ウォン警部のブログ一覧

メルセデスベンツGクラスに匹敵するプレミアムSUVのコマーシャルバン仕様。
様々な規制をかわすためにメーカーが生み出した苦肉の策で、実際にこれを配送業に使うユーザーはいないだろう。


バン仕様と言ってもディフェンダーのハイエンド装備はそのまま。
フロントはレザーシートの2+1人乗り。


リアカーゴとの間は現金輸送車のようなイカツい仕切りがついていて、クオーターウインドーが塞がれた「パネルバン」になっている。


さすがにこの価格帯だけあってリアシートを取っ払っただけではなく、フラットフロアとアンダーボックスで使い勝手も考慮されている。



さらに驚くことにショートボディ―バージョンまで設定されている。


まさに正規の珍車だが、どういう客層が購入するのか気になる。
日本で売ったら1ナンバーになるのだろうか。

クライスラーMoparにボンゴフレンディを作らせたらこうなった。


カーボンルーフを閉じるとフィッシングボートを積んでいるように見えるのが粋だ。


オーニングも片側だけでなく3方向分に開く。


車内からルーフトップに乗り込むのも、元からある脱着式ルーフ構造を活かしている。
つまりボディパネルをカットする必要がない。


個人的にはV8 Hemiよりも4気筒ターボディーゼル版があれば良いと思った。