
購入からもうすぐ2年ということで車検の時期となりました。
今回は前後バンパーを交換しましたので、陸運局に持ち込み、構造変更も兼ねて車検を通す事にしました。
まずは予約ですが、予約したい日の2週間前にならないと予約が出来ませんので注意が必要です。
しかし繁忙期はあまりゆっくりしていると、すぐに予約の枠が埋まってしまいます。
朝一は起きられる自信が無く、何か有った際の保険という事で午後ではなく2ラウンド目を予約。
以前は電話の操作で予約していましたが、今はネットで予約出来て便利です。
そして当日、前もって車両の状態の確認と油脂類の交換、各部の整備をしていたので、概ね心配はしていなかったのですが、
サイドブレーキの制動力、スピードメーターの誤差、光軸、サイドスリップは気になっていたので、以前に仕事でも利用したテスター屋さんに立ち寄りました。
制動力はOK、スピードメーターもほぼ±0、光軸も調整無しでOK、COHCもOKでした。
問題のサイドスリップはINに15と大幅にトーインで、スプリングをRS-Rからエスペリアに交換した際にイン側に調整し過ぎた様です(ノーマルからダウンサスに交換した場合ぐらい調整してしまった感)。
その場で両方のタイロッドで調整してもらい、OUTの1ぐらいになり修了。
ほんとはINの1~3派(?)ですがまぁOKです。
全てやってもらって2200円ですので本番で一発OK貰える事を考えれば安いもんです。と、いうか調整まで込みなので安いです。
事前準備は整いましたので陸運局の受付へ。
まず、緊急事態宣言下ですので受付の建物内は用事が無い時以外は入らないようにし、マスクの着用、アルコールでの消毒は必須です。
不要不急の外出の自粛、特例により車検満了日が延長になったとはいえ、仕方がありません。
3月31日満了の車は4月30日まで延長されたのですが、5月31日までの車は6月1日までの延長という不思議さ。
おそらく緊急事態宣言がいつまでか不明であった為と、3月の繁忙期の対策だとは思いますが…。
しかしながら、事前に予約もしてしまっていますし、自賠責保険関係もあるのでどちらにしてもやはり仕方がありません。
以前もですが、陸運局に行く際は「初めてなんですけど・・・」と言っているのですが(笑)、今回のユーザー車検の窓口の担当者の対応は酷かったです。
特にお世辞にも忙しいとは言えない状況にも関わらず、しかも「初めての方は申し出て下さい、丁寧に教えます」的な事も表示してあるのに、
記載方法の説明は一切無し。私も初めてでは無いとはいえ、前回は15年以上前でしたし、何回も窓口に行くのは嫌なので「記載方法を教えて下さい」と言うとペンで用紙を適当に指し「こことここね!」という様な対応。
少なくとも前回はそのような対応では無かったので、恐らくはその担当者個人の問題だと思いますが、このご時勢対応が良くなるどころか悪くなっているとは・・・。
苦情を訴えたい気持ちをグッと堪え、なんとか受付を終えました。
まあ、私が苦情を訴えなくとも遅かれ早かれ誰かから苦情が入る事でしょう。
(小型車→普通車になる旨を伝えたにも関わらず手数料が100円足りず、検査後に二度手間となりました)
いよいよ検査コースです。
私の居住地の管轄の陸運局は1コースが新規や構造変更にも対応出来るコースですのでそちらに並びます。通常の継続車検の際に利用するコースで検査後に1コースに移動しても良いのですが、1コースでも同じ検査が出来るので空いていた事もあり最初から1コースへ。
通常の継続車検と同様の項目は無事に完了。
次は本題の寸法測定と重量測定です。
検査官「この車は一体何が変わっているのですか?」と言われ、
私「前後のバンパーを3ナンバー車用の純正部品に交換したので全長が長くなりました」と伝えると、
検査官「バンパーは指定部品なので構造変更しなくても問題無いと言えば問題無いすけどやりますか?」と言われたので、
私「やります」(笑)
私は以前乗っていたセドリックを5ナンバーから3ナンバーに構造変更(乗車定員6人から5人への変更も同時に)した事があるのですが、
その際は計測器が無かったのか不要と判断したのか、検査官と一緒に「‘‘0‘‘を先っちょに合わせて持って下さい~」と言われメジャーで全長を測定したのですが(記録は4790mmとなり車検証に記載、カタログ値は4860mm)、
今回は「計測器で測りますので~」と言われ計測場へ前進。
結果、幅は5枠のまま1690mm(車検証記載値)、全高1400mmとなり、
全長に関しては結局…「計測出来なかったので、メジャーで測りますので手伝って下さい~」と、なりました(笑)
計測の結果・・・1回目 4840mm(前回に比べるとなかなかの数値)
私は前回の事もあるので3ナンバーになれば別に何mmでも良かったのですが、「一応、カタログ値は4860mmです」と言うと、もう一回測る事になり、
計測の結果・・・2回目 4860mm(ほんとかいな)
と、なりました。※検査官の方、ご丁寧な対応ありがとうございました。
次に重量測定です今回計測値は車両重量1410kgでしたが、燃料はどれぐらい入っていますか?と聞かれ「15リッターくらいですかね?」と答えると、20kg加算され車検証記載値は1430kgとなりました。
今回の場合は重量税上、1500kgを超えなければOKでしたのであまり神経質にはなっていませんでしたが、ギリギリの場合は降ろせる物や外せる部品は全て外し燃料は多目に伝えた方が有利かと思います(燃料計が見える場合もありますので自己責任で)。異議が有る場合は事前に他(台貫など)で測定した旨を伝えると測り直してくれる様です。
ゴミの集積場等にある台貫でも「台貫法」なる物で誤差が一定の範囲内で有ることが定められている様ですので、結果を紙で受け取っておくと確実です。
無事に検査コースが終了し、受付へ戻り車検証を受け取り完了。
全長は17cm長くなりますが、構造変更で長さや幅がどれだけ長くなろうとも、車庫証明の再申請が求められる事はありません。
続いて、ナンバーが変わりますのでナンバーの受け取りと税金の申告をしに別の建屋へ移動(こちらの方々の対応は、とても良かったです。怒鳴っている人もいましたが・・・(苦笑))。
ナンバーを外し返納、新しいナンバーを付け封印をしてもらい全て完了です。
予約が2ラウンド目だったのでこの時点で午前中いっぱいという感じでした。
ちなみに構造変更の場合、車検満了まで期間が有ったとしても一度車検が切れ新たに取得となりますのでなるべく車検満了日に近いほうが無駄がありません。
(前回は分類番号の300が終わってしまいそうだった為、年式や仕様との時代錯誤が発生するのが嫌で半年程車検を切りましたが・・・)