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HARD ATTACKの愛車 [BMW 1シリーズ ハッチバック]

整備手帳

作業日:2022年11月3日

F20 BMW118dMsport・ステアリングホイールヒーター有効化

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 6時間以内
1
・先人の情報によると、Msportのステアリングにはヒーター用の熱線が実装済らしい。※100%の確率なのかは分かりません。
・もし、熱線実装済のステアリングであれば、スイッチを入れてヒーター有効化のコーディングを行えば、その機能を使うことがきる、との事。
・ステアリング内の熱線の有無を確認するためにはステアリングを分解しなければならない。中央のエアバッグ部分を取り外す作業は、そう難しくはなさそうだが安全のためバッテリーを外したり、電気入力で爆発するパーツを外したり付けたりするのは素人的には敬遠したいところ。
・今回はステアリング内の熱線有無を確認せずに、端折ってステアリングヒータースイッチの購入とコーディングをしてみることにした。
・結果的には、熱線は実装済で無事ステアリングヒーターの有効化に成功しました。
2
・ステアリングヒーターのスイッチ。
・パーツナンバー61319201736です。
・セカイモン(e-bay)から、コネクタ付きの中古品を入手。
・運転席側となるスイッチ側面に、動作確認用LEDがあります。(画像下)
・今回入手したものは下記の通り。
 2008 BMW 335i E90 Steering Wheel Heater Switch Button
 商品価格 3,719円
 セカイモン手数料 800円
 国際送料 3,620円
 合計 8,139円
3
・E-sysでコーディング作業。
・FAをActivate。
・画像の青部分、SALPA-Element。
・248がない状態です。
4
・248を追加します。
5
・calculateしてから、248を車両に書き込み。
6
・ステアリングコラムを上下に分割します。外すのは下だけです。
・ステアリングは一番手前に引き出してから作業しました。
・勘合が硬いですが、最初に内張りはがしを画像の位置から差し込んで、上下に分割するきっかけを作りました。
7
・外れました。
8
・右側のこれ(イモビライザーの受信部)は、上に抜くと外れます。
9
・ステアリングの裏側。画像右側の縦の穴にスイッチのコネクターを差し込みます。
(試しにこの段階でスイッチON/OFFしてみました。メーターに「ステアリングホイールヒーターオン」、「ステアリングホイールヒーターオフ」の表示が出ますが、ステアリングは温まりませんでした。スイッチ脇のLEDも光りません。想定内ですが248の追加だけでは正常作動しません)
10
・日を改め、コーディングの続き。
・Read(VCM)、CAFDのみ表示。
・FEM_BODY。
・PfLinSteeringWheel, 11。
・画像の青部分をLHZ_aktivへ。

【とある検索結果】
・LHZ (Lenkradheizung) ist the German abbreviation for heated steering wheel.
・SZL (Schalt Zentrum Lenkrad) is the Switch cluster steering column
・LRE (Lenkrad Elektronik) is the Control unit, steering wheel electronics
・LIN = Lin Bus (LRE is connected at LIN)
・LIN_VARIANTE_LRE = set with the lre_tlc_lhz parameter if car as Lane departure warning (Vibration) und heated steering wheel
11
・HU_NBT2。
・DWAをaktivへ。

(DWAとは何なのか?素人には分かりませんが先人の教えに従いaktivに変更)

【googleドイツ語翻訳結果】
「コメント - DWA を使用すると、光学式確認応答は FZD/CANSINE 経由で構成され、FRM/FEM 経由では構成されません。」
12
・作動に必要な条件は整ったはずなので、スイッチをON/OFFして動作確認してみる。
・スイッチ脇のオレンジのLEDと、メーター内の表示はスイッチの動きに連動。
・スイッチONで徐々にステアリング全体が温まるのが確認できました。
・ちなみに十分温まったステアリングの温度を体温計で計測すると、33℃程でした。
(測定機器や状況により温度差は出ると思います)
・ステアリングヒーターONのままエンジンOFFすると、ヒーターもOFFになる事を確認。※後述のメモリー機能あり。
・結果的にコーディングは3か所でした。
(248追加、LHZ_aktiv、DWAをaktiv)
・画像左上はヒーターONの直後(数秒のみ表示)
・画像左下はヒーターOFFの直後(数秒のみ表示)
・画像右はヒーター作動中(スイッチ脇のLEDが点灯)
13
・めでたく動作確認できたので、コラムカバー下部にスイッチをはめ込むための穴を開けます。(最初から穴ありのカバーもありますが、輸入すると送料が高くつきそうだったので)
・ドリルでいくつか穴を開け、穴を広げつつ平ヤスリで地道に少しずつ数時間かけて削りました。
・最後までカッターは使いませんでした。素材が硬かったのと、万が一手元が滑った場合のキズ防止のためです。
・スイッチ左下側に突起があるので、穴の左下のみ、0.5mmほど広げる必要があ、ります。(スイッチ側の突起を削ってもよいかと)
14
・コラムの下側のほうがラウンドがきついので、スイッチはできるだけ上側に付けました。
・コラム固定/可動レバーとスイッチとの干渉はありません。
15
・ステアリングヒーターにOFFタイマー機能があるのかどうかについて調査。
・結論的には、走行中ステアリングヒーターON状態のものが一定時間の経過により自動的にOFFになるようなタイマー機能はありません。
・機能としてあるのは、前回エンジンOFFした際にステアリングヒーターがONだったかどうかを記憶し、次回エンジンON時に再現する機能(※メモリー機能)です。
・前回エンジンOFF時のヒーター稼働状態をどれくらいの時間メモリーするかの設定があります。デフォルト設定は15分間ですが、設定をalwaysに変更しておけば、ステアリングヒーターONのままエンジンOFFすると、次回エンジンONの際はヒーターのスイッチを押下しなくても自動的にステアリングヒーターがONになるという仕組みです。
・画像は、その時間設定部分です。
・ちなみに"KL"はイグニッションターミナルの位置を表すようです。
【KLについての検索結果1】
* O = off
* KL 15 (terminal 15) or "run bus" (ignition switch run position) = ignition position 1
* KL 30 (terminal 30) or "battery bus" (hot at all times) = ignition position 2
* KL R (accessory bus) = ignition position 2
* KL 50 (terminal 50) or "start bus" (ignition start position) = ignition position 3 (start)
【KLについての検索結果2】
KL 0 = OFF (ignition off position)
KL R = ignition position 1 ("run" - some electonics & modules are powered up)
KL 15 = ignition position 2 ("accessory" - all electronics & modules re powered)
KL 30 = ignition position 3 (where the ignition defauts after starting the engine)
KL 50 = ignition start position
16
・というわけで設定値alwaysに。
・運転終了時にステアリングヒーターがONだったなら、次回運転開始時にステアリングヒーターが自動でONです。
・運転終了時にステアリングヒーターがOFFだったら、次回運転開始時はステアリングヒーターはOFFのままなので、手動操作でONです。
17
・ISTAでステアリングヒーターの説明書を発見。
・表面温度を36℃にキープする旨の記載あり。
・実際冬に使ってみると非常に良いです。あるとなしでは大違い。
・スイッチ代約8千円の投資が必要でしたが、大満足の結果となりました。
・ちなみに夏期でも、エアコン使用で手が冷える場合に便利です。

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