オンボード撮影時のiPhoneカメラオートフォーカス機能のオン/オフ切替

オンボード撮影用のiPhoneホルダーを作成・位置調整して撮影テストを先日行いました。

iPhoneのカメラは、デフォルトでオートフォーカス機能がオンの状態で、人物や動く物を撮影するには対象物を一度タップすればピンボケせずに撮れるので非常に便利です。
特に人物撮影は顔を認識してフォーカスしてくれるので尚更便利。

しかし、オンボード撮影をするには少々厄介です。
撮影開始時に車外側にフォーカスを置いても、ちょっとした拍子に車内側の最も暗いところにフォーカスが移ってしまい外が見えなくなってしまいました。

例えば上の画像。
動画の一部なのですが、正面の少し先に日当たりの良い部分が見えてます。
その直前にちょっと深めの段差があり、そこを乗り越えて車体が安定した途端に...

次の画像の様になりました。

フォーカスが車内の最も暗いところに移ってしまい、車外が完全にホワイトアウトして全然見えません。

これでは折角撮影しても、道路状況に対する自分の操作タイミングが分からないので、なんの意味もありません。

「え？今更？(笑)」と苦笑いされてしまいそうですが、オートフォーカス機能をオフに出来ないか調べました。

デフォルトの状態でHSのリアタイヤ周辺を写しました。
最も明るいホイール部分がフォーカスされて、ホイールハウス部分は真っ暗で何も見えません。

今度はホイールハウス内をタップして、フォーカスしました。
暗い部分が見えやすくなりましたが、引き換えにホイールが明る過ぎて輪郭しか見えません。

この状態のまま他へカメラを向けてから再度同じところを写そうとすると...

フォーカスがホイールに戻ってしまい、ホイールハウス内が真っ暗になりました。

オンボード撮影では、この逆の現象になるわけですが、理屈としては同じだろうと思います。

で、色々検索してようやく辿り着いたのが「フォーカス固定したい部分を長押しタップするとAE/AFロック機能が有効になる」という操作でした。

この操作を先程の様にHSのリアホイールハウス内で有効にして、他所へカメラを向けてから再度同じ場所にカメラを戻したら、ホイールハウス内が見える状態が保持されていました。

AFがAuto Focusの略なのは分かりましたが、AEの意味が分からずまた検索。
すると「オートマティックエクスポージャー(Automatic Exposure)自動露出補正」とありました。

カメラや撮影に詳しく無いので理解度がイマイチですが、実際に必要だったのはAFオフではなく、AEオフだったかも知れません。

いずれにせよ、欲しかった機能の使い方が分かりました。
次回撮影時に試してみようと思います。