• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

山籠のブログ一覧

2015年12月02日 イイね!

街と鉄道とサッカーと⑧

街と鉄道とサッカーと⑧『サッカーのスポンサーになれるレベルの企業』が札幌一極集中の弊害で地方都市に存在しないことも、北海道が九州たりえない理由のひとつである、と指摘します。
このイタリアとは逆の南北格差を是正しようとするならば、国の関与が不可欠ではあるのですが、残念ながら政権与党の有力者が存在しない北海道は、何事も後回しにされてしまう。
伊東?前田?あんな小物に何が出来る?民主党政権時代も、北海道への投資は無駄とされ、建設間近の北海道新幹線すら切り捨てられそうになった。
北海道の選挙区から選ばれた奴が総理になったのにね。

やっぱ宇宙人だわ。

しかし、そもそもの問題は、道民自身にある。与党に擦り寄りおこぼれをもらおうとする奴も、俺みたいに『国や自治体が面倒見て当たり前、お前らが原因なんだからお前らが責任取れ』とほざくルサンチマン野郎も、国鉄民営化に賛成したくせに今のJR北海道を受け止められず思考停止して批判ばかりしてる奴も、みんな悪い。

実際問題、200カイリ規制・エネルギー政策転換・減反政策、そしてTPPで北海道は国によって殺され続けてきたけれども、それを言い訳にしていないか?
北海道は150年前も今も、夢が転がっているんじゃないか?

人口密度の話を書きましたが、例えばアメリカなんかは北海道よりずっとずっと低密度なワケで。
函館は観光都市として外国人観光客で溢れ返っているけれど、受け入れ体制が整っているとは言い難い。
農業にしても、まだまだ合理化・大規模化出来るのではないか?
言葉は悪いが、一番もったいなかったのは、311。菅直人が自然エネルギーによる電力を増やしていく、と発言した時、北海道は新たな特産物が得られた、と私は感じた。
ソフトバンクなどの大企業が北海道に一大自然エネルギー発電基地を作ると発表し、実際に流れは出来ていた。なのに知事が泊原発に執心し(中央ベッタリ知事ですから当たり前ですね)、北海道電力が大規模自然エネルギー電力の受け入れ拒否をしたことで、急速に機運が萎んだ。
今からでも遅くない。北海道を特区にすべき。自然エネルギー特区に。
電力を電力のまま本州に運ぶのは無理としても、アルコールや水素として備蓄するのは可能なハズ。広大な土地で生まれた風力・太陽光を水素に転換、発電に適さない土地に大麻を植え自然エネルギーでメタノールに転換。北海道を走る自動車はMIRAIや今後発売されるであろうマツダの水素ロータリーエンジンのような水素自動車、あるいはブラジルや宮古島などで施行されている『エタノール混合燃料』を入れた自動車にし、その自動車を作る工場も苫小牧の遊休地に誘致する。
そんな未来を夢想します。

一時期、道州制なんて言葉があふれてましたが、今は逆に北海道の分県なんて話があるそうです。
確かに分県すれば、例えば札幌に旭川・釧路・函館が対抗する形を想定するのでしょうが、今更それは無理でしょうね。既に経済活動が札幌中心ですからね、せいぜい効果が現れるのは数十年後ではないでしょうか。せめて廃藩置県の際の北海道11国(後の支庁)が県になっていれば、ね。

と、まぁ長々と書き込みましたが、結論としては本州や九州と北海道では、違うものが多すぎるのだから、単に真似をするだけでは意味がなく、むしろ不利と思われるものに価値を見出していくのが、よろしいのでは?という話でした。
だから、例えばJR北海道なんて、潰れようがどーでもいい。道内各地をバスと飛行機で結べばコトは足りるのだから固執するな、必要なら自治体自ら路線を買い取った方が、三陸鉄道のように国の援助も得られて得じゃない?
鈴木宗男は案外北海道の自立をしっかり考えてる人だったんじゃない?ロシアと文字通りパイプを作って、北海道に天然ガスを持ってこようとしたんだから(そして『米の国』とかいろいろ怒らせて失脚した、と)。
限界集落ったって、そもそも北海道自体限界なんだから、限界感じたら捨ててもいいんじゃない?元々俺たち道産子は、どこかの土地を捨てて新天地に来たジャーニーマンなんだからさ。

なんてなことを考えておりましたよ。
元々『その当時から赤字まみれで単独経営なんて不可能なのは分かっていたのに、民営化に賛成して、今のJR北海道に文句ばかり言ってる人々やマスコミ』『しかも赤字まみれな会社に、赤字でも列車を走らせろという既得権由来の暴論』『そんな経緯や地域性も知らずにそーだそーだと囃し立てる他地域の人々やマスコミ』『そもそも北海道はずっと切り捨てられてきた棄民の国なのに、配慮も理解もない現状』『なんで九州はビッグダディ一家のようにポコポコとJクラブが生まれんのに、こっちは片道4時間掛けて札幌まで行かなきゃなんねーんだよ』という個人的な怒りから、経済も政治も何もかも素人の私が吐き出した戯言なので、細かいトコロは突っ込まないで、気に障ったら怒らないで一旦怒りを飲み込んでくれたら幸いですことよ。
Posted at 2015/12/02 10:50:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 社会ネタ | 旅行/地域
2015年12月01日 イイね!

街と鉄道とサッカーと⑦

街と鉄道とサッカーと⑦アビスパ福岡、ギラヴァンツ北九州、サガン鳥栖、V・ファーレン長崎、ロアッソ熊本、大分トリニータ、そして鹿児島ユナイテッド。
宮崎を除く6県に7つのJリーグクラブが存在しています。
対する北海道。コンサドーレ札幌。以上(笑)。
わかりやすい例でしょ?
強いて言えば、まずはJFL入りを目指すノルブリッツ北海道と十勝フェアスカイ、そして幻に終わった『函館FC(東京の某企業が千代台公園競技場を本拠地としJリーグを目指す計画があったものの、函館陸連との調整の不調そして311により計画消滅)』が挙げられる程度。
人口20万強の佐賀に作れて(まぁ、フューチャーズ含めいろいろありましたがね)、函館や旭川に作れない理由。
もうお判りですね。

札幌一極集中の弊害で大企業どころか中企業すら存在しない疲弊した北海道の地方都市、かつ本州のような周辺人口すら期待出来ない(東海道新幹線に乗るとよくわかる。道民からすれば車窓風景は大都市が延々と続く)ゆえ、プロサッカークラブを作ろう・Jを目指そうという機運さえ上がらない実態があります。先ほどの函館FC(仮称)も、東京の企業(函館出身のJACCSかマルハニチロ?詳細不明)の後ろ盾があってこその計画。

もうひとつ理由を挙げると、やはり北部の寒冷地であることは、言い訳ではなく事実。
この手の話題の時に私がよく持ち出すのが、巷では美談とされた大分トリニータの躍進。
溝畑社長の時代、こんなことが言われていましたね。
『本当に貧乏なクラブで、クラブハウスはプレハブ・シャワー設備もないから選手は練習後は近所の川で水浴びして汗を洗い流していた。そんなクラブでもナビスコ杯で優勝出来た』と。
道民サポーターの俺からすれば、貧乏自慢にしか聞こえなかった。それくらいの費用で出来るなら、こっちだって選手補強に金を回せるわ!と。
プレハブのクラブハウスでは寒くて業務なんか出来ないし、暖房費が経営を逼迫する。北海道の川で水浴びなんてクマくらいしかやらないよ(水温が低すぎて、せいぜい真夏の数週間いや数日しか出来ない行為です)。
サッカーに限らず、北海道で生活するには、とかく金が掛かるワケで。
経済活動や日々の生活のための初期投資費用は、他地域とは比べものにならない。

※じゃあ住むな、というアホな二元論には与しない。

また、21世紀に入り、九州クラブが必ずJ1に存在し得るのも、これが理由のひとつ。融通というと言葉が悪いが、九州内で選手の移動が盛んであること。またその理由として練習試合を頻繁に組める(余剰戦力とそのプレー振りを確認出来る)ことが挙げられるでしょう。
隣のJクラブは海の向こう(秋田・仙台)で、必然的に学生や地域リーグとしか練習試合が組めないコンサドーレとは、練度も潜在的選手層も異なるワケで。だからこそ、経済的には無理としても選手の融通などでノルブリッツやフェアスカイを強化する必要があると考えます。擬似ライバルという意味では、AKBと乃木坂みたいなもん?

コンサドーレ札幌が曲がりなりに成立し得るのは、一極集中(ちなみに16年度からは北海道コンサドーレ札幌を名乗り、サッカーに限っては一極集中は更に加速)と札幌ドームのおかげ。だからと言って、札幌ドームなら真冬でも出来るだろ?という的外れな議論も目立つのが、なんともはや。とりわけJリーグ秋春開催論者は、屋外で養生している天然芝に積もった雪と、ホーム開幕戦では−5℃の吹雪の中で入場を待つサポーターを見てから言え!と言いたい。
Posted at 2015/12/02 10:43:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 社会ネタ | 旅行/地域

プロフィール

「のるかそるか。 http://cvw.jp/b/2026520/48595891/
何シテル?   08/12 18:53
山籠(やまごもり)です。よろしくお願いします。 人となりは「好きなもの」に書いた通りの、スポーツと音楽とアニメとカワイイものがあれば幸せな男。 2008...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/12 >>

   1 2345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

リンク・クリップ

ワンタッチターンシグナル機能の停止 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/01/28 19:04:54
窓、直りました。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/11/20 22:12:55
[ダイハツ ミラジーノ] 助手席 エアバッグ 取り外し 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/11/29 15:08:53

愛車一覧

ホンダ フィットシャトル ハイブリッド ホンダ フィットシャトル ハイブリッド
年齢的に最後の登録車となる予定。 最初で最後のハイブリッド車? ↓イマココ GP2フィ ...
スズキ Kei スズキ Kei
父所有のクルマでしたが、車検期間満了を待たず2年弱で廃車となりました
ダイハツ ミラココア ウチのココアさん (ダイハツ ミラココア)
ココア『お姉ちゃんに、まっかせなさーい!』 チノ『ココアさん仕事してください』 ワイ『チ ...
ダイハツ ムーヴ 嫁ムーヴ (ダイハツ ムーヴ)
ワゴンRやタントに併記しておりましたが、ページを独立しました。 25年2月廃車。

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation