ちょっと安閑

用事ついでに、CarPlayというかパイオニアcocchiの実力を試してたら、岡山まで来てしまいました。

今回は、少し車ネタから外れて、あろうことかアニメネタです。薄い内容ですので、ご興味のない方は、スルーしちゃってください。


dアニメストアのサブスクを、もう何年も契約しています。きっかけは
「十二国記」「彩雲国物語」が見たかったから、だったかもです。

戦ったり、冒険したり、グロい表現は、疲れる年になってきたのかな、あまり見てません。魔法使いやエルフ族も苦手です。

耳が苦手だったりします。


spock博士もエルフ族かと思いきや、ヴァルカン星人とのハーフという設定。立派な耳をお持ちで。・・余談でした。


しかし
前クールから始まった、「葬送のフリーレン」はちょっと異質な物語で、
還暦すぎたおじいさんでも、ハッとすることがあり、２，３週遅れで見るようになりました。

めっちゃ、魔法使いなんですけど。めっちゃエルフなんですけど。ときどき戦うんですけど。

けど例外的な・・


きっかけはyoasobiの楽曲「勇者」でした。
Voの歌い方が、
・ビブラートを使わない
・難しい単語でも、早口になっても、ちゃんとはっきり聞き取れる。
・大きく変わるわけではありませんが、声質の変化が面白い。
・音程が、サイボーグかというくらい狂わない

元々、ボーカロイド使いのアーチストだったところに、合流してできたユニットらしいので、なんとなく合点してしまうところです。

曲の全体像は、
転調をシレっと決められると、鳥肌が立ちます。３速から４速にギアが上がった感じかな？
リズムが難解です。シンコペーションなのか、変拍子なのか、分からないリズムは、最初はただ難解と思っていましたが、時空の歪みを表現しているのかもしれません。

歌詞も最初は、あまり意味が分からなかったのですが、放映回の５話付近から、ハッとしました。ネタバレだったわけですね。という感じで、こいつは一本やられたと思いました。

さてアニメ本編。なかなか緻密な作り込みで、繊細に表現してあるので
Youtubeに発見・解説動画があふれております。しっかり観ていないと見逃します。という緊張感もあります。

で、個人的には、
時を超えた情(愛なのか友なのか、微妙）、可視化する銅像と思い出。そして、平均寿命が1000年という生き物から見た人間の一生の価値観の相違を表現した物語のように見てます。人生を生ききるということが美しい（かどうかわかりませんが）訴えているように見えてきてます。

最近は、親族やら知り合いの訃報がときどき入るような年齢になり、斜めからの切り口で思慮できた気がします。
まだ、フリーレンは放送中で、完結してませんけど。


話を切り替えて、こちらも見てます。
高校生の日常、ほのぼのと青春を綴っています。
もちろん、エルフも魔法使いも出てきません。

もう放送は終わっているので、dアニメストアで。

何が、琴線に触れたかっというと、
あれ？今は令和だよね？
わしが中学・高校のとき（昭和）とほぼ同じシチュエーションやん？
ここは全然変わってないのか？
よく知らない人達との交流の中で、もやもやしがちなところを、少し繊細に綴っています。
今どきの高校生も、当時のわしらと同じ悩みがあるのか？
なつかしいやら、なんだか答え合わせしているやら、緊張しながら見てます。
雑味がないので、安心して見てられます。

悩んだら、正解不正解ではなく、最適解を探すというのが大人の入り口なのかな。
しらんけど。www

最近のワカイモンは・・って、理解不能と思っていたところに、
延髄斬り的なアニメでした。



おっさんのアニメ感想文でした。