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2018年10月28日 イイね!

89式5.56㎜小銃


前回のブログで陸上自衛隊の観閲式について触れたついでと、最近の私の周囲の動向等から、
銃器について少々触れたいと思います。

自動車関係のお話ではありませんので興味の無い方にはつまらない内容かもしれませんが、何卒ご理解お願い致します。
また、内容的にここは違うよ?という事があるかもしれませんが、やさしく教えて頂くか、ご容赦下さい。

※銃器についてはあまり良い印象を持たれない方もいらっしゃると思いますが、あくまでも工業製品、コレクションアイテム、趣味の物、スポーツ用品としてとらえて頂ければ
幸いです。

さて、自衛隊で制式採用されている銃は自動小銃に限れば「64式7.62㎜小銃」と「89式5.56㎜小銃」があります。

自衛隊は89式を制式採用するまで永らく64式を使用していた訳ですが、いまだに89式は全ての部隊に行き渡っていないらしく、
現に10年ほど前に自衛隊員の友人に確認したところまだ64式で訓練しているとの事でした(今は89式を使用しているとの事)。

まず、「~式」という部分は制式採用された年(西暦の下二桁)を表しています。
64式は1964年、89式は1989年に制式採用という訳です。あくまでも制式採用の年なので、2000年に製造された89式は2000年製の89式という事になる訳です。

次に「~㎜」という部分は使用している弾の口径を表しています。なぜ7.62㎜と5.56㎜の違いがあるというと…


7.62mm弾の開発元であったアメリカ軍は、ベトナム戦争の最中に小口径高速弾である5.56x45mm(M193)を使用するアーマライト社のAR-15をM16として採用した。小口径の5.56x45mm弾は、有効射程が短くなるものの、携行弾数を増加できるという利点があった。
一方の7.62mm弾は、日本人より体の大きいヨーロッパの兵士にとっても反動の大きさから連射時の命中精度が低下する、操作性が悪いといった問題を抱えていた。そこで、1976年6月にNATO各国は、1980年代以降に使用する統一弾薬についてのテストを開始すると決定する。このテストは、7.62x51mm NATO弾を残し、この7.62mm弾に加えてライフル用に新たに最良とされる弾薬を選出するためのもので、アメリカのみならずヨーロッパ各国で新たな弾薬(小口径高速弾)を模索する方向で動き出した。


という事です。(Wikipediaより抜粋)

こちらが表題の89式5.56mm小銃です。豊和工業という会社で製造されています。


1989年の制式採用から数種類のタイプが派生し、大まかに分けると…

朝霞駐屯地の広報センターの「りっくんランド」で会館していればいつでも見られる一番スタンダードな固定銃床タイプ

※写真の1番上です。真ん中は5.56mm機関銃ミニミ、下は12.7mm重機関銃M2(ブローニングM2)になります。
共に住友重機械工業にてライセンス生産されています。

もう一つは主に空挺部隊や特殊部隊にて使用される折曲銃床タイプがあります。


ちなみに、以前は自衛隊の観閲式の装備品展示で実銃を見たり触ったりできました。

こちらは固定銃床ですが、こちらのマガジンはよく折曲銃床と組み合わせられるショートタイプが装着されていました。
今回の観閲式の装備品展示は(今後も)このコーナーは無くなってしまいました。
ある筋から事情は聞いたのですがここでは伏せます(笑)


さて、前置きが長くなりましたが、銃器について触れた理由のもう一つは、最近会社の先輩がスナイパーライフル(もちろんエアーガンです)を購入し一緒に遊ぶようになったからです。

私も以前から嗜む程度ですが、サバイバルゲームをやっていた事もあり、再燃するには時間はかからず…。
アイテムを持ち出すようになり、他の社員の方々も巻き込んで的当て程度ですが、最近少々エアーガンブームの兆候が見え隠れしてきました。

会社の先輩が購入した銃(VSR-10 Gスペック)です。

基本的にノーマルなのですが一度分解して気密アップ等を施してある様でかなり安定しています。
初速を測ってみましたが0.25gで88m/sと良い感じです。
バイポッドやスコープ(なかなかグレードが高いらしく明るいです)が既に装着されており、かっこいいのはもちろんですが、かなり精密に射撃が可能です。

エアーコッキング式ですのでガスやバッテリーの充電が必要無く実は手軽ですし、一発必中の楽しさがタマりません(笑)


次に私の銃です。

東京マルイ製電動ガン89式5.56mm小銃になります(笑)
サバイバルゲームを始める際に電動ガンを買ったのですが、当初は次世代電動ガンがまだ出始めで、
SOPMOD M4というモデルとCQB-Rというモデルに人気がありました。
私はCQB-Rを購入したのですが、素晴らしい性能であったにもかかわらず何かしっくりこなかった(元々流行りに乗るのがいやだった)為、
早々に売却し以前から気になっていた89式5.56mm小銃を購入しました。

こちらの89式5.56mm小銃は次世代電動ガンという最新の部類でも無いのですが、自衛隊のトレーニング用に自衛隊から東京マルイにモデル化の要請があったとの噂で、実際 に自衛隊で使用されています(少々仕様は違う様ですが)。

そんな事もあって次世代電動ガンでないにも関わらず、アッパーレシーバーやロアレシーバー、等が金属製で見た目はもちろんですが、剛性が高く命中精度はピカいちです。

次世代電動ガンのほうがリアルさを再現した分、ボルトのブローバック再現等による衝撃がやや強くノーマル電動ガンである89式5.56mm小銃のほうが良いくらいです。

前述のトレーニングに使用する都合から実銃の重さに近付けてあり、かなり重いですがそういう事であれば仕方がないです(笑)。

ちなみに東京マルイから89式5.56mm小銃はきちんと固定銃床と折曲銃床が発売されておりまして、私は携行性を考え折曲銃床タイプにしました。

サバイバルゲーム時は様々なシーンに対応出来ると思い、ドットサイトを乗せていました。
タスコ(現サイトロン)のMD-33というモデルで実際に自衛隊にも納入されている実銃用です。
さすがに作りも良く、ドットも綺麗ですし何と言っても実際に自衛隊で使用されている組み合わせの為、非常にバランスが良いです。

最近は的当てしかしていませんので、以前スナイパーライフルに載せていたスコープを載せています。
MD-33を載せていた東京マルイ純正のレイルでは長さがギリギリでグラつきも気になっていたのと、リヤのアイアンサイトがぶつかるので、
ライラクス製のフラットトップレイルという製品に交換し、アッパーレシーバーの上部を全てレイルにしました。

実銃と若干異なりますがグラつきも皆無で、いざとなれば元にも戻せるので良い感じです。
ついでに3点スリングも追加してみました。



バッテリーですが、一番昔に購入したニッケル水素タイプ2本(恐らく6~7年物)は両方とも他界。リチウムフェライト(LiFe)タイプ(5~6年物?)はいまだに大丈夫そうで、今使用しています。

※他界されたニッケル水素バッテリーです。


最後に銃の持ち運びですが、やはり銃に対して良い印象を持つ方ばかりではありませんので、ケースに入れて持ち運ぶ必要があります。
以前はペリカンの1760という中身を入れなくても11kgもあるハードケースを使用していたのですが、現在は売却してしまいましたので、運ぶケースが無くなってしまい、
今回持ち運ぶためにとりあえずソフトケースを購入しました~





例によって、特にオチはありませんでしたが最後まで読んで頂いた方々、長々とありがとうございましたm(_ _)m
Posted at 2018/10/30 01:22:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミリタリー | 日記

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