2019年03月03日
はじめて新車で購入した車の代替えを考えだしたので、今までの総括を記録する。
〇新車時の状況
・十分足回り部分の強度が高いためか、まれにみるフットワーク(さすが積載量350㎏で運航を想定し、フレーム付きの車)。
※ただし、通常のバンと比べ、高出力の動力性能に見合った足回りが設定されたようで、乗り心地硬し。
※雪国に多いコンクリート舗装では、舗装面の微妙なうねりに足がついていけず、自分で運転していて気持ち悪くなる。
・バンと思えない高回転セッティングで、上まで回すと恐ろしく速い。
※肝心の林道など未舗装急こう配道路は、トルクがついてくる回転まで上げないと登れず。
・MTの入りが、バリが取れ切ってないような硬さがある。(個体差あるかわからないが5万キロ近くまでミッション入りにくかった。)
・スポット箇所がくっきり見える塗装の薄さにびっくりし、Gコート+ノックスドールの防錆作業を依頼してよかったと思った。
・はじめての電動パワステに違和感を感じる。
・ハイルーフの猛烈な積載性に驚く。
〇使いだしてからの状況
・足回りはもともとブッシュ類など強化品?のためか、NAタイプと比べびっくりするような劣化は感じない。(NAバンは、舗装路でびっくりするくらい乗り心地よかったのが、びっくりするくらい早く劣化した。)
・防錆:安全性に問題がある部分以外はすごく錆びると聞いていたのでGコート、ノックスドールなどやったが、給油口蓋などの部分は3年待たずに脱落した。(車屋がクレーム整備にしてくれたので無料)
※ノックスドール施工部分は比較的ましだが、その他の外板部分はどうにもならず、以降保護材の施工はやめた。
・ハブボルトに貫通ナットを使用したので、3年待たずに錆びて固着し、ハブボルトがもげる。
※他の貫通ナット使用車両では起こってないのでスズキ特有の現象?袋ナットの使用をお勧めします。
・フルタイム4WDなので、凍結路を猛烈なペースで走れるが、FRベースの必要な時だけ入る4WD(フルタイム4WD)なので油断すると恐ろしいことになる。
・高速道路は普通車同様のペースで走れるが、びっくりするくらい燃費が悪い。
・タービンが元気な状態で15km/Lを超える燃費を記録するには、ものすごくアクセルワークに気を付けないと達成できない。
・燃費記録を見ると、83,000km前後から、1リットル当たり1~2kmの燃費改善がみられ、15km/㍑を超えるようになる。
※追い越し加速などターボ系の劣化が顕著になってきた。自分の車は、5万キロから8万キロが一番調子が良かった状態だった。
・当たり前だがルーフキャリアを付けて荷物を運ぶと、結構燃費落ちる。
・あたりがついた後でも日常では3000回転くらい回さないと、ギア抜け・入り悪いので、場合によって運転がギクシャクする。
※反対に回転を合わせるとクラッチレスで簡単にシフトチェンジできる。(自己責任でお願いします)
・ハブベアリングは使用期間13万キロの間で4回交換(ほとんど左側だったような気がする)
・エンジンが座席の下にあるためハイペースで移動すると、猛烈にうるさく暑い。(1日120km弱の通勤で少し耳が悪くなった。)
〇総評
・動力性能、運動性能はハイペースのトランスポーターとしては文句なし。
ただし、農林業等低速を想定した動力性能ではない。(農林業はNAでMTを奨める)
・防錆対策は、80年代ホンダ車クラスなので錆びる。(積雪地の耐用年数は短いと思う)
次はホンダのアクティリアルタイム4WDかな?(ハイゼットやキャリーみたいなビックキャビンがでればすぐにでも買うかも?)
Posted at 2019/03/03 19:59:43 | |
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