おそらく無交換の・・・

おそらく新車時から無交換であろうデフオイルを交換してみます。
約１１万キロ走行したデフオイルはどうなっているのか・・・

デフのドレンボルトとオーバーフローフローボルトは共に１０ミリのトルクスです。
オーバーフローボルトのすぐ横にマフラーのステーがあるので、普通のＬ形になっているトルクスレンチでは向きが悪くて回せませんでした。
仕方なく近くのホムセンに行って、ラチェット用の１０ミリトルクスを購入してきました。

先にオーバーフローボルトが緩むことを確認してからドレンボルトを外さないと、オイルを抜いた後にオイルが入れられないということになってしまいますので、ここは注意が必要です。

無事にオーバーフローボルトが緩んだので、ドレンボルトからオイルを抜きます。
抜いたオイルはこのような色でした。
かなり黒いです。
抜けた量は約１リットル。
4GRエンジンのデフオイルの量は、1.15リットルなのでこんなものでしょう。

ドレンボルトにはマグネットが付いているので、鉄粉がいっぱいでした。
ヘドロ化している感じです。

掃除してみるとこんな感じでした（笑
１１万キロ無交換を確信した瞬間です（笑

このあと、何度かドレンボルトを抜き差しして溜まっている鉄粉をマグネットで掃除しました。

今回は、１回フラッシングを行うつもりで４リットルのデフオイルを購入してあるので、ドレンやオーバフローのパッキンはとりあえずそのまま使いました。

ドレンボルトを締めてから、オーバフローボルトの位置からサクションガンを使って、デフオイルを注入します。

サクションガンは500mlの容量なので、２回と半分くらい入れたらオイルが溢れてきました。

気温が低いので、ヒーターを使ってデフオイルを温めておきました（笑

オイル注入後、オーバーフローボルトを締めてから30分ほど試走。

またまたジャッキアップしてオイルを抜いてみるとこんな感じでした。
新品オイルは薄い黄色で透き通っているので、けっこう濁ってる感じですね。

最後は、プレマグdbのドレンボルトに交換してデフオイル注入。
オーバーフローボルトのパッキンも新品に交換して締め込んで完了です。
デフ周辺をブレクリで掃除しておしまいです！

交換前は、エンジンスタート直後にATをPからDに入れると後ろから蹴飛ばされたようなショック（しっかりブレーキ踏んでいないと前に出るくらい）があったのですが、交換後はショックが和らぎました。
ATFの劣化でショックがあるのだと思っていたので、デフオイル交換で改善されるとは思っていませんでしたが、意外な効果があって良かったです。
気のせいかもしれませんが、加速感も良くなったような気がします（笑