創りから 50年目


どうしても、 今まで どこにも無かった新常識を歴史に刻みたかったという事だ。


・アコード

・フィット

・オデッセイ


歴代のビッグネームが今年こぞって生まれ変わる・・・





そして今回のアコードは トヨタのクラウンが対戦相手だという





【外観】


このクルマは 自信に満ち溢れた貫禄とオーラーを放っていた。




カタログ値によると
全長 / 全幅 / 全高 は 4915 / 1850 / 1465 mm だ
サイズはクラウンより大きい。



しかしながら
サイズと相まってトランクは 色々ハイテクな機械が入っているらしくこんなものだ










【内装】


ステアリングは色んなボタンが付いているが、 これは今どきのクルマの共通点。
よもや、 オジサンはメーカーが変われば使い方すら判らない… (笑)





ホンダと三菱のクルマは 筆者のようにシートパック起こし気味の人がポジションを合わせると、 メーターの視認性が少し悪くなる…



これは今でも変わっていないようだ…






カーナビの操作は モニターのタッチパネルでは無く、 エアコンの下の操作ボタン&ダイアルで操作する。

慣れだとは思うが、 現時点ではトヨタのマウス方式が使いやすいと思った






シフトの方式は使い慣れた通常のタイプだ
今や時代の装備となった シートヒーターが装着されている。


そして、シフト奥には 昨今のクルマでは珍しい 『灰皿』 が標準装備されていた。


きっと、 開発者が愛煙家であるに違いないと感じさせる場面であった。




ナビの下に位置するモニターは オーディオだ

何を隠そう、 今回のレビューで2番目に報告したいのがこのオーディオの実力だ


メーカー純正のオーディオ

しかも、 〇〇サラウンドシステム というワケでもない ノーマルだ。




元、 オーディオマニアである筆者の持論だが


オーディオで一番大事なのは 『バランス』 である。



オーディオの世界に 一点豪華主義など無い。


デッキとアンプとスピーカーのバランスを合わせ、

それらの実力を惜しみなく発揮するように ケーブルと電源供給とノイズ対策

そして、インストール方法に拘っていく

これがもし、 バランス (商品のクラス)が異なっていたら、

上位のソレだけが頑張っている感が出てしまい、 

結果 耳障りな音に聞こえてしまう



良いシステムを組んだとしても、

良い音 と 耳障りな音 って言うのは 実際紙一重で、

セッティングもシビアだし、 


とても、面倒な作業なのである。



だが、 今回のアコードは純正で その域を超えて バランス良くインストールされているのだ!!


後付けでここまでのバランスに仕上げるとすれば、 量販店ではまずできない。

カスタムオーディオ店が施工する仕事のレベルまで着ている。


簡単に言うと、 量販店で買える 国産品の音ではなく、

始めから 海外ブランドの音の域まで達している事に非常に驚いた。


これからアコードを検討される方は 是非とも試して頂きたい場所である。





ヘッドレストは 今どきの 『ゴメンナサイ』 ポジションかと思いきや、
可変式であった。 普段使う分には 昔式がやはり楽である。
非常にありがたい装備だ






シートも大きく、 座り心地も良い


前席はホールド性も持たせつつ、
後席はゆったり広く といった座り心地だ



ちなみに 後ろの席の足元もかなり広く感じた。

カタログを見たら 185cmの人がゆったり過ごせる空間だそうだ。

こうなると、タクシーにも向いているワケだ





【走行性能】

今回のアコードは 

エンジンは2L そして 

ハイブリッドシステムが2基積んである。




エンジンは 100km/hまでは 『発電機』 として徹し、

モーターが主役で車を走らせる (電気自動車 + 発電装置)


高速道路では 発電機の仕事をやめ、

ダイレクトに駆動を伝える新システムだ
。 (普通の車になる)



実際、 お店の方が 「好きなだけ おひとりで乗ってきてください」 とおっしゃってくれたので、 フル加速をしてみた。


NA アリスト並みの加速感が味わえた



「これ… 速い…」  率直な感想だ



決定的に馴染めない所もあった。

それがハンドル操作だが、 どうもパワステが軽くてしっくりこない。

ホンダはもともと軽いパワステだが、 

たぶん今回は電気式になっていると思うのだが、

昔の油圧の頃に比べると 不自然な操作感覚であった


乗り心地だがは弱い凹凸は上手にこなしてくれるが、 

ある一定の所からは少しダイレクトに振動が伝わる。 

だが、 当然ながらこのクラスとして申し分のない乗り心地であることに変わりはない。


価格帯はジャスト400万位との話だが、 

かつての400万ではここまでの満足感はなかったと思う。



そして、何よりも あの動力性能で 軽自動車並みの高燃費

こんなに

燃費が良くて、 

広くて 

静かで 

乗り心地も十分に良い乗り物は今の所ないのではないか?



運転の感覚や車への安心感は 冬に納車されたスバルの方が感動があったが、




軽 にする? 

それとも アコードにする?




こんな選択肢が出てきたのだ!?


これは、素晴らしい事だと思う


パワステのフィールさえ良くなれば、 とても興味深いクルマだ



やはり、 クルマは体感できるほどの激変で世代交代をしているんだなーと、

2010年代を実感してきた筆者でした。
Posted at 2013/08/12 00:39:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | インプレッション | 日記
2013年05月24日 イイね!

FT-25  (いまどきのトラクターの話)

FT-25  (いまどきのトラクターの話)ごきげんよう  ひこたけです。


こないだ いすゞフォアードをご紹介させて頂きましたが、 
みん友の皆様におかれましては、 その背中に乗っていた 『 このクルマ? 』 も気になられているのではないか? と思い。 改めて オーナーさんをそそのかして 見させて頂きました。





実際に運転はしていないので、 インプレッションではありませんが、
紹介なので、このくくりです。



正面からの
 『ばーーーーん!!』 
とした ドヤ顔は オープニング画像で使っているので良いとして、


後ろからのせくすぃーショットは こちら ↓



リアタイヤが浮力を高める為に クローラーです。
これは 田んぼに特化した仕様ですね。


オーナーさんの話によると、 畑用は タイヤが向いているそうです。
どちらもやられる方はタイヤ率が高いですが、 
こだわると、 2台持ちです (驚)

作業装置は ハローという 拡大&折り畳み仕様です。


すでに 意味が解りません (笑




そして、これが 操縦席 ↓ 
 





室内上部 その① ↓ (マニュアルエアコン)


室内上部 その② (スピーカー&内気切り替え)



室内上部 その③(1DIN CDデッキ スピーカー あとのスイッチはわかりません)



もうね・・・

別の何かに変形しそうなくらい 色々ついてます




エアコンの効いた室内で、 好きなCDをステレオで聴きながら
果てしないオフロード走行を堪能できる。

そして、 結構速い! (らしい)


なんか、 反則ですね…


これが、 操縦席からの視線です ↓


ショートノーズの上 下を見ればタイヤも見えるので見切りは最高です (笑)




走行性能は 前後進 共に12段のMT車。
 クルコン付 (ハンドルについてます)

ブレーキは パーキングとリアのみですが、 右だけ 左だけ そして同時にかけるの3パターン


ハンドルに ホッパというレバーがついてますが、 僕には何のことやらさっぱり…


維持費とナンバーこそ 農機具特例で小型特殊ですが、
サイズの都合で免許は 大特が要ります

 

まぁ とにかくえらいマシンのようです。



おわり
Posted at 2013/05/24 15:55:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | インプレッション | 日記
2013年05月20日 イイね!

スーパーカー 

こんにちは ひこたけです


今日、会社にスゲイのが来ました。


以前、このお方のブログで 自家用購入に驚きまくったのですが、 ォオー!!(゚д゚屮)屮

ついさっき、 会社に来たこのクルマ…












どーーーーん!! 


いすゞふぉあーど 6段ユニック仕様!!








積載車のフルオプション!! しかも新車!!




気になるお値段は…

3千万超え  Σ(゚Д゚;)ゲゲッ







ウインチだってついています




荷台の積載リフトだって 遠隔リモコン操作です




載せているクルマだって 超高級車 です!  ( ̄ー+ ̄)キラーン



なんなんすか、 農業ってやつは・・・





遠目での、 この貫禄・・・ ↓



ってことは、 これで4千万弱ってこと?




車両を下した後は、 ウルトラスムーズに リフトが戻って・・・ ↓

ウィーーーーン



ああ、 かっこええわ~ (*´∀`*)うっとり~




コレあれば バックホーの移動も、 田舎特有の外作業も 、バイクの移動も、
車の移動もできる (*´ω`*)モキュ~



凄いなー 








超イカス・・・








うちの会社にもあればいいのに・・・









自慢? しに来た方に

また見せてー (´∀`*)ノシ バイバイ

とお見送りをした午後のひと時でした。
Posted at 2013/05/20 15:58:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | インプレッション | 日記
2013年05月12日 イイね!

レクサス マイナー後 HS250h インプレッション

レクサス マイナー後 HS250h インプレッション

今日は、 代車で借りている 2013年のlexus HS250h の試乗レビューを書いてみようと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、 1月にビッグマイナーチェンジをしたばかりのHS250hですが、 前期は乗ったことが無いので、 今回は単純に個別レビューにさせて頂きます。





さて始めます (例によってこっから 評論家気取りです)


今回預かった車両は HS250h バージョンL のサンルーフ付きである
HSの中では最上級グレードだ

車両本体価格で 552万円なので、そこにサンルーフやオプションが付いていたので
乗り出しでは600万位なのではないだろうか?


【ボディー寸法】

全長 × 全幅 × 全高 は
4710 × 1785 × 1495mm だ



全幅が1800㎜以内に収まっているので、 日本の道では最高のサイズだ

日本の駐車場は 幅が2500㎜ 長さが5000㎜ を基準に作られているのだが、
施設によっては 幅が2300㎜になっている所も少なくない。


そして、 自動車における 全幅にはミラーが含まれていないため、
ミラーまで入れると 現在のアッパーミドルクラス以上の車格の車ではギリギリな寸法なのだ。

僕も 普段は1880㎜のRXに乗っているが 駐車場では常に 右線ギリギリに停めているが、それでも左に余裕はほとんど無い


ミラーの部分や乗り降りの事を考えると、 現在の日本では1800㎜までの車が
駐車場問題や 道幅問題に対し 安全で扱いやすいのでは無いだろうか?


車重は 1640kg
サイズからすれば 重い
まぁ ハイブリットシステムを組み込んでいるので仕方ないと言えば仕方ない。


【内装】
このHSは 間違いなくレクサス品質の車である
シートに座りドアを閉めた時の重厚感、
 
 本能的に 「いい…」 と感じてしまう…。 


このHS250hには これがしっかり備わっていた。


 
個人的な見解で申し訳ないが この重厚感と 国産車ではほとんど無い
シートのに包まれるクッション感こそ ドライバーがLEXUS車と認識できる瞬間なのかも知れない…

以前代車で借りたCTに限ってだけはコレが無かったのだ
そのため、当時の僕はレクサスっぽくない車だと コメントしてしまった。
パネル等はこのHSと似ているのだが、 なんか違うと感じていたのはこれなのかもしれない


早速エンジンをかけてみた


ハンドルとシートがメモリー位置に動き
モニターが電動で起き上がり、 レクサス特有のスタートアップの音楽が鳴る…



計器類を見渡して見ると、 



ん~ このハイテク感が 男心をクスグル…

僕は 宇宙戦艦ヤマト や 不思議の海のナディアなどを見て育った世代

この ボタンや計器類の数々こそが カッコイイと 素直に感じてしまう…。


話は変わるが、
シートをジブンのポジションに合わせて気づいた事がある。
 HSも ヘッドレストが前のめりに見えるが 柔らかく、 近さも気にならない…

RXとCTは 肩が凝ってしまうのだが・・・、
HSは素晴らしい、
経験上 LS GS を含め、このHSの3車種は レクサス車の中で凄く良いと感じた。


【移住性と荷室】
前席は思いっきり豪華な社長椅子のようなシートになっている。
この為、すこぶる快適だ。 もちろんシートクーラーもシートヒーターもついている

続いて、 リアの移住性と トランクの荷室についてだが
後ろは狭いが、 不快ではない



走行時はタイヤのノイズこそ前席に比べて入ってくるが、
全く持って気にならないレベルだ
乗り心地も良い


これは見た目通りだが、
トランクはさほど広くない

また、 トランクは電動ではなかったのが少し残念だ
このサイズの車はセダンより、あえてワゴンの方が実用性が良いと感じた部分であった。


【カーナビ】

最新のナビは特に目的地設定をしなくても、高速に乗った時に 各ICやPAまでの到着予定時間を示してくれる。
非常に羨ましく思った装備である

手元のコントロールマウスだが、 中央を押して決定より、 RX前期のように
エンターボタンを設けて欲しかった。
押そうと思ってその反動で狙いが横に外れる事が多い

後はバックモニター連動や 各種車両情報表示等が標準装備されている


【ライト】


フォグもポジションも白色LEDなのに、なぜかナンバー等が 電球(笑)

ライトはHIDに比べるとやや暗いと感じるが、想定の範疇に収まる
勿論AFSは標準装備である

見た目は今時でなかなかカッコ良いものである



【走行性能】




新型HSは足がしっとりと柔らかく、 路面の凹凸を全力で吸収してくれており、
そのうえ、運転席からの走行ノイズは皆無で まさに 『猫足』 だ 

しかも、 SUVでショックのストロークの長いRXよりも遥かに 乗り心地が良い
これには 驚いた!

これが マイナーチェンジで ボディ剛性を高め、 YAMAHA製のパフォーマンスダンパーを入れた結果なのだろうか… 明らかに 超高級志向だ…

レクサスの本気を見てしまった気がした。

加速性能もスポーツモードにすると、 3,000ccのセダンと同様のトルク感が味わえ、
軽々と意のままに車が加速させることができる。 (車側は全く無理をしている素振りを出さない)

スポーツモードといえど、
全然ギクシャクしないので運転への味付けと呼ばれる処は相当熟成をさせて来ているようだ。


ちなみに ノーマルモードでも普通の2,500ccの車の動きをする。


高速道路やワインディング等では スポーツモードで、 
街乗りではノーマルモードで燃費を稼ぐやり方で良いのではないか。



ハイペースワインディングは残念ながら 一昔前のSUVの様な安定感であったが、
普通に走れば乗用車の動きになるので、 飛ばさなければ全く問題ないといったレベルだ。

また、ハイウェイ走行だが、 こちらは ○拾伍kmまでは 3000ccの車と同じ加速性能を発揮し
その後は加速感はおとなしくなり、 後は排気量相応の感じとなるようだ。

 そう、 この車は日本用に出来ているのだ
日本で使いきれる性能を持つ そんな車だ
「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く?」 この車の為にある言葉だと
実感した。

急がなけば、 豊かなトルク と 素晴らしい乗り心地 そしてあらゆる快適装備が
車内に快適な時間を約束してくれるのだ 


【燃費】


 

2400ccのレギュラー仕様で 燃費運転で 17km
全く燃費を気にせず走った山道・高速・街乗り・遠乗りの平均で16km強のようだ
(スポーツモード6割 ノーマルモード 4割 エコモード 0割)

この動力性能でこの燃費は正に 性能とコストの両立が採れているレベルだ
本当にトルクフルで動力性能はスーパーチャージャー武装並みなのだ


【総評】、
これが営業車 や タクシーとして 会社から預けられたら最高だろうなーと考えながら
1週間 約500km の代車生活を過ごしてきた

確かに 面白い車ではないし、 ギンギンにカッコつけられるワケでもない
優越感もない。 何より 高い

でも、 これがLバッチ代の100万が無ければ 欲しい車になると思う

面白みに欠けたとしても、 車の出来が凄く良いので400万ならバカ売れする車だ
SAIとは違う
この内容で400で出して欲しい

日本における Lバッチ代は 海外には無いらしい
(海外が適正価格)

保障を通常のトヨタレベルにし、 トヨタの店で購入できれば、良い車をもっと沢山の国民が乗る事ができるのに残念で仕方ない


ここ数年 日本における外車の登録販売数が右肩上がりらしい
日本は モーター大国なのだから 海外の方が羨ましがるほどの好条件で国産の車やバイクを販売して欲しいと僕は思う。

Posted at 2013/05/12 21:05:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | インプレッション | 日記
2013年03月05日 イイね!

SJ型 フォレスター インプレッション(NA)

こんばんは ひこたけです (*‘ω‘ *) 

皆さんお待ちかねの 新車インプレッションシリーズです♪

先に申し上げておきます
長いので 興味ない方は見ない方が良いです



今回ご紹介するのは、 『 新型フォレスター 』 所謂 スバルのSUVです。
また、現車はNAエンジン 『 2.0i-S EyeSight 』 というグレードです


【カタログ上の数値】
型式           :  スバル DBA-SJ5
ボディー長・幅・高   : 4595 × 1795 × 1695
室内   長・幅・高   : 2095 × 1540 × 1280
車重           : 1480kg
車両総重量       : 1755kg
JC08モード       : 15.2km/L
駆動方式        : フルタイムAWD
最高出力        : 148馬力/6200RPM
最大トルク       :  20.0/4200RPM
使用燃料        : レギュラーガソリン



それでは始めます ( ゚ω゚ )よろしくお願いいたします
(こっから、カッチョイイ感じではじめます)



--- SJ型フォレスター試乗日記 ---

前回、少しだけこのSJフォレスターについて報告をしたが、
いよいよボディのコーティングの硬化期間が終わったので、
改めて 走行フィールを含め、語りたいと思う


今回紹介するフォレスターは2012年11月下旬にフルモデルチェンジを施されたばかりの車両である。
 専門家のインプレッションは車雑誌で色々取り上げられているが、 いかんせん 
それらは主に ターボ車についてである。
NA車については 全く記事にされないか、 あったとしても 後半の数行で終わってしまっている。
そこで、今回 自称乗り物道楽の僕がじっくりと報告をしてみようと思う。


【外装】

新型フォレスターは後ろから見ると トヨタのRAV4に似ている。
正面からみればこれがフォレスターであることは認識できるのだが、リアに限っては
どうも新鮮味がないデザインであると言える
 しかし、あまりに奇抜なデザインの場合は逆に売れる売れないの博打になってしまうので、
スバル車の様に、 乗り味を評価してもらいたいというメーカーにとってはこの無難という範疇の選択はむしろよかったのではないだろうか?
総じて、派手でもなければ、ダサいわけでもない 所謂丁度良いという感じのデザインに仕上がっている。



【内装】

当方のフォレスターはNAモデルでは最上位グレードの i-S EyeSight であるのだが、
それを考慮しても、 装備が素晴らしく豪華だ。
これは本当に特筆すべきことだと思う。

今まで、このクラスで
・パワーバックドア
・衝突防止機能 & 運転支援機能
・座面 + 腰面ヒーター付きパワーシート
・前車追尾式クルーズコントロール
・スタック時の駆動制御システム

を装備した車はあったであろうか?

いや、ない。


今回のフォレスターはクラスを超えたお持て成し装備が満載なのだ


 しかも現行型フォレスターの凄いところはココだけではない。
スバルは 『雪国でもタフに走行ができなけばならない 』 という企業概念を持つ会社だが
その恩恵からか、
室内の暖房関係が凄く良い

他社に比べ、1ランク上の暖かい風が足元から吹き出るのだ
加えて前席には腰まで温まるシートヒーターが備え付けられている
 しかも、スバルのシートは昔から腰が痛くなりにくいと評判のシートだ
これはまるで 半身浴でもしているかの如く快適だ
食後の高速道路を走ろうものなら、アイサイトのお世話になりっぱなしになるだろう…。




【安全装置】

これが最近話題のアイサイト
要するにルームミラー両サイドに小型の防犯カメラみたいのがついていて
これで常時道路状況を見ている仕掛けだ。

・中央線をはみ出したら 警告表示と音
・前車が急ブレーキをしたら 警告と自動ブレーキ
・人が歩いていたら 警告と自動ブレーキ
・壁があるのにアクセルしたら動かない

安全な時は運転手をこよなく尊重しているスバルだが、 
機械に搭載されているカメラが
 『今はダメ』 と判断したら 自らの意思で主人を守る。
 
まるで 親が子の動向を見守るうな機能が設定されている


某雑誌によると、 これと同等の機能は新型LSについているが値段が100万以上とか?

当然LSのはもっと凄い機能なんだろうけど、75%位同じ働きをすると考えると、
このフォレスターは LEXUS換算言えば75万の機能なのだから恐れ入る




【室内環境】

実は、今回筆者が一番紹介したい場所がここである。

 走行性能は 『 スバル=走り 』 

 車が好きな人は誰もが知っている定説。


だが、室内環境は今まで、スバル車が優れている等と言われたことは無かった。
しかし、この車は違う…
昨今の車は
衝突時の安全性を加味した結果 ドアの厚さが内側に厚くなり、結果室内の幅を犠牲にせざるを得なくなっていた。

だが、今回のフォレスターは昭和の車のようだ
 数値以上に広い! 外観で1795mmなのに 内側の幅は1540mmもある
ライバル車のCX-5は 1840mmの外観なのに1530mmとなっている
ハリアーも1845mm で1500mm だ

ボディ剛性を高めることで室内の広さを犠牲にせずにする事が出来た為、
日本では扱いやすいサイズになっている。


また、夜は車内の色々な所がライトアップされるので 同乗者からも評判はよさそうだ。

 同乗者と言えば後席の移住性だが、 これはバランスが許す限りトランクを狭くし その分、後席の移住空間を広げたとの事。 
確かに荷物が無い時の広大なトランクははっきり言って無駄である。
いざとなればシートを倒せば良いのだから、 普段は後席の移住性をあげた方が良いと筆者も思っていた。

スバルの車はとことんユーザー目線であると感じさせられた箇所である





【燃費】

これから この車を考えている人は結構気になる箇所の一つであろう

筆者の行動範囲は基本田舎なので、その使用環境での場合は

冬場17インチスタッドレスでは平均で10.5 ~ 11km/L位 だ

さらに高速では13~15kmとだいぶ燃費が良いようだ
90km台だともっともっと燃費が良くなるようだが、まだそこまで乗り切っていないので
この辺りはまたの報告とさせていただきたい。
 ただし、これはガソリン車全てに言われる事だが、 短距離や街乗り、渋滞は燃費が凄く悪い
当然7.・8km あたりの数値も見る事がある

なので、 高速も幹線道路道も 街乗りも合わせて 10.5~11kmが田舎の平均燃費なのかも知れない。

燃料が軽油なら この数値でも良いのだが、残念ながらガソリンなので
昨今の燃料価格事情や、エコ対決から見ると、少しだけ分が悪いと思う

上記燃費報告追加 2013.4.22
すっかり夏タイヤになり 走行距離も5,000㎞を超えたので燃費のみ追加報告

使用タイヤ 純正18インチ
田舎一般道  11~14km/L
高速道路   15~16km/L (100km/h)
平均      13~14km/L

高速の燃費を伸ばすコツは 事前に高回転で加速し煤抜きをすると良いようだ

【走行フィール】

走行の前にひとつ書きたい事がある。
それはウインドーガラスだ

ドライビングシートに座るとわかるが、フォレスターのウインドーガラスはとにかく運転しやすいように
作りこまれている。
可能な限り前方と左右の視界を遮らないように調整してあるのだ。
それはAピラーの角度であったり、 フロントウインドウ前の三角窓の形状であったり…
こんなに死角の少ない乗用車は少ないと思う。 まるでボンネットのない商用車やトラックのような解放感で辺りを見渡す事ができる。

 そして本題だが、言わずと知れた スバルの走行フィールだ
前後の重量配分にこだわり、 狙ったラインに乗せる事ができ、 アクセルを踏んだ時のトルクの出方の味付けも気持ちい良いものだ。

フォレスターはSUVなのでショックのストロークが長い為、 乗り味が硬すぎないので、
T車からの乗り換えでもすんなり受け入れられる乗り心地だ。
 もちろん、T車のアッパーミドル以上からの乗り換えだと、 
だいぶ硬く感じるが、 先に述べたように
サスペンションのストロークが長いので ダイレクト感が和らぎ 許容の範疇として受け入れることができる。

代わりにワインディングでのロールのしなさや 衝撃を落ち着かせる力
ハンドリングなどは明らかに体感できるので、 お互いに長所だけでどちらが良いのかを選択すれば良いのだ。

続いて エンジン性能だが、 数値上は力は決してあるとは言えない、
しかし、スバルの新技術 『リアルトロニックCVT』の愛称なのか、 スタート加速はむしろダイレクト感満載で3500ccのトヨタ車より数段早い
簡単に云うと、 車が軽く動くのだ
正に1300cc~1500ccのコンパクトカーのような力加減で動いてくれる
毎日の道具として使うのであれば、これだけ軽い乗り味で車が気持ちよく動いてくれるのであれば
NAの方がレギュラーで燃費が良い分お勧めなのかも知れない
60kmまでの加速感がトルクフルで気持ちいい感じすらおぼえる

また、車体のサイズも必要最小限の拡大で押さえてあるらしく、道路での使い勝手も良い
これぞ、日本の為の便利車なのではないかと考えてしまった





【短所】

今まで、良いところをアピールしてきたが、もちろん今一歩の所もある
・カーナビの位置。
アイサイトに力を入れるはわかるが、 ナビの位置をアイサイト表示部に持ってくるか、
その場所でナビ+アイサイトにして頂きたかった (目線の移動が多い)

・サイドミラーのサイズと助手席側のとりつけ位置
ミラーはもう少し大型でもよい、後方視界はやはり需要だ
助手席側の取り付け位置ももう少し前方にあれば 視線移動が少なくて良いのに残念だ

・オートミラー格納がない
昨今車が大型化するわりに駐車場は旧規格のままであるので、 よもや3ナンバー車の
駐車時のミラー格納はマナーに近いものがある。
トヨタ車・三菱社はキーロックでミラーが閉まるので同じようなシステムが欲しかった。

・フォグランプの暗さ
我が家のフォレスターは 湾岸のHIDフォグ(黄色)に交換したが、
25wのノーマルなど、懐中電灯くらいの力しかない

・タイヤのサイズ
 新型の車が出る度に専用のタイヤサイズになる。フォレスターも同じ
タイヤのサイズはなるべく共通のものが履けるサイズで作ってほしい (高くなる)

・アイサイトと撥水剤の兼ね合いについて
アイサイトは撥水剤が塗られていると動作しない事があるらしい
でも、今はほとんど撥水ワイパーの時代… もう少し研究してこのくらいの事は問題ない
内容でデビューしてほしかった

・ディーラーの対応
ふた昔前の個人の車屋と余り変わらない…
トヨタさんはやっぱり凄いのかも?





【総評】

長々とスミマセンでした。
でも、今検討中の人知りたい情報だと思って書きました
結論はこの値段でここまでついているって凄いバリュー商品だと思います。
操作性・道具性・快適性 どれも 一クラス上のレベルだと思います。

時代的に考えると 燃費か燃料が おしい! と言えますが、
別に排気量からすれば普通の燃費なので、
それをどう思うかです。
一昔の水平対向エンジンに比べれば相当良くなりましたけどね

ほんとうに2012年辺りから、車は新しい世代に突入しましたね
新しいは良いことだ


Posted at 2013/03/05 23:19:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | インプレッション | 日記

プロフィール

「冬眠準備したり、ふるさと納税したりした今年3日目のお休み http://cvw.jp/b/198714/47341420/
何シテル?   11/13 13:58
仙人が住んでいそうな山里で日々精進をしています 春と秋の朝は窓からきれいに雲海が現れ、 冬はめっちゃ雪が積もります 国道が市道に格...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

ステアリングヒーター 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/07/05 03:02:28
アルファード30系後期2020.01の運転席シートベルトから異音がする件 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/05/07 06:32:11
バイクのシートがスゲー綺麗になる裏技 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/01/18 05:26:11

愛車一覧

ダイハツ アトレー ダイハツ アトレー
サンバーからバトンタッチ😀 1月に頼んで予定の4月を大きく越え7月下旬に納車
トヨタ アルファードハイブリッド トヨタ アルファードハイブリッド
外車、バイク、趣味車… 道楽者なので、結局は色んな乗り物に乗りたいです。 それをするに ...
ホンダ モンキー ちびトラさん (ホンダ モンキー)
こう見えて トレーラーヘッドとしての職務を持つ (笑) 小さいトライクだから ちび ...
ヤマハ マジェスティS ヤマハ マジェスティS
RX君へのチョイノリ負担を減らすために 増車。 便利な サンダル として、 その使命を ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation