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このボディカラーもカリフォルニアだからこそ許せる。
もしオプション装備で迷っているのであれば、動画の字幕をオンにすれば参考になるだろう。

ベースは1930年型ロールスロイス・ファントムII。それに27リッター（2.7リッター、ではない）V12ロールスロイス・メテオエンジンを搭載。このエンジンは言うまでもなく航空機用。
パワーは850馬力、最高速257キロ。燃料タンクは400リッター。よくあるレストアカーと違い、パワステ、ディスクブレーキも装備している。
価格は応談だが推定で50万ポンドとのこと。




無論「トップギア」にも登場。
 


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しばらく前にロールスロイス・ゴーストに試乗したが、その翌日、今度はベントレー・ミュルザンヌに乗ることができた。
表面上はゴーストの競合車であるかのように言われているが、実際にはかなり似て異なる車だった。

まず目に付く大型ヘッドライトは実際に巨大で一度見たら忘れられない。
対してリアは意外とオーソドックスで地味。



運転してみた第一印象は、かなり「ドライバーズカー風」に仕上がっている感じ。
（ただしあくまで雰囲気の話。基本的にはあくまで運転手に操縦させるタイプの車）
高速でアクセルを踏み込んだ時の激しいキックダウンや、パドルシフト装備など、オーナー自ら運転することを想定して作ってあるのが分かる。
しかしV8ツインターボのベントレーに対してロールスはV12ツインターボ。実際の加速感はロールスのほうが僅差で勝る。


内装の雰囲気はなかなか良いが、AC・カーナビの操作パネルだけやけにモダンで安っぽい。
しかもすべてのキーがタイルのように平面なので、走行中の操作がとてもやりづらい。
木目の配置やメーターパネルなどはとても上品だっただけに残念。


ゴーストもミュルザンヌも3000万円クラスという超高価格車なので、正直買えるのであればどちらでも好きな方を買えばいいと思う。
どちらを買っても、オーナーにとっては納得の行く内容と品質だろう。
（ただしゴーストのほうが数百万円安い）

ベントレー・フライングスター。
残念ながら純正ではなく、GTCスピードコンバーチブルをベースに、イタリアのコーチワーク会社が製造。


リアは懐かしの「シューティングブレーク」スタイル。


改造車だが全体的なバランスは違和感がない。


ショー出展車のためインテリアはハデ目。


最大20台まで販売するとのことだが、実際にはそれほど多くは作られないだろう。
こういう車種を出せるのはもう英国メーカーしかいないので、ぜひジャガーあたりに量産してもらいたいものだ。

※その他の画像はフォトギャラリーにアップ。

コーンズでの内覧会に招待されたのでさっそく行って来た。




内外装ともやや古さを感じさせるもののさすがの仕上がり。
2シーターのカーボンスポーツシートはなんと全手動。オプションで4シーターが選択できるのも頷ける。
ちなみに国内価格は3000万強。バイオエタノール非対応でいいからあと1000万安くしてほしかった。