★プリウス (他の車も共通手順)ロービーム HID化★HID屋 5ステージ取付①
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
パーツレビューしてましたHIDキットの取付ですが、再現性が高くて誰でもトラブルなくポン付けに近い取付け整備手順となるように画像準備できましたので公開します。
なお取扱説明書に書いてあるような 『バッテリーのマイナス端子を外して・・・』は、一切必要ありませんし、ディーラーや純正品メーカーの取付手順書に準ずる安全な車載配線の施工となりますので、読んでるうちに『マイナス端子外しなどナンセンスだ!』 と納得できます。
なおプリウスはハイブリッド車なのでエンジンルームから室内への配線ダクトに余裕がなくて配線が大変すぎるので、私は5ステージで試しましたが、プリウスには35Wか55Wシングルタイプを強くオススメします。
(リモコン配線へのイグナイターノイズ(点火プラグ系)および、HYBRIDインバータノイズ対策しておかないと、調光リモコンがシールドケーブルでないため、誘導ノイズで壊れやすいと思われます)
2
まず部屋で出来る組立から、すべての手順を示します。
左上の写真のコネクターのロックを押さえながら、左下の写真のように分解します。
3
はずしたコネクターをバルブの角型コネクターのオス・メスに各々差し込みます。
左上写真が取付前の状態ですので、さきほど外したコネクターをバルブの角型コネクターに差し込んだ状態が下の写真となります。
4
次に上のようなH-11コネクター(他の車種用だとH-11コネクターでは無いですが手順は同じ)から、ピンとオレンジ色の防水パッキンを取り外します。
そしてバルブから出ている ピン付きの青線と黒線にオレンジの防水パッキンを下の写真のパッキン方向どおりに取り付けておきます。
5
テスターをお持ちで、自分で確認したりチェックしながら確実に作業されたい方は、この次の 整備手帳 パート②に詳しく 『どんな車種でも間違えない確実な車両コネクターの配線チェック手順』 を書きますので、以下は読み飛ばされて整備手帳パート2をお待ちください。
テスター持ってるけど面倒くさい! とか・・・プリウス/AQUAシリーズほかトヨタ車の方は、左の写真だけをプリントして、ディーラーかカーショップで、 『HID化を考えて、情報集めてるんだけど・・・この写真どおりで間違いない?』 とチェックして貰うのが良いと思います。
左-上の写真は、プリウスの助手席ヘッドライトのロービーム(外側にあるライト)から、純正のH-11サイズのハロゲンバルブを抜いた所です。
外し方はロービームのコネクタ付きバルブを、バルブ差し込み方向から見て ”反時計まわりに45度” まわすとバルブが外れるので、見える位置まで取り出してから、写真の親指あたりにあるロック爪を押さえながらハロゲンバルブを上に引き抜きます。
左-下の写真がプリウス前期車から外したヘッドライトコネクターの向きと電線の配線色、コネクターの+-極性です。
プリウス前期しか確認しておりませんが、おそらく後期も同じだと思われます。
白線に黒のストライプのある電線がボディアース側(-)で、ムラサキの電線がリレーから来る操作電源(運転席のライトスイッチに連動したリレーから来る+電源: ライトスイッチをひねるまで通常OFFでバッテリーにもアースにも接続されていない!)です。
つまり車両側コネクターの切り欠きがある方を上として見ると、左のピン側が-で、右のピン側が+になります。
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ここ取り説の配線図が違ってて、旧タイプのバラスト用な上に、いまいち具体性に欠けてるので、私の説明が車載の電装配線としては正しいです。(どうやら車載配線図が書けないために、複数販社の配線図が同じ ”抽象的な概念図” を使いまわしてるようです)
良いバラストメーカーだと思いますが、車は+アース車と-アース車がある…だけしか調べてなくて、操作電源に ”+切りタイプ” と ”-切りタイプ”があることを知らずに+アース車、-アース車と混同されてるので、販社・ユーザーとも ややこしいデメリットと、電源の+-間違いで点灯しなくて、反対に繋いだら動いた!OK??と早合点します。
しかし、電源の逆接続で電源ONした時点でバラストはイツ壊れてもおかしくない状況にありますが、昨今の電子部品は電源を逆にしても正常に直せば数百~数千時間は壊れず動いてしまいます。
でもそれは本来の寿命の10万時間よりは1/10程度は下回った所で壊れるダメージを内部の電子回路が受けています!!
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6
防水パッキンを取ったコネクターを写真のように コネクター内側の真ん中にある突起が、”切り欠き” に入るように上に持って、写真で見て横(水平方向)に180度まわします。
7
念のため、車両側のバルブコネクターに ”切り欠き方向” を合わせて途中まで入ることを確認してから、左写真のようにピンを挿入します。
挿入する前にオレンジ色のパッキンを写真で見て上方向(ピンから遠ざかる方)に4~5cm引き上げておいてください。
写真をよくみながら、いまは指の奥のほうに切り欠きがありますが、左ピンにバルブユニットから出ている ”黒線”側のピンを差し込みます。
突起が左側(コネクターの外向き)にくるようにして、奥まで挿入します。 ある程度入ったらピンを抜く方向に引っ張ると、適正な深さまで入ってれば 『カチっ』 とロック音がすればOKですが、挿入が足りないと音がせずにピンがコネクターから抜けてしまうので、再挿入します。
今度は青い電線についてるピンを、右側の穴に挿入しますが、今度はピンの突起が右側を向いてる方向で差し込み、おなじように 『カチっ』っと音がすれば、完了です。
ピンが2つとも挿入できてロックされてるのを確認したら、さきほど上に逃がしておいたオレンジ色の防水パッキンを、ピンセットなどを使ってコネクターに写真でみると3つのヒダヒダの一番上まで押し込みます。
防水パッキンまで付け終わったら、さきほどの車両側のバルブコネクターとドッキングさせます。
8
次に運転席側ロービームのバルブを取り出しますが、その前にプリウスの運転席ヘッドライトは写真-上のように エアクリーナー入口のボルト(対辺10mm:M6)を外します。
そして、写真-下のようにラジエターホースを上に動かした間にエアクリーナ入口を上に向けて手が入るクリアランスを確保しないとヘッドライト後ろに手が入らなくて作業できません(泣
あとは運転席側のバルブユニットもおなじようにH11ソケットをヘッドライトから取り出せます。
コネクターにピン挿入して防水パッキンを挿入したら、車両側のバルブコネクターとドッキングさせて、一服してください(笑)
あとは長丸の防水コネクターをバラストに差し込めば、空焼きふくめた点灯テストできますが、整備手帳パート2で、その他の車種で、ここまで来る手順を書いたあとにバラストとのコネクター接続の向きと注意場所を写真で公開するので、しばしお待ちください。
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