目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
☆自動車の電気の種類・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
国産自動車の場合 DC12VとDC24Vの2種類が存在します。軽自動車や乗用車(一部の4WD車(ランクルなど)、トラック、ジープ以外)はすべて12Vです。(図1)
基本的に24Vは12Vのバッテリィ2個を直列につないで24Vにしてます。(図1右)
さて国産の乗用車のほとんどがDCつまり直流12Vのバッテリーで動いてます、もっと簡単に言うと乾電池1.5Vの乾電池を8個直列につないだ物がおおもとの電源と同じです。(図2)
ですので考え方をもっと簡単にすると車は基本的に乾電池で動いてると考えると簡単です。
2
☆ボディアース・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
国産自動車は全てボディーアース式を採用しています。
どの様な方式化と言うとバッテリィのマイナス側が自動車の車体につながっていて自動車の車体自体が全てマイナスという考え方です。
ですのでバッテリィのプラスから電気を引っ張ってきて電装品のプラスにつないだらマイナスは自動車の車体の通電できる所(塗装がはがれている所や地金の出ている所)なら基本的に何処でもイイという事になります。
注意)一般的にはボディアースは1ヶ所に集中した方が言いといわれています。
画像はエンジンルームのボディーアースの集中部分
3
☆電気の種類・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
次に電源の種類ですが自動車には基本的に【常時電源】【ACC電源】【イルミ電源】【イグニッション電源】【スタート電源】の5種類の呼び方の電源があります。
しかし、全て12Vのバッテリィが主電源ですのでDC12Vのは変わりはありません。ただ単にエンジンキーの回した位置やそのほかの操作スイッチによって電源が供給される配線にそう言う呼び方が付いているだけです。
【常時電源(BT、BAT)】
・エンジンキーの操作無しで12Vの電源が供給されてる配線の事。
【ACC電源(ACC)】
・エンジンキーを1コマ回した位置にキーを固定した状態で供給される電源の事。
【イルミ電源(ILL)】
・エンジンキーには関係なくライトスイッチをスモールの状態で供給される電源の事。
【イグニッションON電源(ON)】
・エンジンキーを2コマ回した位置にキーを固定した状態で供給される電源の事
【スタート電源(ST)】
・エンジンキーをフルに回した位置で供給される電源の事、(注意)エンジンキーシリンダーの特性でキーをフルに回した位置で固定しないので(イグニッションONの所に戻る)取り出すときは注意が必要。
またエンジンキーの特性でOFF→ACC→ON→STの純でキーは回りますが順に電源が入ったままの状態になります。ACCからONにキーを回してもACCの電源が切れる事は無いので注意が必要です。
こんな感じで電源の種類があります。
簡単に言うとキーシリンダー自体が電源供給のスイッチという事です。
4
さて、ココまで話せば自動車の電気系は、ほぼ完璧です。
あとはケンデン(画像のヤツ)でクリップをボディーアースにつないで適当な純正配線のカプラーにもう片方を刺して電気が来る所を探したりして下さい、例えばキーをACCにまわしてケンデンで光る所はACC電源、ライトをON,OFFしてそれに便乗して光る配線はイルミ電源というような感じです。
5
発電機・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自動車は基本的に12Vのバッテリィが主電源と説明しましたが。本当はバッテリィは予備電源になります。
エンジンがかかった後は全ての電気は基本的に自動車に付いている発電機(オルタネーター)が電力をまかなっています。そして基本的にはバッテリィの充電も行なっているのが発電機の役割になります
ですからエンジン作動中は12V固定の電圧ではなく12Vから14.4Vの間で常に変化していますLEDなんか自作する時に14.4Vで計算して抵抗をつけるのは14.4Vが国産の自動車の発電機の最大発電容量なのでこの数字を基本に計算してます。
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