工藤公康投手、引退･･･

プロ野球の現役最年長で歴代１位の実働２９年を記録し、通算２２４勝を挙げた工藤公康投手（４８）が９日、自身のブログで現役引退を表明しました。

球団に所属しないままトレーニングを続けていたが、自身のブログで、「今年は肩の痛みが取れず、病院で注射しても痛みが引かない日々を過ごしていた」とし、肩痛が引退を決断した最大の理由としています。


工藤投手は、１９８２年にドラフト６位で西武入り。

投手王国ライオンズの黄金時代を支えました。

その後、ダイエー（現ソフトバンク）→巨人→横浜と渡り歩き、昨季古巣の埼玉西武ライオンズにに復帰。

しかし、登板１０試合で０勝２敗に終わり、戦力外通告を受けて西武を退団してました。


ダイエー時代には福岡移転後の初優勝に貢献。
横浜在籍中には、近鉄を含めた全１３球団から勝ち星を挙げるという大快挙を成し遂げました。


自分が思い出に残っているのは、１９８６年の広島との日本シリーズ第５戦。

第１戦を引き分けた後３連敗で迎えた第５戦の延長１２回、打席に入った工藤投手がサヨナラ安打を記録。

その後西武は息を吹き返し４連勝で逆転日本一となり、工藤投手がＭＶＰに選ばれました。


画像はライオンズ背番号４７時代の、工藤投手の直筆サインボール。

長い間お疲れ様でした･･･。