
7.5Rパフォーマンス乗りからすると、アンビエントライトやドアシルプレートライト、アクラポビッチがなくてこの価格は高いと感じてしまいます。私は中古で購入しましたが、8年前の7.5Rパフォーマンス新車価格は約600万円。8.5Rアドバンスと200万円の差。噂されているブラックエディションにはこれらの装着されそうですが、そうなると価格差はさらに拡がってしまうでしょう。
試乗をすれば、DCCの統合制御の進化やトルクベクタリング、大型化されたターボが羨ましくなるのでしょうが、ここまで乗りやすくした7.5Rに乗り心地を近づけれようようとするためにかかる時間と労力を考えると多分購入には踏み切れないでしょう。この前、ちょっと乗ってもらった人に「Rじゃない!」と言われましたが、まさしくそれを目指して色々いじってきたので、我が意を得たりとニンマリしました。
7.5でも不満はあります。5から乗っていますが、5は見えない部分にもちゃんとお金を使っているなと思いました。でも7.5はそういう部分をケチっています。
その際たる例が鉄製のエンジンサブフレーム。同時期のアウディS3ではアルミなのですが、Rであっても鉄。8からアルミになりましたが、7.5だとアルミを使っているのはTCRだけじゃないかな。Rというゴルフの最高級なのにこんな大事なところをケチりやがってと恨んでいます。
8.5Rで面白いなと思ったのが空気の取り込み口。運的席側から空気を取り込みますが、7.5ではエンジン側が解放されています。8.5Rはそこが可動式になっていました。低速時は閉じていて空気はエアフィルター方向にのみ流れます。速度が上がると風圧で蓋が上に持ち上がり、エンジン側にも空気が送り込まれるという仕組みでした。
ただ相変わらず助手席側は塞がれたまま。フロントグリルのスリットも運転席側だけ。8.5Rはフロントグリル上部の空気取り込みが7.5Rよりも狭くなっています。大丈夫なのかな。
お金がなくて買えないものの僻みです。でも、この金額を払えるのだったら、私はゴルフではなくアルピナB3を視野に入れ始めるだろうと思います。
ブログ一覧
Posted at
2025/03/01 13:11:57