純正シートのガタつき修正
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
12時間以内 |
1
ランティスの運転席側純正シートの座面には
前後に高さ調整機能がありますが、
このガタがひどく、クラッチを踏むたびに
上下に動いてかなり気になってました。
車からシートをおろし、
シートレールも外して加工しました。
2
手間とコストと効果を考え悩んだ結果、
ガタつきのある可動部の近くに穴を開け、
タッピングネジを取り付け
ガタつきをなくす方法となりました。
・後パーキングブレーキ側(内側)
いきなりですが、
加工後の画像です^^;
※金属がかなり硬く、穴を開けるのが大変でした。
通常の電動ドリルでは周りに当たります。
私は昔買ったペン型のインパクトドライバーを使用しました。
3
・前パーキングブレーキ側(内側)
全てのネジの長さは
付けている金属板の厚さより若干長めに削り、
貫通先の金属板を押さえるようにしました。
これにより左右方向のガタの低減も
狙っています。
4
・前パーキングブレーキ側(外側)
大きなワッシャが2枚入っていますが、
これはネジとシャーシ穴の当たっている位置をずらすのと、
左右方向のガタをなくし、またネジをきつくしめても可動できるように
付けました。
(シャーシ反対側にもスプリングワッシャが入っています)
黒ネジは上下方向のガタつき抑えです。
5
・前ドア側(外側)
こちらにもワッシャを追加し、
ネジで上下のガタつきを抑えています。
裏にもスプリングワッシャを追加。
6
・前ドア側(内側)
2箇所に穴をあけ、ネジ締め。
黒いネジは左右のガタつきを抑える
目的でつけています。
また、画像の真鍮色のネジはナベネジですが、
試行錯誤して皿ネジに変更しています。
7
全てのネジを取り付けた後、
ネジが緩んでくるとは思いますが、
ネジロックボンドで固定しました。
取り付けた後座ってみると、
ガタが確認できない程になりました。
少し動きが重いですが、
ちゃんと座面の高さ調整もできます。
加工後100Km程ドライブしましたが、
非常によくなりました!!
運転が楽しいですw
クラッチを踏んでもガタがこない程度を
望んでいたのですが、車のがたつきのようなものが
かなり減り、運転がしやすくなり、
車の動きがよくわかるようになりました。
考えてみれば、シートにガタがあるということは
ガタでハンドル修正も多くなるし、
「車の動きがちゃんとドライバーに伝わらない
ということなんだな」と、改めて感じました。
この2代目ランティスは1代目に比べて
「なんか車が安定しないし、しっかりと運転できないなぁ」と
思っていたのですが、ほとんどがシートのガタでした^^;
やってよかったです^^
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