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昨年の春にデビューした　レクサスの新型ＩＳ　だが
少し前に　代車で約10日程借りていたので　レビューを残しておこうと思う。





レクサス　ＩＳ


今回で３代目となる　ＩＳ

初代　→　アルテッツァ
２代目　→　日本レクサスでの初代ＩＳ
３代目　→　写真のモデル

であるが、　


レクサスも２代目が出た頃から取り扱い車種が増えたこともあり
ＩＳは　１台で色んな場面をこなす車から　どちらかというと走りに特化したクルマへ生まれ変わった。

ＩＳ250　ＡＷＤ　ｖｅｒＬ比較

　
　　　　　　前モデル　　　　　　　現行モデル
全長　　　4585　　　　　　　→　4665
全幅　　　1795　　　　　　　→　1810
全高　　　1445　　　　　　　→　1430
車重　　　1650ｋｇ　　　　　→　1660
地上高　　135　　　　　　　→　　130　




感のイイ読者の皆様ならお気づきだろう



そう、



ＩＳは　長く　なったのだ!!　　（写真参照　↑）

駐車場によっては　少しノーズが収まりきらない所も出てくるサイズだ。




しかしながら
この１０日間　駐車する際に　1810ｍｍという車幅で困った事は無かったので

経験上日本の駐車場は　1850ｍｍ辺りから　極端に狭く感じる様になるという大きな収穫があった　（２代目ハリアーの車幅）　





ちなみに外観のデザインは、今更筆者がｺﾒﾝﾄするまでもないので写真だけで割愛させて頂く。










【 シートに座って感じた事 】
良く言えば　スポーティ
悪く言えば　乗り降りがしにくい

椅子そのものは悪くないのだが、
体のサポート性に強く振っているので
とても、街乗りやお出掛け向きではない


スポーツ走行に重点を置かれた車なのでこの辺りは仕方ないのかもしれないが
利便性は無いと断言できるスポーツシートであった。




【車内】




コレがメーターである

視認性もよく、　イマドキの車らしく　タイヤの空気圧センサーも装備してあった。

　

パドルシフトの他、シフトノブでも変速の操作ができ、
まだ、Ｄで走っている時もパドルを操作すると一時的に　ＭＴモードになり、
エンジンブレーキ等の時に使いやすかった。




ナビの位置とエアコンまわり

新型　ＩＳは　ハザードを付けると　一緒になってハザードボタンが点滅して感動した




レクサスのリモートタッチと　シートヒーターのスイッチ

ちなみにシートヒーターは　ＯＮにしておくとエンジン始動するとＨＩで温め、
その後温度を見て自動でＬＯ　ＭＩＤ　を調整してくれる。
（勿論　マニュアル操作も可）




写真はとっていなかったが、
ウインカーもワイパーも　見慣れた操作バーだが、
その形をしたスイッチになっており、　常に同じ場所にバーがある
慣れるまで　変な気分であった　（笑）




室内はお世辞にも広いとは言えず、
どちらかといえば　狭い

これはスポーツセダンなので仕方がない





【走行フィール】

新型ＩＳは　ある程度しっかり踏んで
しっかりステアリングを切る


そうすると　　ゲーセンのドライビングゲームの実写版と化す！





このクルマはそういう車であった。




俺は2500ｃｃだが、　こう見えて　６発だ！

思いっきり　やってくれ！！





車がそう　言ってくるのだ。








高回転ではエンジン音が急にスポーティになり


昔のＶＴＥＣの様に　パワーバンドが存在する。






Ｇがかかるほど　ステアリングを切ると、　車がグッと粘る




スノーバーンでは　セガラリーをしている様にすら感じた。







そんな車の素性を知らず、　最初の７日間は　いつもと同じように　スロースタート、
燃費走行で　アチコチ出歩いたが　正直この　移動をするだけという乗り方は肩は凝るし、　軽のステラカスタムより疲労が強く、正直　ダメだぁ　と思っていた。



返す頃に素性が判り、


コイツは　前傾のスポーツバイクと同じ


ある程度飛ばさないと　逆に疲れる




その代わり　飛ばしている時は楽しい




そんな車であった。





【総評】

ある程度回転を上げ　スピードに乗せてスポーツ走行を楽しむ


趣味性　70％　　利便性　30％　


趣味車に　プラスで利便性を足したのがＩＳなのかも知れない



個人的には道具使用時に楽な車が好きなので
　
同ライバル車の　メルセデスＣ　の方が魅力的に見えてしまった。




おっさんの戯言でした



おわり