
トヨタは、日産と競い合いフランスのル・マン24時間
耐久レースの優勝を目指し、G r-Cカーの開発を
進めていた。 日本がバブルの頃だよね。
私は、今はスバル車大好きではあるけれど、大学生
の頃は市販車は日産のスカイラインが好き。
レースカーは、トヨタ車が好きだったな。
1980年代は、テレビ番組で、グラチャンや、F-2、WEC、ル・マン、そしてF-1
と多くを見ることが出来ました。 今は、ほとんど見られなくなったよね。
ル・マンが有名な耐久レースは、スピード以上に燃費が重要視されます。
使う燃料の量が決められていて、メーカーの技術力が試される舞台でした。
トヨタと日産の戦い(古くはトヨタ2000GT、スカイラインGT-R、トヨタ-7×日産R382・・・)
は、互いに競い合い、プライベーターでポルシェも参戦するという戦いが見られたのです。
1982年に登場したポルシェ956は圧倒的な強さを誇り、ポルシェで無ければ耐久レース
に勝てないとも言われるほど。
そんな相手に、日産とトヨタは自主開発のCカーをもって、戦っていました。
日産は外国製(マーチ製)のシャシーに自社のエンジンを載せる形が多かったようですが、
トヨタはシャシーもエンジンも自前で(正確には、シャシーはTOM’S製、童夢製)作った、
参戦していました。
1986年のFUJIスピードウェイのWEC in JAPAN にて登場したトヨタのCカーは、TOM'S 86C。

予選では、ポルシェ956が予想通りの速さを見せる中、トヨタのCカーが、幻のポールタイムを
たたき出しました。 ドライバーは、中島 悟。 まだまだ、若手のドライバーだった中島 悟の
乗っていた車が、このトヨタ TOM’S 86C の36号車。
しかし、タイムを出した車はTカー(予備車)だったため幻に終わったのです。
このミニカーは36T車ではありませんが、ミニカーFANにとって、モデルに恵まれなかった
待望の1台なのです。
日暮里のミニカーショップ IKEDAさんで、購入。値下げしてました。
86Cの1年前の車は、85C
私のコレクションは、レイトンハウス車。
一時期、流行りましたよね。 バぶっていたのかな。
87C って 無いんだよね。
私がトヨタのCカーで1番好きなのが、この88Cのミノルタ車。
3S-G改エンジンは、800馬力を発生したという噂。 格好良いです。
ここまで、出しちゃったから、他のもお見せしましょう。
TOYOTA 89C-V (TAKA-Q)
TOYOTA 90C-V (TAKA-Q) 3.6L R36V
89年、90年になって、やっとポルシェに追いつき、追い越した。
ここまでがターボ車。
ついでに日産R89C
91年からは、ターボ加給エンジンが禁止となり、3.5L自然吸気エンジン(その当時のF-1
エンジンと同じエンジンを使うようになった。(91年はターボ・ノンターボの混戦だったようす)
そこで、TOYOTAが出したのが、
TOYOTA TS010(91~92)
91年のル・マンは、MAZDA 787Bが初優勝。
メルセデス、ジャガー、プジョーが強くなって、・・・
TOYOTA、日産は、いまだにル・マンでの優勝はない。
1998年、99年 トヨタは、TOYOTA GT-Oneで参戦。
2012年 TOYOTA TS030 Hybrid でも参戦。

やっぱり、勝てない。
ポルシェ956は、偉大でした
F-1もWECもテレビ放映されなくなりました。 日本のバブルがはじけた時や、リーマン
ショックにも重なります。
再び、モータースポーツ(ラリーも含む)が盛んになることを期待します。
終わり
Posted at 2016/12/04 13:16:18 | |
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