20091024 小田原城 小峯の大堀切り その1
投稿日 : 2009年10月29日
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後北条氏時代の小田原城遺構で、最大の見所と言えるのが小峯御鐘ノ台に残る大堀切です。
戦国時代末期、豊臣秀吉の侵攻に備えて全長9㌔にも及ぶ総構えが造られました。
八幡山の尾根を中央にして、北と南に延びていた2つの尾根が総構えのラインになっており、八幡山と南側の尾根が収束する部分を、中堀と東堀が断ち切り、さらに北側の尾根が収束する部分を西堀が断ち切っています。
残念ながら西堀と中堀は半分以上消滅していますが、東堀はほぼ完全なかたちで奇跡的に残っています。
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八幡山古郭の北西部にある城山公園に残る土塁。
高さ3mほどの土塁が、150mに渡って残されています。
この土塁を越えた先が東堀です。
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この土塁は見事なもんです。
登らずにはいられません。
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城山公園はこのような雑木林になっており、その向こうには戦没者慰霊碑や水道局の施設、さらに下ると小田原高校に行き着きますが
土塁が一部残っているくらいで遺構と分かるものは残ってないようです。
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そして東堀!
深さ12m。幅は広いところで30mにもなります。
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写真では大きさが想像しにくいと思い、自らも入って見ました(笑
ちなみに身長178cmから177cm。
この時間は、177cmと思われますwww
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土塁の上から。
素晴らしすぎます。
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東堀と中堀の間はいくつかの曲輪になっていて、それぞれの曲輪は堀で分けられていました。
この堀は、中堀と繋がっています。
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