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たとえロールスロイス・ファントム（しかもロングホイールベース版）と言えど、防弾車の試験というからにはやることは一つと決まっている。


最後の「2発」は強烈そのものだが、それでも耐えるあたりはさすが。

このたび幸運にも新型ロールスの内覧会に招待されたので、さっそく着慣れないジャケットを羽織って出かけてみた。


生で見るゴーストは、威圧感の少ないボディ形状もあって小さく見えるが、実はベンツSクラスよりも長いフルサイズ。
同じ場所に展示されていたファントムがあまりにも大きく威圧的であったために、軽く5メーターオーバーのゴーストがコンパクトだと錯覚してしまうのが面白い。

長い順番待ちを経て、中に座らせてもらう。




品質はさすがの「ロールス･クオリティ」。そこいらのにわかな高級車など足元にも及ばない…はずなのだが、なぜかドアのPWスイッチ周りだけが黒いプラスチックむき出しだった。
ファントムより安くなったとは言え3000万円クラスのフォーマルサルーンの、しかも利用者が一番気付きやすい部分のフィニッシュがこれでいいのだろうか…。どの道自分は買う予定がないのだから関係ないと言えばそれまでだが。
ちなみに、カーナビが国内向けになっているが、この車自体は日本仕様ではないとのこと。

こちらは後日コーンズショールームに展示してあった同じ固体。
明るいライトの下で見ると、紫色のボディーカラーが非常に渋く良い味わい。

久しぶりのロールスネタ。


それにしても左ハンドル、左側通行というのは妙な親近感を覚える。

凄すぎる。


車に寄りかかっているオバチャンは通りすがりの記念撮影か。
オーナーではなさそうだ。


なんとこのボディーカラー、カタログに載っている標準色らしい。いやはや。

シリーズ最後はロールスロイス・ファントム・ドロップヘッド・クーペ。


リアも抜かりなくモディファイ。


車高もローダウン済み。


アストンのマンソリー仕様はたまに目撃するが、これが日本に上陸する日もそう遠くないだろう。