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最初の発表からメディア宣伝を経て実際にデリバリーが開始されるまでかなりの時間を要するのがアメ車。
ダッジも例外ではなく、先日やっとプレス試乗会が始まったばかりでデリバリー開始どころかメーカー公式サイトすらほとんど変化がない。

ところが面白いもので、ダッジ側は情報公開に制限を儲けてるわけではなく、大手サイト"cars.com"では既に詳細な見積を得ることができる。

2015年型チャレンジャーの場合、まずはhttp://www.cars.com/go/dealersearch/enterValidZip.jsp?page=styles.jsp&makeid=12&year=2015&modelid=510へアクセス。
郵便番号を聞かれるので5桁の数字を入力。ロサンゼルスあたりにしておくのが無難。

次で各グレードが選択できる。一番下のヘルキャットを選択すると"Add Colors & Options"のリンクが出てくるのでそこをクリック。(他のグレードでも同じ)

次に内外装色を選び"Next"をクリックするとメーカーオプションのページヘ。もし選択不可能な装備を選んでしまってもちゃんとポップアップで知らせてくれる親切設計。
最後のページで自動的に合計額が計算される。

参考までに、ヘルキャットの主要なオプション価格は以下の通り：
8速オートマチック・トランスミッション　　$1,995
P275/40ZR20　ピレリ製ハイパフォーマンスタイヤ　$395
フロントナンバーブラケット　　無償
サテンブラックボンネットフード　　$995
電動サンルーフ　　 $1,195
ラグナ・レザーシート(ヒーター+ベンチレーション内蔵)　　$1,795
レッド・シートベルト　　$95
パール・ボディカラー　　$500

これらを全部装備したとしても、車両本体価格は$68,000程度。
性能を考えるとバーゲンプライスだが、ほぼ同じ外観のベースグレードが$28,000以下で買えることを考えると、やはり結構なお値段か?

1/4マイルラン（ゼロヨン）


サーキットラン(8AT)


サーキットラン（6MT）


ストリート(6MT)


今後、700馬力級の後輪駆動クーペにマニュアルが搭載されることはほとんどなくなるはず。
欲しいと思ったら早めに決断したほうが良さそうだ。しかも今ならたったの6万ドルですよ奥様。

現地での発表会で公表。なんと59,900USドル。約600万円。
無論これは車両本体価格であって税金、諸費用、オプション代は含まれてはいないがそれにしても破格と言ってもいいのでは。


※発表会での説明映像。小さくて見えにくいが一番上の赤いバーの横に"Challenger Hellcat $59.9k"とある。バーの数値は各車の馬力。

こちらは別のイベントからの映像。
ヘルキャットで派手にバーンアウトをやってるのはほかならぬRalph Gilles本人。

関連情報URL : http://jalopnik.com/the-707-horsepower-dodge-challenger-srt-hellcat-will-co-1605863227

こんなパーツまであるのか…。




 

その他の画像はフォトギャラリーに。

発注時の純正パーツナンバーは「82214110AB」「82213396」。この両方が必要らしい。
なお対応するのは2012-2014年式の5.7リッターエンジン搭載モデルのみ(R/T)。
これ以前の年式は電動パワステが装備されていないので装着できない。
気になる価格は2点合計で2290USドル、送料別、そしておそらく税別。無塗装。

例によって購入、取り付けは自己責任で。
とはいえ、仮にも純正部品なので、余程のことがない限り問題なくつくと思われる。
どなたか試してみませんか？

関連情報URL : http://www.challengertalk.com/

予想通りとはいえ期待せずにはいられない。
それにしてもこれとチャレンジャーを1台ずつ買うだけで合計1414馬力にもなるのか…。しかも値段はメルセデスSクラス1台分程度という。