こんばんは。先日ハルちゃんで買い物に出かけようと思ってエンジン掛けて、シャッター開けて、運転席に乗り込んでクラッチを踏
クラッチが無ぇ!!となったべんべぇです。
あれ、AT車だったっけ?と思いました。
そしてその後、あれコレやばいヤツじゃね?と思いました。
ヨッシージD氏が故障診断に来てくれるというのでウマかけしてお迎え。
(実はその前にすれ違いで診断に来てくれたんだけど不在につきD氏トンボ帰り)
…あれ、レリーズって言ったんだっけ、コイツが原因だろうと見立ててもらって部品発注段階へ。
D氏「このくらいなら出張修理でもできるから」
べんべぇ『じゃあこのまま浮かせとくねw』
※ヨッシージは自社ローダー持ってないのです。
「まぁクラッチが切れなくても自走で持っていくこともできなくないけどねw」
『うんわかるけどなんかやめてあげてw』
…というわけで週末にハルちゃんとイチャイチャできなくなったので(←動かないだけだから磨いたり掃除したりその他諸々はできるじゃんか!と今気づいた)、別のオモチャで遊ぶことに。
法改正(規制緩和)で正式に、公道の運行が許された
(らしい)農業用被牽引車(らしいと言うのは、私は牽引運行そのものは元々適法だと思っていたからです)。
で、ちょっと調べたところによると、
・総重量750kg以上の被牽引車を牽引するなら牽引免許を以て運行すること
・定められた灯火や反射材、表示等を設置すること(詳細は一部割愛)
・他、なんやかんや
などあります。牽引免許は保有しているので問題無いですが灯火類が全ッ滅ですww
まだ過渡期(?)にあって、警察も即取締りとは動かないかもしれませんが、
べんべぇ『大特も牽引も持ってますぅ!なんか文句あっか!』
お巡りさん「あっそうなのでも灯火が付いてないので整備不良ですぅ!」
などと反撃されたら悔しいので
(そもそも喧嘩売るなってハナシw)、できるだけ合法仕様に近づけていきます。
あと、灯火が点いてる方がカッコいいからね♪
~作業0日目~
初めてのアマゾゾでお買い物。汎用LEDテールユニット、トレーラー専用三角反射板(赤)、LED付き反射板(白)、電線6色セット7m、コルゲートチューブなどなどまとめ買い。
最初に妄想していたときはバイク用のコンビテール(ウインカーとテールブレーキが一体になってる砲弾型のヤツ)をちょこんと取り付けようかなと思ったのだが、別にバックランプを用意しなきゃならないのが面倒な割に値段も安くもないのでボツ。3色汎用テールの安いのがあったのでそっち。¥1500くらい。
ちなみに三角反射板はただの三角の反射板なのに¥1200くらいした、たぶん。解せぬ(マジレスすると三角はトレーラー専用だから需要が限られて割高になるのかな)。
とりあえずコルゲートチューブに電線5本を詰めながら晩酌した。
~作業1日目~
現車合わせで色々確かめる。テールユニットが思ってたより少し大きかったり、配線をどう這わせようかぼんやり悩んだり、そもそも配線の長さが足りなくてげんなりしたりした。
最近よく遊んでもらっているハチロク先輩とS2先輩(否、
S2000輩、かなw)に愚痴というか進捗報告(なーんにも進んでないんだけど)をしたらなんとハチロク先輩が欲しいだけの電線を密かに調達して届けてくれるという!
そんなに甘えては申し訳ないなと思った反面、
ここまでやる気を削がれた今は逆に先輩に尽力してもらうことで自分を奮起させるのも得策だろうと御言葉に甘えた。
ギボシ端子など細々したものを買ってなかったので買い物に出かけようとした。
ハルちゃんが、壊れていた(本ブログ冒頭)。
~作業2日目~
(休日の割に)早起きして仕事に取り掛かる。
べんべぇ『おはよう父上!5mm、6mm、あとは12mmくらいのドリルとそれらを回す工具を貸してくれ』「あるよ」
電動ドリル2台、ドリルセット(キリと呼ぶのは業界の人かしら?)、オートポンチとセンターポンチ、ハンマー。素晴らしい。
まずは純正の反射材を外して、三角反射板に交換。もちろん取付穴が合わないので新たに穴開けして取付。パネルが歪んでるけど、これは荷台をシーソーさせたときに荷重を受け持つ構造材なのでゴツくて直らない。ので諦める。構造材なのにグチャるって逆にどんな衝撃。。
テールユニットはアオリ後端に付けることにした。リアパネル(反射板の所)も検討したけど、車高が低く見える
(カスタム魂!)けど、取付地上高25cmとかなんとかを割りそうなの(真面目か!)と、泥だらけの農機の積み降ろしで泥を被ったり洗車するときに水をざぶざぶ被りそうなので却下。
アオリ後端に付けることで視認性も高く、左右端なので視覚的にワイドに見える
(カスタム魂!)。
で、後ろがこんな感じに。
前端左右には前部反射材(白)及び前端灯(白)を満たすよう、LED付き反射板(白)を取付。アオリのどの部分にどうやって付けようかとしばらく悩んで、ようやく気づく。配線も下に通すんだし、荷台下に出てるアングルフレームに付ければいいじゃん。低い位置になったので視覚的に(以下略)
右の配線を左に合流させるレイアウトを考える。考える。考える。こうして時間が過ぎていく。
ちょうど、荷台の前端のパイプフレーム端部に穴が開いているのに気づいたので、フレームの中を通す。我ながら素晴らしい。アースは個別に落とそうと思っていたけど面倒になって+とまとめて引っ張って、左右まとめて落とした。
ちょくちょく点灯検査をしてモチベーションを保つ。
テールランプの配線も右を左に持っていく。どう繋ぐか、どこで切るか、考える。考える。こうして時間が過ぎていく。
思うんだけど、資材的にだったり心理的にだったり余裕がない状態だと仕事ははかどらないね。どうしたら無駄がないかなぁとかどうやったら失敗しないかなぁとか考えてばかりだと時間で損をする。でも根がケチだから仕方ないw
気がついたら真っ暗になってたけど、左右テールを合流させるところまでやって、点灯検査してニマニマして、おしまい。
この日は本当に朝から晩までトレーラーにかじりついていた。すごい。すごい集中力。すごい仕事の遅さ。
~作業3日目~
左右テールのハーネスにメインハーネスを接続して、前に引っ張っていく。
言葉で言うのは簡単なのだが、さてどう引っ張れば(どう固定すれば)いいだろうか。荷台裏はパイプフレームが荷台床に密着していて、タイラップもビニールテープも巻くことができない。ケーブルホルダーみたいなものを両面テープで貼ればいいだろうけど、あいにくそんなものは持ち合わせていないし。。
…あぁメンドくせぇ。
フレームパイプ下に穴を開けて配線を入れることにした。あぁ最初からこうすればよかった。
先端をフック状にした針金を真ん中から端へ押し込み、端の穴から別のフック針金を突っ込んだらうまく絡めとることができた。
あぁ最初からこうすればよかった。前端灯の+は前から真ん中へ。
テールユニットのハーネスは後ろから真ん中へ。
なぜ前端灯+をわざわざ後ろに戻すのかというと、シーソーすると荷台前部はシャーシから浮き上がるから。シーソーの軸部分でシャーシに配線を落とす作戦ですね。
前端灯+をスモール線に繋いで、、
やったー荷台の仕事は終わったー!!!
シャーシ側はパイプフレームだけなので、ビニールテープでもタイラップでもなんでも巻いてハーネスを自由に固定できます♪
トラクター側の電源取り出し。これは狭いというのがネックなだけでそんなに苦労しなかった。…だって灯火に繋がっている配線が丸見えなんだものw
検電とかしなくても(あこれはスモールだな。これはウインカーだな)。
動作確認したときは制動灯が点かなかったのでウチのトラクターには未装備なのかなと思っていた(小型特殊枠なら制動灯の設置義務は無いらしい?)けど、あるとき駐車ブレーキをかけてたらテールレンズが赤々と…(※トラクターの駐車ブレーキはフットブレーキを物理ロックする構造が多いです)。
なーーんだブレーキスイッチもハーネスも無いのかなどうしようかなと思ってたけど制動灯あるんじゃん♪と喜んだのも束の間、今度は点灯しない。。
どうやらブレーキスイッチの接触が著しく悪い模様。。こればっかりはどうしようもないねー。
暗くはならなかったけど予定があったので時間切れ。いよいよラストスパートだ!
(←え?フラグ?)
~作業4日目~
前日取り出した電源線各種の取り回しと結束。距離も短いし、トレーラーのワイヤリングと比べれば簡単簡単♪
トレーラーのアーシング。点灯検査の結果、ブレーキレバーまではアースが通っているが、牽引幹先端のアイ(トラクターに繋ぐ輪っかの部分)までは抜けていないことがわかった。
牽引幹→慣性ブレーキのスライダー→アイ、と複数の構成部品があるために導通が悪いのかも。面倒だけど面倒なのでブレーキレバーからアイまでアーシングすることに。
ドリルで少し掘ってバーナーでガンガン焙ったらハンダが乗るかしら?と思ってドリルで少し掘ったところで、ふと父上がタップのセットを持っていたことを思い出す。穴開けれるならタップ立てればいいじゃんね、と作戦変更。
ワイヤーカップで研磨してあったアイの下側でアースの導通を確認してニンマリ。
トラクター側のヒッチ部分は同様にアースの導通確認済みなので、懸案だったアース事情もこれにてクリア!
メインハーネスの結合には、エーモンの6極カプラーを使うことにしていた。
防水じゃないんだけど、そんなに雨に遭う運用もしないので
(←え?フラグ?)まぁ大丈夫なんじゃね?
ウインカー左右、スモール、ブレーキ、バックで5極でしょ。上記のようにアースで悩むくらいならマイナスもカプラーで戻せばいいんじゃね?と思ったこともあったけど、それこそ水を被ったりしたときにマイナスは同居してない方がマシかな?と考えて+5極のみ。
端子をカシメてカプラーユニットにプチンプチン入れていくのはなかなか爽快でした♪
…ただ、脱着…結合はともかく離脱がメチャクチャ渋いです。ツメでロックするようになってるんだけど、そこまで挿さなくても良いかなぁ…。
まーそれはさておき。
これにて完成!!
…ちなみに
テールの配線は外にむき出しであんまりカッコいいものではないですが…
この構造のおかげでアオリを切る(開ける)こともできます♪
おぉ!これはこれでテールの位置が低くなってロー&ワイドな印象でカッコ良さげ!
暗くなってから動作確認♪
おーカッコいい。
あ、噂のブレーキランプが点いてるwwなんて出来る子なんだ!
しかしその後ブレーキランプが点灯したのを見たものは居ないという。。
追加の部品調達と、電設の構造相談に乗ってくれたハチロク先輩とS2000輩にあらためてスペシャルサンクス!
そういえば今回使いまくったハンダも、ハチロク先輩に貰ったヤツでしたw
今年は夕暮れまで稲刈りするのが楽しみになりそうですww
そもそも安い灯具だし、トレーラーはノーサス(「タイヤの前にダンパーみたいなのあったじゃん!」という貴方は良く見てくれていて嬉しいですが、あれは荷台のシーソーの減衰装置なのですよ)なので振動ですぐ壊れそうな気がしないでもないですが、まぁ、それはそれってことで。。