リアブレーキシュー交換とホイールシリンダーピストンオーバーホール 作業編2

作業編1はこちらから。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2006283/car/1512509/7384275/note.aspx

資料編はこちらから
https://minkara.carview.co.jp/userid/2006283/car/1512509/7384279/note.aspx

再使用する部品を移植していきます。

レバーとシューを結合させるCクリップが外れにくく、はめた後のカシメもなかなかうまくいかず大変でした。
慣れた人は上手くやるんだろうなあ。

ホイールシリンダーを点検し、ピストンのブーツも交換します。

ブーツ自体はまだ柔軟性があって大丈夫そうでしたが、内部の状態はあまり良くない感じです。

しばらくしたらホイールシリンダーごと交換したほうが良さそうでした。

ピストンのブーツ交換はこのアストロのカップキットが大活躍！買って良かった！
CCIのメタルラバーで潤滑しながらすんなりと組み付けできました。

各部を清掃し、指定箇所をグリスアップして元に戻していきます。

1番長いバネだけは取り付けずに残し、サイドブレーキワイヤーを忘れずに繋げて、シューホールドピンを戻します。

シューホールドピンが固くて戻すのが大変でした。指先は痛くなるし、押しながら回すので手のひらも痛い。専用工具があれば良かった・・。

1番長いバネはせっかく買ったKTCの工具のサイズが大きすぎてうまく使えませんでした。いろいろ試行錯誤してもうまくいかず。それでペンチを使いましたが、赤丸で囲んだトレーリング側をペンチでつかむとはめやすい事が分かって、なんとか装着に成功。

ここまで組み付けたところで、ホイールシリンダーブーツの片方に古いブーツを再度付けてしまったことが判明・・。
もう握力がないよ・・。

結局、一番長いバネだけを外してシューをずらしながら、片側のピストンだけを取り外して交換できました。

ドラムをはめて当たりを調整します。

うまく調整したらロックナットをトルク管理して締め付け、キャップをはめていきます。

ブレーキがフカフカになっているので、しっかりエア抜きします。

ドラムの塗装もしたかったけどそこまで手が回らなかった。

キャップが新しくていい感じです。

次も自分で交換したいけど、その頃には手順を忘れているだろうなぁ・・。