梅雨。
雨なので、車いじりも程々にしてドライブに行きました。
といっても、また自分の車じゃないのです。
今回は、これ。
トヨタの結構本気、レクサスIS-F。
写真左と右の車で、価格差10倍ぐらいあります(汗
ちなみにFの字は「富士スピードウェイ」を指すらしいです。ニュルスペック、みたいな感じでしょうか。
エンジンはV8の5000cc、423ps、トルク51.5kgという高スペック。
つまり日頃、軽乗ってる人間からすると超のつくバケモノスペックです。ひゃあ。
内装は、私の主観ですが、クラウンみたいな感じでしょうか。トヨタにしてはわかりやすいナビボタンと、オール電動シートがついています。
驚いたのは、ハンドルのティルト/テレスコまで電動だったこと。ポジションの記憶も可能です。うわぁ。
シートはクラウンらしからぬ良好なホールド感で・・・あ、レクサスでしたね(汗
えー本日は、レクサスIS富士スペックこと旧姓アルテッツァをじっくり堪能したいと思います。
路面コンディションはウェットですので気をつけて走りたいと思います。いざ。
で・・・ざっと走ってみたところ
正直、レクサスISって高くて速いクラウン的な何かなんでしょとタカくくっておりましたが・・・
いえいえ、そうでもなかったのです。
まずこの車、ただ流して走るときはほぼクラウンです。
なにせ8速ATでクルーズコントロール付き、高速では前を見る以外にすることがありません。
静粛性も高く、30分も走ると睡魔を誘うほどのらくちんカーです。
しかし!
マニュアルシフトをONにし、ギアを意図的に下げたとき、この車は牙を出し始めます。
さらにTCSをOFF、SPORTモードに切り替えた時、その傾向は顕著に現れます。
雨天なのでたまたま分かったのですが、急カーブでドンと踏むと結構あっさりリアが出ます。え?ドリフト車みたい!?
そうです、FRってことをすっかり忘れてましたが、このレクサスは直ドリぐらいなら容易にできそうです。
なお、サイドブレーキは足踏み式です・・・
眠い車と見せかけて、限界が迫るとトラクションコントロールという安全装置を用意しつつも、しれっとじゃじゃ馬になっていく感じ。
あ、これは面白い、と思いました。
やはりというか、トヨタはサーキットで遊べる車として、わざとこのセッティングにしていると確信しました。
シフト。
安定感は比較になりませんが、YRVのマニュアルシフトで引っ張ってるのとほぼ同じドキドキがあります。
まさかレクサスでレブリミットになってもシフトアップしない恐怖が味わえるとは〜(汗
そして「!」と思ったのが、1-3ぐらいのローギアで3000回転あたりから出てくる、独特のドコドコ系の排気音。これ、ほぼBMW Mですよ!
トヨタは、クラウンにBMW Mを合成した車を出しちゃったと思うのです。
お値段600万は、考えようによっては十分お買い得な車かもしれません。
なるほどね〜、ただのおっさんカーじゃない。アウディやBMWにある刺激を絡めつつも、トヨタにある、いつもの安定感も用意した。そんな車です。
ちなみに国産ゆえ速度リミッターがあるので、そのままではどう頑張ってもエンジンスペックの半分くらいしか味わえないようです。
ステイタスのあるセダンも、スポーツも。
電動パワステが不自然に重いとか高級を謳う割に結局いつものクラウン風じゃんとか気になる部分もありましたが、走って楽しい車を作りたかったという心意気がしっかり感じられる一台でした。
追申
すみませんチビータさん、頂いたコメントのレスの誤字削除しようとしたらレスごと消えてしまいました(大汗)
意図はしっかり受け止めておりますので!m(_ _)m
Posted at 2015/07/05 00:59:38 | |
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