ファンモーター内部構造確認

ファンモーターを某車の新品流用が出来たので、外した不調のモーターの中身を見てみました

エンドベルがハウジングに少しだけ被さる様になっていて、その被さっている部分の３か所が内側に曲げられて組まれているので、その、かしめている部分を広げてファン側の軸を叩くとエンドベルが外れます

エンドベルに溜まったブラシの削り屑が凄かったです

ハウジング内は、まあまあかな…

コア＆コイルもそんなに汚れてはいない感じです

ですが、コアに削れた部分が有りました

そして何とこの軸受け、ベアリングでは無かったんです！

内側から見てもベアリングでは無い事が明らかです…

んじゃ、エンドベル側にベアリング有るのけ？

と、確認すると…

こっちもかいっ！

酷い事にベアリングレスモーターです

同じレスならブラシレスモーターにしてくれれば良いのに…

これでは軸、もしくは軸受けか、その両方が摩耗してガタつきが出てくると横向き設置なのでファンの重さで傾きが出来てコアが磁石に接触して異音が発生→次期に引っ掛かり固着→モーター加熱→発火！する前に過電流でヒューズが切れるか…(^^;

何にしても余り構造的にヨロシクないですなぁ…

要は使い捨てモーターって事ですな…(￣。￣;