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うるてぽのブログ一覧

2016年01月27日 イイね!

16年冬 北海道ドライブ1日目

2016年1月17日から21日まで厳冬の北海道をドライブした旅行記です。白銀・快晴・極寒・吹雪、いろいろ体感し楽しめた5日間の思い出となります。長文なのでごゆるりとお楽しみくださいませ。



昨年末よりゴタゴタがあり、決行が危ぶまれた冬の北海道ドライブ。一時はキャンセルを考えていましたが、なんとか行けることになりました。

中部国際空港(以下セントレア)発の新千歳空港着で北海道入りしまして、女満別空港からセントレアに帰る飛行機を手配していました。ですので今回のドライブ予定ルートは、初日に小樽で泊り、その後は日本海側からオホーツク海側に向けて道北をグルっと走りまして、最後は道東で〆るつもりだったのです。

ところが、天気予報を見ていると日本海側は天気が良くない日が続く見込みだったので、直前にルートを変更し、襟裳岬経由で初日から道東に向かうことにしました。



本来ならドコに行こうかな?なんてじゃらんを見ながら妄想するところですが、出発前日まで仕事をしていたこともあり、そんな余裕もなく急ピッチで準備をして当日を向かえるのでした。


・・・
1月17日(日) 北海道上陸編


セントレアの朝イチの便を取ってあるので、それに合わせて起床したのは4:30です。前夜に準備しておいたスーツケースをZ4クーペの狭いトランクに乗せたら空港に向かって出発!

気温-0.5度!愛知にしては結構冷えた朝ですね。

ハイドラを起動させると舞子サンに向かっていくアイコンがたくさん表示されていました。そう、今日17日は第3日曜日なのです。

そんなハイドラーを横目にガラガラの道路を快走して6:15にセントレアの駐車場に到着。


ぐるぐる探して空いてる場所に駐車したらば、なんとドイツ御三家がそろっちゃいました!

BMW・ベンツ・アウディ

写真を撮りつつ、思わずニンマリ(笑)

トランクからスーツケースを降ろしたらセントレア内へ。バイバイZ4クーペ。しばらくの間お別れだね(ToT)/~~~



セントレア内には早朝の時間なのにそこそこ人が居て驚きます。搭乗する航空会社のカウンターでスーツケースを手荷物として預け、その後は朝食を食べにひとつ上のフロアへ。

6時30分から営業しているフレッシュネスバーガーさんにて朝ごはんタイムです。

展望デッキがオープンする7時までまったりしました。



飛行機の定刻が8:10ですので、それまでは展望デッキから大空へと飛び立っていく飛行機を眺めて時間調整です。

今日は北に向かって離陸していくようです。これなら舞子サンの会場である新舞子マリンパークを離陸した飛行機から見られそうです!


7:40に保安検査場をパス、そして8:00に搭乗開始となりました。

これから乗り込む機体。11ヶ月ぶりの飛行機に少しワクワク♪


指定した座席に座り、手荷物は前座席の下へ。ふと顔をあげると馴染みのロゴがありましたよ!

RECARO!
そうです。バケットシートで有名なあのレカロなのです。航空機用のシートも生産していたのですね。

とは言え、他の機体のシートとの違いはよくわかりませんが(苦笑)


そうこうしていますと飛行機からボーディングブリッジが外されて、滑走路へと進みだしました。


セントレアの南側まで自走しUターン。そして窓越しに滑走路が見えてきました・・・。

写真左奥に向かって。離着陸で出来たタイヤ痕で真っ黒!

滑走路に入るとジェットエンジンの轟音とともに機体が一気に加速します。

ゴォーーーーーー

シートに押さえつけらる加速G、一瞬の"フワッ"とした感覚とともに飛行機は空へ向かって飛び出すのです。


みるみる上昇する機体。

やがて前方に新舞子マリンパークが見えてきました!!!
ズームレンズに換装して揺れる機内から激写(笑)

上空から参加するのは新舞子サンデー!

テレ端200mmからの超解像ズーム(等倍2倍?)で撮影。

わかりますかね?車が横一列にずらぁーっと駐車されている様子が。
もっと高級なレンズならクッキリ撮れたと思うのですが、飛行機の窓(3重窓)からの撮影ですので厳しい物がありますね。出来うることなら花鳥さんの姿まで写したかった・・・。



舞子サンを機上から参加すると言う願望は叶いました。


飛行機はなおも上昇。やがて伊勢湾から名古屋の上空へ


大きく右に旋回すると機首は北海道へ向くのでした。




グングン高度を上げて進みます。ベルト着用サインが消灯する前後からは富士山がハッキリと見えてくるようになっていました。

南アルプス越しの富士山。富士山周辺は雲海が広がっているようですね。


時間帯的に逆光になってしまってますが、それはそれで趣きのある画になってます。

富士山を一生懸命に撮影していると、機体反対側に座っている乗客が窓の外を眺めているのに気が付きました。ベルト着用サインは消えているので反対側へ移動してみたところ・・・

なんと眼下には冠雪しきった北アルプス(中央アルプス?)が展開されているではありませんか!!

雪山の""と宇宙の""がとても綺麗。

なんだか宇宙飛行士になって見下ろしている気分です。

空から見下ろす世界には"境"なんて無いのだよ

なんて言葉を思わず口にしたくなります。



その後は長野・新潟上空から雲が広がり始め、飛行機は日本海へ出ました。



・・・
音楽を聞きながら時は過ぎ、やがて北海道が見えてきましたよぉぉ!!

函館周辺です。翼の影の下あたりに函館市街と函館山があります。

真白な北の大地が見えてくると一気にテンションが上りますね(笑)

駒ケ岳も見えてました。

昨年の10月ドライブの時には冠雪した駒ケ岳を撮りましたよね。

そろそろ着陸体勢に入るため、元の座席に戻りベルトを着用。その内に飛行機は高度を下げ始め、白銀の北の大地がじょじょに近づいてきました。

鵡川周辺ですね。右に進んだ先が襟裳になります。


ウトナイ湖上空を過ぎると、新千歳空港へ。車輪が滑走路についたと同時にエアフラップが展開、エンジン逆噴射の轟音で急減速しました。

ゴガァァーーーーー!!!


ほどなく減速工程は終わり「当機は新千歳空港に着陸いたしました」とアナウンス。

飛行機は新千歳空港とボーディングブリッジで接続されるといよいよ北海道に上陸となりました。


安全運行お疲れさまです。新千歳空港は真っ白。


手荷物として預けていたスーツケースを受け取ったらレンタカー会社の受付へ。そこから営業所までバスで移動します。

新千歳空港より10分弱で到着。手続きを済ませたら今回の北海道ドライブでお世話になるレンタカーとご対面となりました!


どんっ!
はい。トヨタのヴィッツ君ですー。

(´・ω・`)マジカ


フィットかデミオがイイなぁなんて思っていたのは秘密です(爆)


現車の外見に異常がないかを確認し終えたらトランクにスーツケースを載せ、運転席周辺をドライブしやすいように手を加えます。

GPSロガーを起動、ハイドラも起動。準備が出来たので出発です!


16年冬 北海道ドライブ1日目スタート

営業所内でブレーキとスタッドレスの効き具合をチェック。特に問題も無さそうなので営業所から公道へ。

ドライブ前に行き先を襟裳岬経由の道東地方に変更したので、このまま南東方向へ向かいます。



営業所からR36に出て左折、道なりに走り日高自動車道を目指して適当な道道へと進みました。

白銀の世界が眩しい!

気温は-7度。空は快晴、気分は最高ですね。


苫東中央ICから日高自動車道へ上がり終点の日高門別ICからはR235を走りました。

太平洋側は積雪が少ない地域でもあるので、速いペースでドライブです。もちろん凍結や積雪が道路に残っている部分もあるので慎重に運転ですよ。


気温より路温が高く、太陽光の熱で雪や氷が溶けてしまってますね。


新冠町市街の手前でサラブレット銀座駐車場に寄り道してみました。

牧場も真っ白だ。
緑がないので雪原との違いがよくわかりませんね(苦笑)


今夜は道東地方の帯広市街に宿を予約してあるので、あんまりのんびりしている時間もありません。先に進みましょう。



新ひだか町→浦河町→様似町と進み、様似町市街地手前で2015年秋ドライブでも立ち寄ったエンルム岬に行ってみることに。

国道から漁港方面に入り、民家脇より急坂を登ります。急坂は除雪はされていませんが、積雪深が浅いので余裕で登れました。


登り切った駐車場からは様似市街と冠雪したアポイ岳・ピンネシリが見晴らせます!!

おぉ。思わず感嘆の声が。

雪化粧した町並みに真っ白な山、空と海の青。素晴らしいですね。


ヴィッツ君も入れて。

秋に来た時とは別の景色に感激です。風が強く空気が澄んでいるためか山々がクッキリ見えていたのでなおさらですね。


真冬のエンルム岬を満喫したら出発。国道に復帰したら襟裳岬へ向かいます。


様似町→えりも町と進み、道道34にスイッチしたら丘陵地帯へと景色は一変します。これまた15年秋ドライブでも足を止めた場所へ

今まで走ってきた方向を望む。

青空相性がイイですね。雪の積もった丘陵地帯もなかなか良いものです。





ここから少し進めば、目的地の襟裳岬に到着します。ガラガラなのでマナー違反ですが散策しやすい場所に車を駐めました。


流石に真冬では売店も冬季休業中のようです。


日曜日の13時過ぎ。初夏から初秋までは多くの車で賑わう襟裳岬、厳冬期は吹き荒ぶ風だけが周囲を満たしています。

ニット帽に手袋、ダウンジャケットを着込んだら散策開始です!!

雪を踏みしめながら小高い丘を登れば襟裳岬を見下ろせるスポットに到着します。

真冬の襟裳。荒々しさは年中無休の様ですね。

振り返れば襟裳岬灯台日高山脈の末端の山々が。

いい眺めですね。荒涼感にどっぷり浸れる場所なのかもしれません。

そのままいつもの散策ルートを歩き、お気に入りの断崖を望む場所へ。

断崖絶壁が連なる景観も雪化粧で少しやんわりした感じ。

襟裳岬は風が強く積雪も少ないので地肌が見えていますね。それでも初夏や晩秋の頃と比べますと、多少なり穏やかな印象になります。


グルっと一周して駐車場に戻ったら、宿のある帯広に向かって黄金道路へと進みました。

道道34を北上し百人浜を走りぬけ、R336に合流。えりも町庶野地区を過ぎると黄金道路区間へ突入です。黄金道路区間入り口の記念碑があるパーキングで撮影しました。

断崖を貫く黄金道路。やっぱり晴れていると景色が一際美しく見えますね!



去年の2月にも黄金道路を通って襟裳岬まで来ましたが生憎の曇天。それが晴れているとこれほどまでに見える景色が違うだなんて・・・。天気は旅を楽しむのには重要な要因だということを再認識させられます。

撮影が終わったらトンネルばかりの黄金道路区間を激走。宿のチェックインの時間もあるので、ここからはノンストップで進みました。


黄金道路を終えて広尾町を通過、R336からR236へと進路を取ったら北上して帯広市街を目指します。

大樹町から先は国道から適当な道道にスイッチ。白銀の農耕地より傾く太陽を眺めましたとさ。

雪原にも似た農耕地。


・・・
帯広市街でヴィッツ君に給油を済ませたら宿にチェックイン。本日終了となります。

昨年も何度も利用させてもらった天然温泉 白樺の湯 ドーミーイン帯広さんが今夜の宿です。

16時過ぎのチェックインでしたが、平の駐車場にはまだ余裕がありました。19時くらいになると平日でも満車になるのですよね(苦笑)


今回お世話になるお部屋はシングル。

ベッドはダブルですけれど。

荷物を置いたら早速温泉につかりに行きました♪

ふぅ。なんとか襟裳岬経由で帯広まで来られましたよ。しかも晴れていたので景色も良好!良かった良かった。

温泉でのんびーりしました。


いつもの北海道ドライブですと、ここから"当日の日記"を書き始めるのですが今回はそれがないので、心なしか気分が楽なことに気が付きます(苦笑)


部屋に戻った後はベッドでゴロゴロしながら夕食のお店をリサーチ。

日曜は閉まっているお店も多く、日曜17時から営業をしている居酒屋を決め込んで突入することにしました!

おじゃましたのは魚の一心さんです。

んまーギラギラした外面が活気の良さを物語っていましたよ。


カウンターに案内されてとりあえずのビールを注文。

厳冬の北海道にカンパ~イ♪

突き出しを食べようかとした時でした。店員さんが大きな桶を持って来まして、なにやらチャレンジをしてくださいと申してきたのです。

このお店では有名な"貝すくい"でした!!!

金魚すくいのポイを使ってボール内の貝をすくうと言うイベント。お通し代に含まれているのかどうかも分かりませんが、頼まれたらやるしか無いですよね(笑)

聞き手が左にもかかわらず右手ですくったりして、貝を4つほどゲット。後に要してもらった焼き鉢で炙って食べることが出来ました!

なんだか良くわからないイベントだったけれど、焼けた貝は旨かった(笑)

その後は注文した料理に舌鼓です。

ユッケ風な味付けのジンギスカン。


8種盛りが期間限定の特価で。
しかも"つう"な事に山わさび(ホースラディッシュ)までついてきました!!!

個人的には本ワサビよりも山わさびの方が大好きです。


ホッケの開き。このサイズでハーフ・・・。



とにかくどの料理も(゚∀゚)ウマウマ
それもそのはずでして、なかなか予約無しでは入店できないお店だった様です。

カウンターの隣で一杯やっていた老夫婦と仲良くなり、お店の店長(代理?)さんも含めてお話をしていたところ、かなりの人気店だということを知りました。

ですので
「お兄さんツイてるよ!」
なんて老夫婦の奥様に言われながら、楽しいひと時は過ぎ去るのでした。


ごちそうさまでした。お会計を済ませてお店から出る直前に仲良くなった老夫婦の奥様に「またおいで!」と言われて、心まで暖かくなりましたとさ。



お腹も心も満たされたら帯広の街を散策です。日曜と言う事もあって、行き交う人はそれほど多くなく繁華街をぐるぐるっとしてました。

手の先が寒さで痛くなってきたので帯広駅前の温度計を見てみたら・・・

-9度。そりゃ寒くなりますわ。

コンビニで買い物を済ませたら宿に戻りました。



2度目の温泉につかり、散策で冷えた身体を温めます。部屋に戻ったら北海道ドライブの上々な始まりを祝して一人宴会を。

サッポロクラシックで乾杯♪

と飲み始めるものの、居酒屋で既に一杯やっているのでスグに酔いがまわり眠くなり・・・(´・ω・`)



本日は無事に北海道上陸を果たし、初っぱなから晴天に恵まれましてとても満足です。明日の午後より天気が悪化、大いに荒れる予報が出ていますね。
そんな予報でもオホーツク海側では午前中までは晴れるそうなので、内陸部を突き進んでオホーツク海まで出てみようとー

ざっくり行き先が決まったから寝ましょう(笑)


詳細な走行ルート。


飛行機航行ルート。


2日目につづく!
Posted at 2016/01/27 19:57:28 | コメント(8) | トラックバック(0) | 16年冬 北海道ドライブ | 旅行/地域
2016年01月13日 イイね!

それでも白銀の大地へ向かう。16年冬 北海道ドライブへ。

それでも白銀の大地へ向かう。16年冬 北海道ドライブへ。2016年冬。今年も厳冬の北海道へ旅立つ時季がやってきましたよ!!

昨年のクリスマスでした。2015年に発生した仕事問題への言及がありまして、それをキッカケにしてほぼ休みなしで年を越し、ブログどころかドライブにも行けず気がつけば2016年の1月も半ばに差し掛かっていますね。

昨年12月の頭に飛行機とレンタカーを手配していたので、まさかこのような状態になるとは思いも寄らず(苦笑)

お正月休みが無かったと言い張り、キャンセルせずに真冬の北海道へ行けることになりました。と言いますか無理やりにでも決行です。




今回は1月17日(日曜)の飛行機で北海道入りします。
いつもでしたら、ちゃんとした北海道ドライブ決行ブログを作成するところですが今回はいろいろ事情があってこの様な形になっています。


"白銀"の世界をとにかく楽しむ!

尚、今回は"当日の日記"は書きません。帰還後の旅行記にて詳細な情報を書き綴りたいと思います。


部分結氷した摩周湖にもう一度!


真っ白を体感するのです。


昨年2015年は厳冬期ドライブで2度も北海道へ行きましたが、気温が高く"真冬の北海道らしさ"を満喫できませんでした。

今回はそのリベンジでもあります(笑)


-20度の世界へ・・・。


暖冬と言われる今季。果たして思い通りの寒さと雪を満喫できるのか!?
行って見てからのお楽しみですね。


※1月17日の舞子サンは飛行機の上から参加させてもらいます(笑)離陸する方向次第では新舞子マリンパーク上空を通るので、舞子サンを空から撮ってみたいものです。







・・・
終焉の始まり。
上に書きました仕事問題の言及、これにより今後の北海道ドライブが事実上不可能になってしまいました。昨年10月の旅行記には「次に自走で行くのは6月」と書きましたが、これは確実に行けません。

今回の北海道ドライブが最後になるかもしれないです。
Posted at 2016/01/13 22:21:05 | コメント(14) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2015年12月06日 イイね!

御前崎の日の出と、ほとんど写真を撮らなかったエコパ(2015年12月)

御前崎の日の出と、ほとんど写真を撮らなかったエコパ(2015年12月)12月にも入り何かと慌ただしくなり始めた昨今。約1年とひと月ぶりに静岡県は掛川のエコパスタジアム駐車場で車好きが集まるエコパ・サンデーラン(通称エコパ)に参加してきました。

参加したとは言いますが、題名に有るように写真はほぼ撮っていません。その代わりになるのかはわかりませんが、エコパ参加前に静岡県最南端の御前崎で日の出を見てきましたので、そちらをお楽しみください(苦笑)






御前崎の日の出に合わせて起床したのは2時。もはや起床とは呼べない時間帯ですね。

準備を済ませて2:40に愛知県を出発しました。

気温は8度。そこそこ冷えてます。


R23バイパスをつかって下道で御前崎を目指しました。静岡県と愛知県の県境でR1潮見バイパスにスイッチ。そして浜松市東でR150に進路を取れば後は地道を東に東に・・・。

まだまだ真っ暗、夜明け前とは言いがたいくらいの時間に御前崎灯台のある駐車場に到着です。

防寒対策に三脚を持って階段をのぼり高台から太平洋を見てみます。

西。明るい光害は浜松市でしょうか?


東。駐車場に海上には漁火が漂っていました。

太陽が顔を出す東の空には雲が広がっています。日の出を拝むのは無理かな。

灯台周辺をうろついたりしながら時間が過ぎていきます。

海に光の"道標"をもたらす御前崎灯台。かなり明るいです。

5:30をまわると東の空が段々と明るくなってきました。そして同時に雲も切れ始めます。

ヨシ!日の出が見られそうだぞ!

そう思った瞬間でした。一瞬だけ目を離したカメラが強風に寄って三脚ごと倒れました。

ガンッ!

嫌な音と共に地面に転がるカメラ(涙)

急いで拾い上げて各部のチェックをしますが、どうやら写真は撮れるようです。ただカメラ内の水平がわずかに狂ってしまったのと、レンズの筒にガリ傷、そしてボディに歪が出来てしまいました・・・。

悲しんでいても仕方がないので、このまま使うしかありません。



気を取り直して高台から東の空を眺めていると、一人の一眼を持ったおじさんが「寒いね-」と言いながら現れました。
観光なのか、静岡県民なのかもわかりませんでしたが、いろいろお話しながらそのおじさんと日の出を待つことに。


海に強風で出来た""があるのがお分かりいただけますか?


6:30を過ぎていよいよ日の出が迫ってくると朝焼けがピークを向かえます。


ちょうど水平線上には雲が出てきてしまい、一緒に見ているおじさんが帰ろうとしてました。もうちょっと待ってみましょうよとなだめて、待つこと数分。


わずかな雲の隙間から待ち望んだいた"それ"が顔を出しました!

太陽です!!!

おはようございます。
奇跡的に雲が切れてくれましたよ。



雲のヴェールがクセのある日の出を演出してました。



おじさん、待ってみて良かったですよね!そう言うと

「日の出が見られて、今日は良いことがありそうですね」

そう言いながらとても満足顔でシャッター切り続けているおじさんでした。



雲に隠れても隠し切れない太陽の光。一気に空は明るさを取り戻していきました。


一緒に日の出を見届けたおじさんと挨拶をかわしてお別れです。どこの誰かもしらないおじさんでしたが、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

駐車場に戻ると、ボディに反射する太陽を見ながら一人ニヤつきましたとさ(笑)



さて無事に日の出を見られてことですし、本題のエコパに向かうとしましょう。

御前崎からは適当な県道を北西方面に進み、7:40にエコパ会場の駐車場に到着しました。

まだまだ集まってきてません。

エコパは舞子サンの様に集まりが早くはないので、日の出が遅いこの時期でも全然余裕で間に合っちゃいます


駐車場周辺をうろうろ。まだ朝も早かったので富士山が見えてました。



8:10見覚えのある真っ白なZ4ロードスターがやって来ました!!

ヨタCさんです♪

おはようございます(^^)ハイドラでアイコンを追っていたので、エコパに来ることは分かっていましたよー。

今日はメインの駐車場が混みそう、と言うことなので下の駐車場に移動したらZ4を並ばせました

2台の白黒Z4。舞子サンでもおなじみ!?


太陽が出ていてもやや寒いくらい。そんな12月の第一日曜。


ヨタCさんと雑談していると他のみん友さんも登場して、隣に止めてくださいました。

左からmyZ4クーペ・Z4ロドスタ・プジョーRCZ・プジョー208GTi

エコパでお会いするのは1年以上ぶりの_kiyo_さん(208のオーナー様)舞子サンではちょくちょく会っているのですよね。

同じく一年以上お会いしてなかったおたびさん(RCZのオーナー様)超お久ーな感じでした。まさか来てくださるとわ!

懐かしい感じで話に華が咲きます。



その後4人で会場内を見学しに出かけましたが、早々に分裂。おたびさんと2人でお散歩しました。


久々に散策したエコパ会場。

この1年の間に雰囲気がかなり変わっていました。メインの大きい駐車場は、さながらイジった国産車の大展示会場の様です。スポーツカーからホットハッチ、Kカーにセダンまで、バラエティ豊かな集まりになっていましたよ。

おたびさんとのお話に夢中になっていた、そう言えば言い訳になってしますが、車の写真を一枚も撮っていません(爆)


会場内をグルっと一周したらZ4を駐めた下の駐車場に戻るのでした。



ところが!myZ4クーペの元に戻ると左隣に全く同じ色の"Z4"が!!!

Z4ロードスター(E85)。なんと後期型の3.0si。

そう、myZ4クーペと完全なる双子車になるのです。色も純正ホイールも同じ(*´ェ`*)

オーナー様が気を利かせてくださり、わざわざ隣に車を移動してきてくれたのです。ありがたいですね。

E85後期型のZ4ロードスターは弾数が少ないのでなかなか現車を見ることが無いのですが、こうやって並べられると嬉しいです。


当然ですがマフラーもテールランプの形状も同じ。

最大の違いはオープンになるかどうか。これに尽きるわけですが、ベースはロードスターですので、デザインとしてはZ4ロードスターの方が完成されていると思います。なんとなくなダックテール感が可愛いじゃないですか!

そしてヨタCさんのZ4を入れればBMWZ4 E85・E86・E89となります!

同じZ4の名前を持つ車ですが、3台共別々な車。思わずニヤついちゃいますね(笑)


参加車両の事より、Z4の事で盛り上がったエコパでした。



10:30には会場を後にしてランチへ向かいました。ご一緒するのはヨタCさんとおたびさん。エコパに来たら行く先はもちろんさわやかです。

3台のスポーティーカーでカルガモしてさわやか掛川インター店に突入♪

黒白黒でオセロですな(笑)


11時開店のお店でしたが、到着した時にはすでに5組位のお客さん居ました。さわやかの人気、おそるべしです。



到着が早かったのですんなりと席に案内されて、注文するはげんこつハンバーグ!!


店員さんがナイフで一刀両断し、熱々の鉄板に押し付けてジュージューいわせます。

肉汁飛散に注意です!

ソースをかけたらおあがりよっ!!
※店員さんはそんな事は言いません。


赤身を残すげんこつハンバーグをハフハフしながら美味しく頂きました。ごちそうさまです。

愛知県にも出店してくれないかなぁ・・・。



お店の外に出たら立ち話でクルマ談義。とっても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

御前崎で一緒に日の出を見たおじさん言った"良いこと"はこう言う事を言うのかもしれない。なんて思いながら、クルマ好きな人と車のこと話せる幸せを噛みしめましたとさ


さわやかで解散した後は掛川ICから高速にのり、帰路へを着くのでした。


本日のリザルトと走行ルート。

意外と?ハイタッチは少ないです。



あとがきみたいなこと。
久々のエコパは随分と変わってしまった感じでした。

さて、年内に後何度ドライブに出かけられるのでしょうかね。このまま年末を迎えそうな気もします(苦笑)
でわ。
Posted at 2015/12/06 20:15:56 | コメント(10) | トラックバック(0) | ドライブ | クルマ
2015年11月30日 イイね!

15年秋 北海道ドライブ8・9日目

これは10月24日から11月1日まで、晩秋の北海道を駆け抜けてきた旅行記です。大荒れの海に快晴の大地、プチオフに硫黄の世界、すべてが楽しかった旅の記憶。いつもの様に長文にてお届けします。


10月31日(土曜) 離北編
フェリー出港までを綴った当日の日記はコチラ


グッスリ眠った北海道最後の夜。ベッドの上で目覚めたのは5:30でした。

朝風呂につかって目を覚ましたら、事前に買っておいた朝食を摂りながら天気をチェックです。

太平洋側は晴れそう。

それにしても、北海道滞在中の道北地方はずーっと曇・雨・雪の予報でした。晩秋の北海道は晴れる日が多かった今までの経験則が外れてしまいましたね。

今日はフェリーターミナルに向かうだけ。ですのでゆっくり準備をして宿をチェックアウトしたのは6:50でした。
駐車場にて一晩ぶりにmyZ4クーペとの再開を果たします。

おはよう。ゆっくり休めたかな?


荷物を詰め込み宿を出発しました。
15年秋 北海道ドライブ8・9日目"最終日"スタート!


宿から5分もかからずに新日本海フェリー 小樽ターミナルに到着します。受付開始時間まではターミナルの中をうろついて時間調整です。

小樽の空は曇天模様。ターミナルにはフェリーが接岸していました。

そして7:30。ターミナル内の受付にてフェリー乗船チケット(小樽-新潟間)を購入しました。毎度のことですが帰路のフェリーは予約をしないので、当日に購入しないといけないのですね。


無事に乗船チケットを手に入れたら乗船用の駐車場へ車を移動させました。

一番乗り♪

なお今回も"車高が低い組"です。おそらく今後Z4クーペでフェリーに乗る際も普通車扱いはされませんね(苦笑)

8時になるとフェリーターミナル内の売店が営業を始めるのでお土産を購入です。地元の消防団の仲間より白い恋人を食べたいと要望が出ていたので買っておきます(笑)



乗用車の乗船開始は9:40からなので、明日の朝食を購入と時間調整を兼ねて近くのコンビニまでお散歩へ。

道中に勝納川の河口があるのですが、水中には遡上を終え天に召されていった鮭の亡骸が散在していました。

無事に子孫を残すことが出来たのでしょうか?
なんだか寂しくなってきますね。

そんな川を見ながら歩いていると、虫の息ですが辛うじて生きている鮭を見つけました!

弱々しく尾びれを動かす様。無駄かもしれないけれど"頑張って生きてくれ!"と思わず願ってしまいます。

・・・そしてコンビニで買い物を済ませて再び戻ってきた時にはこの鮭は川底に横たわっていました。

(´;ω;`)




フェリーターミナルに戻ると乗船用駐車場には何台もの車が集まってきていました。

この天気でバイク!?上には上がいますね。

9:40を過ぎ普通車が乗船を開始。台数が少ないので、10分もしない内に"車高が低い組"の乗船となります。

普通車が登るスロープを横目にフェリー後方へ向かいますよー。

車高が低い組が収まるのはフェリー内にある車両甲板でも下段になります。その入口がフェリー後方にある"おしり"


そんなに屈んで見るくらいにZ4クーペは低いのですか(汗)

前車TTの時とは扱いが違いすぎる気もしますが、あまり気にしないでおきましょう。"おしり"より無事乗船したらば格納作業終了です。

トレーラーとミキサー車に挟まれてます。しばらくのお別れですね。


荷物を持ちロビーへ。受付で鍵を受け取ったら個室へと向かいました。

いつも通りの4人部屋を貸し切りで(笑)

荷物を置いてGPSロガーを設置したら、フェリー後方にある甲板に出ました。


どんより模様の小樽港。


出航時間が近づいてきます。作業員さんが離岸に向けて一生懸命に作業をしていました。

フェリーを固定していた係留ロープを収納。人の腕より太そうですね。



そして定刻の10:30。いよいよ出港の時を向かえるのでした。

ボォォォーーーーーー

大きな汽笛と銅鑼の音と共にフェリーは離岸。微速前進しながら港外へと動き出しました。



いつも手を降って送り出してくださる新日本海フェリーの作業員さん。



港内から港外へ、滑るように船は航行します。


離れ行く北の大地・・・

さようなら北海道!
さようならみん友さん達!
さようなら素晴らしすぎる景色!


とっても楽しかったよ。
次にマイカーで来るのは来年の6月だからね!!!


Z4クーペと、共に駆け抜けて来た思い出。それを乗せたフェリーは新潟港に向かって外洋を進み出しました。





個室に帰ると当日の日記を制作します。

2台のスマホを操り、日記を作りますよー。

小さいスマホが写真撮影担当、大きいスマホで日記型ブログを制作担当。この旅行記(PC制作)との差別化、それはブログ制作媒体そのもののが違うのですね。

とは言え、スマホで撮った写真とカメラで撮った写真。みんカラにアップする時点で縮小による劣化があるので、なんだかなーって感じですけどね(苦笑)



無事に日記をあげ終えると12時になったので船内のレストランにて昼食タイムにしました。今回注文したのはコチラになります。

ホエー豚丼(800円)と生ビールにポテサラ!

素晴らしき北の大地、北海道に乾杯。


飲み干すビールは感謝の気持ちで旨く感じました。ごちそうさまです。


昼食を食べ終えると後方甲板へ、ちょうど積丹岬が見えてきたところでした。

曇天ですが陸地はしっかりと見えますね。

さらに船は進み、神威岬が!




結局、2015年は積丹岬や神威岬には行きませんでしたね。有名観光地でもありますが、絶景を見られるのも事実です。また晴れた日に積丹ブルーと呼ばれる美しい海と岬を眺めに行きたいものです。


個室に戻りました。


出港からしばらくは気になりませんでしたが、それなりにフェリーは揺れています。今更ながらに酔い止めを飲んでおきましょう。



お昼寝をしたり、お風呂に入ったりして時間は過ぎていきます。時々後部甲板に出ては景色を確かめますが、雲は厚くなるばかりで、北海道は薄っすらとしか見ることができませんでした。


船内をうろうろ。救命胴衣のお手本を見つけました。

うーん。正しい装着方法を知っておかなければいけませんが、それが発揮される事態に遭遇したくはありませんね(苦笑)

16時を過ぎて辺りは暗くなり始めました。




・・・
船体進行方向右舷に奥尻島が迫ってきました!

明るい光源は漁火だと思います。

晴れていればこの奥尻島に沈む夕日が見られるのですけどね、残念です。今日は最初から最後まで曇天模様でした。


18時には船内レストランで夕食タイムです。

角煮にホッケにライスで1090円なり。高い(汗)

あまりお腹が減っていなかったので少なめにしておきます。



個室に戻り、本航海最後のイベントである姉妹船の行き違いを楽しみに待っていました。

ところが、19:20くらいになると船内放送で

「予定いたしておりました姉妹船との行き違いは、荒天のため中止いたします」

と言われてしまったのです。往路の時は危険なくらいに海が荒れていたので仕方ないのですが、まさか帰路のフェリーでも見られないだなんて・・・

今回の北海道ドライブは、行き 帰り 共にフェリーからの景色を楽しむことが出来ませんでした。


こうなったら飲んでやるー。船内の売店でサッポロクラシックが売られていたので、思わず購入しちゃいましたよ。

来年の秋ドライブの妄想が肴です(ㆁωㆁ*)

明日の朝には新潟港です。いよいよ終わりが近づいてきましたね。
おやすみなさい。


おまけ。
スマホに付けているラバーストラップ(通称ラバスト)でお遊びを。

「イイ!貴方が私の艦長よっ!」

ええ。酔った勢いで一生懸命にネタ作りをしたのです。触れないでください(爆)


小樽港周辺お散歩マップ。


フェリー航路。


  


11月1日(日曜) 帰還編

個室のベッドで目覚めたのは5時。窓の外はまだ暗い状態でしたが、フェリーは新潟港外を進んでいました。

昨日購入しておいた朝食を取りつつ、下船の準備をしていると、明け始めた空と新潟港が見えてくるように!

やがて港内に入り、フェリーターミナルが近づいてきました。甲板に出て写真を撮ります。


雲の切れ間からのぞく朝焼け色の空が相まって、手前の工場帯が要塞のようにも見えますね。



個室に戻ると車両甲板へ降りられるようになった事を放送で告げていました。荷物を持ち車両が格納されている甲板へと向かいます。

約1日ぶりの愛車との再開。

おはよう。最後のひと踏ん張り、よろしくね。

船が完全に接岸すると、作業員が車両甲板に出てきました。車止めを外したり、着々と下船の準備は進みます。

やがて、フェリー後方の"おしり"のゲートが開き始めました!

いよいよ船が本州へ接合します。

ゲートが架かると周囲のトラックから順番に船外へ出て行きました。


準備はOK?

そして"車高が低い組"の下船となります。


この先は新潟の地。

6:16本州に上陸です。
戻ってきてしまいましたね。さぁ帰りましょう。



無事に下船を終えると、そのまま新潟市街を駆け抜けて日本海東北道の新潟亀田ICよりイン。往路の逆ルートで愛知に向かって進みだしました。


北陸道→上信越道→長野道→中央道→東海環状道→伊勢湾岸道


新潟上越付近より空は晴れてきまして、上信越道を南下し始めると妙高山が綺麗に見えていました。

穏やかな秋晴れ。本州はまだ暖かいのですね。


中央道の座光寺PAで休憩。

トイレと自販機のみの質素なパーキング。帰路もワンストップ作戦ですよ。


パーキングから本線に合流した直後でした。後方より快音を響き渡らせながら、一台(一頭?)の真っ赤な跳ね馬さんが現出。すぐに道を譲り、その後は追いかけました(笑)

F430に食らいつけ、Z4クーペ!!


楽しい時間はあっという間に走り去るものですね。途中のパーキングにてフェラーリ様とお別れしたら、巡航速度を落として帰るのでした。


・・・
そして12時前、愛知の自宅に無事帰還いたしました。
当日の帰還報告はコチラ。


本日のリザルトと走行ルート。



詳細な走行ルート。


走行距離 513.5km(747Pro)
活動時間 5時間22分(747Pro)
 ※移動・停止時間の合計です






まとめ。

15年秋 北海道ドライブ走行データ。
総走行距離 3740km
 北海道内 2691km
平均燃費 13.8km/L



これで15年秋北海道ドライブ旅行記はおしまい。
今回も当旅行記に最後までお付き合いくださりありがとうございました。このページにお越しくださいました皆さまにはとても感謝しています。

いろいろな人達のおかげでこのブログ型旅行記は出来ています。たくさんのイイねやコメント、ドライブ中にハイタッチした方々、プチオフをしてくださったみん友さん達、そしてこのページに足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。



あとがきみたいなこと。
気がつけば北海道から帰ってきて1ヶ月が経とうとしていますね。旅行記が完成するのが遅いのはいつものことなので、言い訳はしませんよ(苦笑)
そしていつも以上に長くなってしまい、読み手のこと考えてないでしょー?とも言われそうです(u_u*)

今後の旅行記は内容を端折るか、分割するか。どのみち今のあり方では制作に時間がかかりすぎるので、一考してみようと思います。

次回の泊まりを伴ったドライブ旅行は来年の1月か2月を予定していますよ。
でわ。
Posted at 2015/11/30 19:13:04 | コメント(9) | トラックバック(0) | 15年秋 北海道ドライブ | 旅行/地域
2015年11月28日 イイね!

15年秋 北海道ドライブ7日目

これは10月24日から11月1日まで、晩秋の北海道を駆け抜けてきた旅行記です。大荒れの海に快晴の大地、プチオフに硫黄の世界、すべてが楽しかった旅の記憶。いつもの様に長文にてお届けします。


10月30日(金曜) 道内最終日編
ダイジェストにもなる当日の日記はコチラ
詳細なルートマップはコチラ(末巻の地図が別タブで開きます)


雨がボディに当たる音で起床したのは3時。昨夜の就寝前は星空が見えていましたが、いつの間にか雨模様となってしまってます。

2シーターの狭い車内で身体をよじらせながら出発の準備しました。ドア開けて作業ができないので、寝袋を収納したり、着替えたりが大変です(´;ω;`)


なんとか走行出来るようにして、道の駅を出発したのは3:30を過ぎていました。


15年北海道ドライブ7日目スタート!


明日(10月31日)のフェリーで北海道を離れます。ですので今日はフェリーターミナルがある小樽に向かうだけです。実質的な北海道ドライブ最終日になりますね。
宿は既に予約済みなので、チェックインの時間までに着いていればオッケー。だったらこんな雨のなか、早朝出発しなくても良いような気もしますが・・・。


気温は5度。目の前は車中泊でお世話になった道の駅 縄文ロマン南かやべです。

道の駅を出たらR278を北上します。夜明け前で雨ドライブするには一番つまらない状況ですね。


レイニークルージング。

鹿部町を抜け、森町に入る雨は弱まります。R5にぶつかったら右折し更に北上を始めると、雨は完全に止みました。途中のコンビニで朝ごはんを購入しつつ運転を続けます。


右手に噴火湾が見えてきた頃には、雲が取れて星空が広がっていました。これはツイてます!夜明け前に夜景を撮っておくことに。

八雲町に入ってスグ、国道から落部漁港に向かう道路に車を駐めてみました。

Z4クーペと漁火。

ガードレールがちょっと邪魔をしてますが、ロケハンも無しの飛び込みで撮影しているので、致し方なしですね。

南には今しがた走り抜けてきた森町の灯火が。

朝と夜の""の世界。

肉眼では視認できませんが、撮った写真をカメラのモニタで確認していたら駒ケ岳が見えていることに気が付きました。

人工の光と朝焼け前の駒ケ岳。

冠雪した駒ケ岳。純粋に美しい。
深夜に降った雨は標高の高い山々ではだったようですね。


最後に愛車と駒ケ岳とのコラボ♪

自己満足ですが、なにか(笑)

雨上がりの澄んだ空気のおかげで、綺麗な朝焼け前の夜景を見ることが出来ました。


R5に復帰したら北上再開
時間が経つほど交通量が増えてきますね。夜明け前のドライブです。


明るくなる東の空。ドコかで日の出を見ることが出来ないかと探しながら進みます。八雲町市街を過ぎた所で国道と並行する道路を見つけたので思い切って入り込んでみました。

その道路から防波堤を越えて海側へ出られる場所があったので、車を駐めたら海岸へ。噴火湾越しに綺麗な朝焼けが始まっていました。

上空には雲がかかってきましたが、水平線付近は晴れています。

夜景で撮った駒ケ岳もくっきり見えていまして、良い日の出を予感させてくれますね!


朝焼けバックの駒ケ岳。これも美しいです。

Z4クーペの外気温計では0度を表示していましたが、体感的には5度位でしょうか。海岸では魚釣りに来ている人たちがあちこちに居ました。

そのなかで日の出を待ちます。


やがて水平線より上の雲が明るくなり、その時が近づいてきました。


6:13。水平線の彼方より太陽が顔を、日の出の訪れです。


おはようございます!!

眩しいくらいの輝きを放ち、一気に昇り始めた太陽。雨・雪予報でまさかの日の出を拝めるだなんて、非常に嬉しいです。


海には光の柱が出来ていました。

満足です。この時期は駒ケ岳と日の出を合わせて撮影できることを学びましたね!
無事に日の出を見届けたので車に戻りました。再び国道に出て北上します。


・・・
長万部R37との分岐がやって来ました。先ほどの日の出を見た海岸では薄っすらと羊蹄山も確認できていたので、思い切ってR5をそのまま進み羊蹄山山麓へ向かうルートを選んでみます。

R5は内陸側、山間部へと進み出しました。



順調に進んでいるとやがて空には低い雲、そして濃い霧が覆う天気に。

リアフォグランプ点灯です!

気温は2度前後。路面凍結する温度でも有るわけですが、路温が高くて普通の湿潤状態なので難なく走行できます。

強弱はあるものの、霧が晴れることはなく道の駅 ニセコビュープラザに到着しました。

霧は取れません・・・。

おかしいですね。海岸から羊蹄山が見えていたのに・・・。道の駅駐車場に停まっている車、何台かは屋根に雪を乗せていました。

時間はあるので羊蹄山周囲を回ってみることにしましょう。



ニセコから真狩村へ。
道道66を走っていると徐々に霧が薄くなり、前方に羊蹄山がうっすら見えてきました。それと同時に路肩には積もった雪が。

そして道の駅 真狩フラワーセンターに到着する頃にはクッキリとした羊蹄山が姿を現していました!

冠雪した蝦夷富士こと羊蹄山!

念願の冠雪した羊蹄山でもあります。雲や霧が再び出てこない内に撮影しなきゃ。
道の駅近くから適当な農道に入り込んで、良さそうな場所を探します。道路以外の周りの畑は真っ白です。結構な量の降雪があったみたいですね。

そうして名も無き農道に車を停めると、雪を纏った羊蹄山を眺めました。

薄っすらと纏いし雪衣秋の終わりを実感する景観はとても美しい。

厳冬期の白銀の山も良いとは思います。ですがまだ地の色が残る感じが、季節の変わり目を教えてくれているようで。晩秋の移り気を表現していますね。



Z4クーペと羊蹄山。

青い空薄い雲雪化粧の羊蹄山黒ボディのZ4クーペが埋没するくらいに明るいです。

真っ白な雪原越しに望むは昆布岳でしょうか?

道路以外は雪で覆われています(苦笑)


少しだけ場所を変えて、今一度羊蹄山を眺めました。

手前の木々から山頂に向かうにつれて白くなっていく様が、なんとも言えない絶妙な景色を作り出しています。

満足です。雪化粧した羊蹄山をこんなにもクッキリはっきりした状態で見ることが出来て、内陸ルートにして正解でしたね。

この景色を心に刻んだら先に進みました。



真狩村から京極町へ。道道97を走行していると、周囲の木々が樹雪になっていました。

いやはや完全なる冬景色ですよ。

この状態で道路には積雪も無ければ、凍結もしていないのは運がいいとしか言いようがありませんね。


羊蹄山の東側、京極町まで進むと雲が多くなり山は見えなくなってしまいました。望羊の丘からも冠雪した羊蹄山を眺めておきたかったのですが残念ながらパス。そのまま走り続けて羊蹄山北部の倶知安町まで進みます。


ここまで来たのなら先日食べた海鮮をいただきに余市町まで行くことしましょうか。天気が悪い予報に反して、羊蹄山を見ることが出来ただけラッキーだったと言うことで。

羊蹄山山麓を去る前、最後にもう一度車を停めて蝦夷富士を眺めておきました。

倶知安町北部の農道より。

さようなら羊蹄山。次に会えるのはいつになるのかな?



雪積もる羊蹄山を後にして、余市町に向かって北上を始めるのでした。


倶知安町よりR393を使って余市町がある日本海側へ向かいます。いつも使っているルートなので、何も考えずに進みました。

進行方向の山々が冠雪してますね。

綺麗な景色だなぁーなんて思いながら農地の合間を抜け、樺立トンネルに向けて登りが始まると、一気に景色が冬に!周りの木々は樹雪となり、道路も路肩外には積雪。センターラインの上にもシャーベット状の雪がある状況に。

しまった!これはルートミスか!?

センターラインの上を走ると当然リアタイヤのスリップ警告灯がパカパカと点滅します。引き返すにも路肩や転回場は真っ白で不用意に入り込んだらスタックしそうなので、このまま走ることにしました。


樺立トンネルの先は下り坂となります。

頼むから雪よ溶けていておくれ!
そう願いながらトンネルから抜けました。


幸いにも路面的な状況は登りと変わらず、車が走行する部分の雪は溶けて湿潤状態でした。それでも橋脚部では凍結も考えられますので、ギアを落としエンジンブレーキをフル活用してゆっくりと下るのでした。


なんとか事故を起こすこと無く下り終えると道の駅 あかいがわのある交差点を左折、道道36を走って余市町へと向かいました。



・・・
余市町道の駅 スペースアップルよいちにZ4クーペを駐めて、目指すは柿崎商店2階の海鮮工房さんです。

今ドライブ2度目の来店。そして今回も10時の開店と同時におじゃましたました。


先に会計を済ませ、待つことしばし。注文しました""が登場ですよ!

どんっ!ホタテ丼(900円)
ホタテがメインなのに、新物のイクラも乗っかってるよ!

柔らかくとろけるようなホタテに、プチプチのイクラ。旨いに決まっています。

羊蹄山からの峠越えで、雪に怯え疲れた精神には効き過ぎる美味しさでした(笑)

ごちそうさまでした。満足です。



幸せを食べ終えたら、腹ごなしでニッカウィスキー 余市蒸留所へ。見学を兼ねたお散歩です。

柿崎商店から歩いて数分で到着します。正門側から蒸留所へ入りました。

この余市蒸留所は入場料・見学料が無料です。

6月にも訪れていますね。そろそろ人出も減ったかな?なんて思って来てみたわけですが・・・

相変わらずの人気ぶりでした。朝ドラ効果はいつまで続くのでしょうか(;´∀`)

場内をお散歩していたらヘルメットを被った集団に遭遇です。

余市マイウィスキー作りの体験ツアーの人たちの様です。

自分たちで作ったウィスキーを樽に詰めて、保管庫まで転がして運ぶ最中に遭遇したわけですね。
これは面白そう!いつか参加してみたいものです。



お散歩を終えたら受付横から場外へ。道の駅に戻りました。


道の駅スペースアップルよいち駐車場に戻ると、これからの行動予定を考えてみましたが、特に行きたい場所もなかったので一先ず今日の目的地でもある小樽へ向かいました。

R5をのんびり走り、すんなり小樽市街入り。小樽運河沿いから裏道に出て新日本海フェリー小樽ターミナル横の駐車場へ。


ココで荷物の整理をして・・・突然雨が降り出しましました。
移動するのも面倒くさいし、かと言って荷物整理も出来ないのでお昼寝をする事に。


15分のお昼寝を終えてもまだ雨は降っていました。ジッとしているのももったい無いのでZ4クーペに給油を済ませに行き、再びフェリターミナル横の駐車場に戻って来た頃には雨が止んでいました。

荷物整理を終わらせたら、小樽堺町通にお土産を買いに行ってみましょう。ターミナルから5分以上歩きますが、街歩きも兼ねてなので楽しくお散歩です。


メルヘン交差点側より小樽堺町通に到着!お昼を過ぎたところなので観光客があふれていました!

ほとんどが外国人観光客ですけどね(苦笑)

北菓楼LeTAOでお土産を購入しました。

ちょうどハロウィーン間近だったこともあって、コスチュームを着た店員さんがいましたね。可愛かったです。

再び歩いてフェリーターミナル横の駐車場へ戻りました。
※本来はフェリー利用者の一時的な駐車場として開放されている場所でもあるので、同じような事を目的として利用される場合は自己責任でお願いします。ちなみにもっと堺町通に近くて無料の駐車場は存在しますよ。


宿にチェックインする前に今回の北海道ドライブでドロドロになってしまった相棒、Z4クーペを高圧洗浄で洗車してあげました。

お疲れさまZ4クーペ。初日から雪やミゾレや波しぶきを浴びて大変だったよね。愛知に帰ったら手洗い洗車でピカピカにしてあげるから、今夜と明日はゆっくり休んでおくれよ。


少しだけ綺麗なった愛車と共に、予約しておいた宿にチェックインして本日終了です。

この旅行記で小樽といえばドーミーインPREMIUM小樽さん。今回もお世話になります!

今夜泊まる部屋は建物の"内側"でした。

荷物を置いたら、ベッドに寝転がるのでした(笑)

温泉に入って一息つき、当日の日記を途中まで書きます。


16時過ぎ夕時の小樽散策に繰り出しました。
いつも通りにまずは小樽運河へ行きますが、お気に入りの橋が工事中でフェンスが張られていました。仕方なしに観光ガイドブックなどにも登場する方の橋から撮影しようとするものの観光客が多くて断念。

数年前までの10月の北海道ドライブでは観光客も疎らだった小樽運河。今では年中人がいますね。


運河を諦めたら小樽堺町通りまで歩きガラス工芸品を購入、宿に戻る道すがらでラーメン屋にて夕食を済ませました。

再び部屋に戻ると当日の日記を書き終えます。


19時過ぎ。今ドライブのシメにもなるライトアップされた小樽運河と歴史的建造物を撮影しに出かけました。

小樽運河。

昼間に見るよりも、よりノスタルジーな感じに見える運河


小樽泊ですと移動のことを考えずにライトアップを楽しめますよ。


少し絞って。光源の光芒を目立たせてみました。


HDR機能を使って撮影。

やはりライトアップされてからが本領発揮ですね。小樽や札幌に宿泊したら、是非この人工美な景観を見に行ってみてほしいものです。


運河のあとは建造物撮影へ
小樽運河東端の対面にある小樽出抜小路を。

"白い恋人"の火の見やぐらが目印です!

歴史的建造物たち。





オーセントホテル。

かなり冷えてきたので宿に戻りました。


2度目の温泉に浸かると、いよいよ北海道ドライブも終わるのだなぁとしみじみして来ますね。

お土産購入時に買っておいたおたるワイナリービールを飲みながら最後の独り宴会を。

肴はじゃらんです。


期間を短縮した今回の北海道ドライブ。1日1日を今まで以上に堪能できた気もします。

来年のドライブではドコに行こうかな?そんな妄想
本当に来られるのか?と言う現実問題

未来のことなんて答えはでねぇよと一蹴しながら夜は更けていくのでした。


明日はフェリーに乗るだけです。おやすみなさい。


本日の走行ルートと小樽散策マップ。



詳細な走行ルート。


走行距離 298.7km(747Pro)
活動時間 11時間16分(747Pro)
 ※移動・停止含みますが、小樽散策は含まれません。

8・9日目の最終日につづく!
Posted at 2015/11/28 19:26:14 | コメント(7) | トラックバック(0) | 15年秋 北海道ドライブ | 旅行/地域

プロフィール

「託された新たな命、それは親としての責務と希望。家族近況報告編。 http://cvw.jp/b/1995869/43108160/
何シテル?   07/31 23:18
うるてぽと言います。 長距離ドライブと、北海道ドライブを生業とするぐらい北海道依存症な生活を送ってましたが、2016年の結婚を期に生活スタイルが激変。 ...

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