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勝つのは誰か。
再生を押す前に予想してみましょう。

もはや買う買う詐欺のようになってきているが、ともかくマイナーチェンジした2011年型チャレンジャーが入庫したと聞いたので早速見てきた。
場所は都内某所のクライスラー・ジープ・ダッジ正規ディーラー。


外観を一見しただけではマイチェン前のモデルとの違いは殆どわからない。
しかし運転席に収まってみればその差は一目瞭然。


まずステアリングが変更されている。モダンな三本スポークで、径も小さくなっている。
メーターパネルも字体が新しく変わっていて、レトロな雰囲気はほとんどなくなった。
これはカタログ写真だが、実際にはこれほど真っ黒というわけではなく、濃いグレーと言ったほうが近い。
細かいところではダッシュパネルの精度が上がっているように見えた。ただしセンターパネルの化粧板はかなり「ニセアルミ」感があったのが残念。この辺は日本車と似ているか。

シート本体は変更されていないようだったが、運転席（つまり左側）にもワンタッチで前倒しできるレバーが装備された。
これは左側通行の日本ではありがたい改良（今まで助手席側にしかなかったことも驚きだが）。

展示車は中間グレードで「売れ線」のR/T。車輌本体価格は488万円で、他所の並行輸入業者よりは高い。
ただしそこは正規ディーラー、価格には並行車登録にかかる改善費やエクストラコストが含まれていて、しかも1年3万キロの保証もついてくる。
この店では既に10台以上（！）チャレンジャーの販売実績もあり、中古チャレンジャーの在庫もある。
並行車購入に不安があるのであれば、こういう選択肢もありではないかと。

一方お目当てだったニューエンジン搭載のSRT-8だが、新たに制定された通過騒音規定に通らない可能性があり、まだ輸入していないとのこと。また仮に輸入できたとしてもプラス100万円ほどかかるそう。さてどうなるか？

こちらは同じ店に展示してあった、やはり並行のデュランゴCitadel。
さすがの押し出し感。グラチェロでは物足りない諸兄にお勧め。

シリアルナンバー4、ヴェノム初のイエロー。

ありそうであまりなかった、サルテ・サーキットのオンボード動画。
ここを真夜中に全開で走るのは確かに勇気がいるだろう。

稀代の名車ゾンダもいよいよ終了間近。
こちらの個体は走行1000kmの中古車。現在140万英ポンド(税込)にて発売中。