
最近下回りの空気の流れに取り憑かれています。ディーラーに行っても気になるのはボディ下回りの構造だから、フロアーに寝っ転がって、下回りの写真を撮っている状態。
ボルテックスジェネレーター付きのフロントアンダーカバーとディフューザーのシェブロン装着が最近行ったことです。効果を確かめるために、夜な夜な湾岸の試乗コースを走っています。
効果はかなり感じています。下回りの空気の流れがスムーズになることで自然なダウンフォースが起きて、車体が安定しています。そして空気の流れがスムーズになることでサスペンションの動きがスムーズになっています。地面に吸い付くような感じ。段差を乗り越えても、サスが暴れることはなく地面をなぞっている感じがしています。
ゴルフ8では下回りの空気の流れはそれ以前のモデルに比べると改善はされていますが、他社の車と比べるとまだまだ改善できる余地は大きいです。
メガーヌRSの下回りです。
フロント周りはサブフレームが完全に覆われています。
リア周りは芸術品。これに対してゴルフRはこんな感じ
これを見ただけでもメガーヌRSの方が空気をよりスムーズに送り出しているのが一目瞭然。ゴルフRは空気の流れは乱れるし、バンパー裏側にも空気が流れ込んでパラシュート効果の原因となっています。
さらにメガーヌRSではバンパー両端にリアのホイールハウスの空気の後ろに流すスリットが存在しています。ゴルフRではその空気はバンパー裏側に直撃しパラシュート効果の原因になっています。
メガーヌRSはここまでやっていることにただただ驚きです。しかしながら、逆にいえばゴルフRがこれらの点を改善できれば、メガーヌRSをはるかに上回る乗り心地を手に入れられることになると思います。
その究極の解決策がこれだと思います。
ECSチューニングのUltimate Street Shield Kitでしょう。ノーマルに比較すると下回りフラット化は全く別物。このキット装着で20キロ重くなりますが、それよりもフラット化と低重心化のメリットが大きいような気がします。
このキットの弱点は、マフラーのチャンバーから後ろが覆われていないこと。車体後ろから出る空気の流れがメガーヌRSのように制御されていません。
それと熱対策。夏に渋滞なんか考えたくもないです。
それでもお金があれば試してみたいです。送料込みで30万程度。
仮にフラット化してもまだ改善できる余地はあります。それを教えてくれたのがトヨタの士別フィン。あのケチなトヨタが装着するわけですから効果がないわけがないです。
下の写真はプリウスの下回りで士別フィンを装着する位置です。
プリウスの下回りは、ゴルフRと比べれば驚くほどフラット。空気の流れも遥かにいいはず。そんなプリウスであっても、士別フィンを装着することでハンドリングや直進安定性が改善されるようです。
ということはフラット化した上でも士別フィンは整流を高める効果があるということなのでしょう。
逆にいえば、完全にフラット化されいなくても、フラット化されている部分で士別フィンのようなものを装着すれば整流効果を高められるのではないでしょうか。
フロントエンジンカバーに付けたボルテックスジェネレーターは士別フィンと同じ効果を感じさせてくれたのではないかと思っています。
よりフラットにすることは難しいですけど、今後はフラットになっている部分の整流効果を高めてみようと思います。
Posted at 2025/04/03 00:41:48 | |
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