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山籠のブログ一覧

2022年09月26日 イイね!

今季のJ1残留ライン予測②

今季のJ1残留ライン予測②さて、続きですよ。

ここ10年ほどの残留争いを例に挙げつつ、前回書いた「高い勝ち点での残留争いとなる条件」を書いていきます。
前提として、年度により扱いが異なる16位は「降格」として扱います。

条件1/上位陣が負けすぎる
代表例としては2018年が挙げられます。
この年、敗戦数が1ケタだったのは優勝した川崎(7敗)と、勝ち点1差でACL出場を逃した札幌(9敗)の2クラブのみ。
結果、勝ち点39の柏が自動降格。12位横浜FMから16位磐田まで勝ち点41で並び、得失点差・総得点で順位が決まる大激戦に。
ただ、こちらは条件付けとしては「弱」です。2013・14年も1ケタ敗戦3クラブだったものの、そこまで高い勝ち点になっていないので。

条件2/下位に勝ち点10点台の「おみそ」がいる
こちらの条件付けの方が「強」です。
例としてまた札幌がらみで2012年を挙げます。
この年3度目のJ1昇格を果たした札幌だったものの、選手編成後に某DFが移籍。その穴を埋められないばかりか外国人も機能せず、記録づくめのシーズンを過ごすことに。

4勝28敗2分 勝ち点14 得失点差-63
単純計算で28敗×勝ち点3÷17クラブ=1クラブ平均4.9点を計上したことになります。ということは・・・試合数34=残留目安の勝ち点なのに、そのボーダーライン自体にも4.9が加算されるワケで。
ボーダーラインが39となった結果、勝ち点38のガンバ、同39の神戸が道連れに。
札幌サポとしては「正直、すまんかった」と言わざるを得ないw

同様のケースとしては
2010年/湘南(16)・京都(19)の2弱、FC東京は勝ち点36で降格(ボーダーライン37)
2014年/徳島(14)が12年札幌並みに負けまくった。勝ち点35の大宮が降格(ボーダーライン36)

なお、大分(14)が負けまくった2013年は下位が「3弱」を形成したためラインは上がらず(16位湘南の勝ち点は25)。ただし大宮が勝ち点45で14位となるほど中位圏の勝ち点が跳ね上がった。
2016年も同様で、13位磐田(36)以下で「6弱」を形成したため、ボーダーラインは得失点差で天国と地獄となった新潟・名古屋の30。

今季は最下位磐田が勝ち点24、引き分けがそこそこ多いせいか負け数1ケタは多そう。となれば、極端にボーダーラインが跳ね上がることはなく、34±1程度の争いになるのではないかと・・・。


ここから下は札幌サポとして自分を安心させるために書きます。
引き分け数というのも残留・降格に結構絡んでおりまして。
ざっくりいうと「8勝10分(勝ち点34)は最低限、積み上げるほど残留が近づく」「引き分けは善、野球で言うと犠打のようなもの」。

具体的に数字を挙げると、8勝を前提条件として
10分(勝ち点34)=残留目標なら最低限
12分(勝ち点36)=残留が見える位置
14分(勝ち点38)=残留(ほぼ)確定


これもそれなりのデータがあって、基本的に8勝10分を達成したクラブは残留できています。2010年FC東京と2012年ガンバは「条件2」、2018年磐田は「条件1」の影響で降格(入れ替え)圏に。
2010年~19年の10シーズン、8勝10分を達成したのは49チーム、そのうち降格したのは3つ。降格可能性は6.1%となります。
現時点では数字上全クラブがこの数字を達成できる位置にはいるものの、実際に残留争いの中で達成しているのは札幌だけなので、その事実は大きいかな、と。

2012年の新潟のように、最後の最後でひっくり返しちゃうようなこともあり得る、あり得るけれども、奇跡はそうそう起きないから奇跡なのであって、そこに飲み込まれることはない・・・と、自分の心に言い聞かせております(苦笑)。
※2012年シーズン、残り2節時点で残留圏・神戸と勝ち点5差だった新潟。常識的には「札幌と新潟で降格2枠決まり、残り1枠をセレッソ以下の5クラブが争う」と見られていたのだけれど、残り2節を神戸●●、ガンバ△●、新潟〇〇で大逆転残留を果たした。監督はヤンツー(柳下)さんでしたね(最終戦は「プロフェッショナルな」退席処分でいなかったけど)。

余談/8月に福岡を「クビ」になった柳。三上GM社長のコメントを見る限り札幌復帰はなさそうだけれど、札幌から「契約解除になった」という情報もない気が?普通に考えれば契約終了まで放置なのでしょうが、その期間を謹慎と考えれば、ウルトラCで残留なんてな話もあるのでしょうか・・・?
Posted at 2022/09/26 21:54:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | サッカー | スポーツ
2022年09月20日 イイね!

今季のJ1残留ライン予測①

今季のJ1残留ライン予測①さて、そろそろ本題に入りますかね。

1か月以上前に私は「今季のJ1残留ラインは33」と書きました。
そして理由として「24試合経過時の勝ち数の半分を残り10試合で上乗せすると、下位2チームの勝ち点が31~32だったから」とも先日書きました。

今日は、もう少し詳しく書きたいと思います。

今季はコロナやカップ戦などの影響が大きく、試合数がそろわないせいで見た目の順位・勝ち点と実際の立ち位置が異なる場合が多いですね。
上にも書いた「勝ち数の半分」を残留争い中のチームに当てはめると、だいたい3勝。そしてその勝ち数(勝ち点)を挙げただけでは、下位にいるほど残留の望みが薄くなる。
要は「順位が上のチームは3勝が最低限、下のチームは3勝からいかに上乗せできるか」がミッションとなります。

まずは推しである札幌を例に挙げてみると
第24節までの24試合 6勝8敗10分(勝ち点28)
残り10試合の目安 3勝(総勝ち点37)

となります。この勝ち点で残留可能かどうかは、後ほど書きます。
同様に残留争いしている他クラブの数字も挙げてみます。

福岡
第24節までの24試合 6勝9敗9分(勝ち点27)
残り10試合の目安 3勝(総勝ち点36


京都
第24節までの24試合 6勝10敗8分(勝ち点26)
残り10試合の目安 3勝(総勝ち点35)


湘南
第24節までの24試合 6勝11敗7分(勝ち点25)
残り10試合の目安 3勝(総勝ち点34)


清水
第24節までの24試合 5勝10敗9分(勝ち点24)
残り10試合の目安 3勝(総勝ち点33)


ガンバ
第24節までの24試合 5勝12敗7分(勝ち点22)
残り10試合の目安 3勝(総勝ち点31)


磐田
第24節までの24試合 5勝12敗7分(勝ち点22)
残り10試合の目安 3勝(総勝ち点31)


神戸
第24節までの24試合 5勝13敗6分(勝ち点21)
残り10試合の目安 3勝(総勝ち点30)


となります。奇数は切り上げましたので、どこも3勝は期待できるかと。
なので、札幌が最低限のノルマである3勝を挙げたならば、ガンバ・磐田・神戸の3チームが追い付くには10戦6勝が必要となるので、かなり無理筋な計算となります。逆に札幌がノルマを達成できなければ、今挙げた3チームはノルマ達成するだけで降格圏脱出も可能になってきますね。
また、数試合はブーストアップ可能な「監督解任」の一手を使用したクラブには☆印を打っておきます。

では、今日現在の状況を見てみましょう。
札幌
残り10試合の目安 3勝(総勝ち点37)
5試合消化 2勝1分け(勝ち点35)
ノルマ達成まであと5戦1勝


福岡
残り10試合の目安 3勝(総勝ち点36)
6試合消化 1勝1分(勝ち点31)
ノルマ達成まであと4戦2勝

京都
残り10試合の目安 3勝(総勝ち点35)
5試合消化 1勝1分(勝ち点30)
ノルマ達成まであと5戦2勝


湘南
残り10試合の目安 3勝(総勝ち点34)
5試合消化 1勝3分(勝ち点31)
ノルマ達成まであと5戦1勝※


☆清水
残り10試合の目安 3勝(総勝ち点33)
6試合消化 2勝2分(勝ち点32)
ノルマ達成まであと4戦1勝


☆ガンバ
残り10試合の目安 3勝(総勝ち点31)
6試合消化 2勝1分(勝ち点29)
ノルマ達成まであと4戦1勝


☆磐田
残り10試合の目安 3勝(総勝ち点31)
5試合消化 2分(勝ち点24)
ノルマ達成まであと5戦3勝


☆神戸
残り10試合の目安 3勝(総勝ち点30)
5試合消化 3勝1分(勝ち点31)
ノルマ達成!


正直、この段階では対戦相手の強弱はあんまり関係ないと考えています。それぞれのコンディションやモチベーションあるいはプレッシャー次第になるので、対戦相手の順位は考慮しません。

上の表でわかるのは
・24試合で一番勝ち点稼いでいた札幌が有利、というか札幌がノルマ達成すれば下位のクラブ全部4勝以上挙げなければ逆転されないので「残留リーチ」状態
・監督交代が吉と出た清水・神戸、凶と出た磐田、?なガンバ
・特に神戸は8/13に『ここから4~5勝できるのはせいぜい1チーム』と言った、その1つになりそう
・磐田は「実質的に終戦」
・福岡・京都は見た目より「意外と厳しい?」
・湘南は引き分けで勝ち点稼ぐ「残留争い巧者ですね!」


といったところでしょうか?
もちろん残り4~5試合で3勝すればいまだに全クラブに残留の可能性があるので予断は許さないところですが・・・。

最後に・・・1か月前に「残留争いは勝ち点40程度」と一部で報道されていたのですが、個人的には『そこまで行かないよ』と思っていました。
残留争いが高い勝ち点での争いになるためには、2つの条件付けがあります。今季はすでにそのうちのひとつの条件から外れました。もうひとつも条件から外れることが濃厚です。

次回はそこに触れていきます。
Posted at 2022/09/20 21:52:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | サッカー | スポーツ
2022年09月13日 イイね!

今季のJ1残留ライン予測・・・の前に②

今季のJ1残留ライン予測・・・の前に②さて、昨日の続きを。

主な低迷の原因が「主力のケガ離脱が多すぎ&長すぎ」ということを書いたが、もうひとつ書いておきたい。
とりわけ今季は、いわゆる「ミシャ式」が研究されつくされてる感が強い。

競技経験のない私の意見なので話半分で聴いていただきたい。

ミシャ式のキモは
①可変システムで攻撃時に数的優位を作る
②その上でGK含めたバックスには攻撃参加や展開力など「守備力より攻撃力」が求められる
③なのでDFラインには本職がボランチやサイドバックの選手が入ることが多い
④そのため守備は「シュート打たれても枠に飛ばなければOK」


だから「並の戦力でオーソドックスなサッカー」相手ならば圧倒できる一方
・スペースを埋める走力を備えた相手
・DFラインに脅威を与える能力を持つ相手

にはもろさが露呈する。一番わかりやすいのが、0-5と惨敗した鳥栖戦。

あの試合では、可変システムで一生懸命数的優位を作ろうとする札幌に対して、お得意の走力でスペースを埋めチェックをしまくった鳥栖がセカンドボールを奪い続けてゴールラッシュとなった。
鳥栖・川井監督のインタビューを読むと「別に走るのは目標ではない。ボールを前に運び、人も前に進むのが重要」みたいな言葉を残していた。止まってボールを受けようとする札幌と、前方への推進力を持ってボールを奪おうとする鳥栖。ジャンケンのようなもので、これは何度やっても勝てない。なので、ホームでの逆転負けも個人的には「ま、そうでしょうね」と納得できるものだった。
同じ理由で、J3・いわきFCと試合したら多分負けるよ、天皇杯の時みたいに。

類似するケースとしては、4-0で快勝した磐田戦を挙げる。「は?磐田?」と思うでしょうが、あの試合では後半途中に退場者が出て数的優位となったものの、ATまでゴールを奪えなかった。その理由は鳥栖戦と同じで「磐田は数的不利を埋めるべく走力を使い、前方への推進力を持った守備のおかげでむしろ11人そろった時よりもゴールに近づいていた」「逆に札幌は数的優位からフリーになれる場面が増え、その結果運動量が落ちてしまい磐田の守備からボールを奪われるシーンも増えた」「磐田の燃料が切れた結果が後半ATの2ゴール」だった。

選手がミシャ式を理解すればするほど、このドツボにハマってしまう。
理解が弱ければ無駄走りをする、そうすれば相手も対応せざるを得ないので、結果として流動性が生まれる。負けた試合ではこの流動性という部分が見えないことが多く、ただ突っ立ってボールを受けようとする選手ばかりになってボールの出しようがなくなる。

もうひとつのケースとしては、開幕戦の清水戦を挙げる。
この試合、相手攻撃陣が執拗に札幌DFにプレスをかけ、その結果札幌は後方からのビルドアップが出来なくなった。試合は1-1のドローだったが、どこのチームもこの試合を見れば札幌対策として良い予習となったことだろう。シーズン序盤のドロー地獄は、この対策により得点力が落ちた上に守備陣の弱さも合いまったものと考える。

上記2つを解決するアイデアは、たったひとつ。
強いCFを前線に配置する、ただそれだけ。

元々、札幌にはそれが出来るジェイ・ボスロイドがいた。都倉にしてもそう、ロペスもそう、タイプが違うが武蔵もそう。
相手がいくら運動量でスペースを埋めようが、ロングボールへの対応という点では五分と五分。ジェイのような競り合いに強いFWがいれば、相手はそこで味方が競り勝つ前提で前に行くなんてこともできないワケだから。
DFラインへのチェックにしても同じ。フォアチェックに人数を割けば、それだけ中盤や前線(相手からすれば後方)にスペースが生まれる。チェックを受ける中でパスではなくロングボールを蹴れるならばDFラインは楽だし、ロングボールが前線で収まればスペースも多いからパスコースも増える。

問題は、それを遂行できる選手が札幌の前線にいなかったこと。
ミラン・・・恐らく、上背はあるけれどセカンドストライカータイプ
ドド・・・ミラン同様、上背はあるけれどパサーorボランチタイプ
興梠・・・ポスト役をこなせる選手だが上背がないのでハイボールでは勝てない、そもそも離脱していた
小柏・・・スピードでDFを引っ張れるし本来1トップ候補だったが、とにかくケガが多すぎて計算に入れられない
シャビエル・・・そこそこボールキープは出来るがCFタイプではない、離脱していた
荒野・・・悪くはないが1トップ・ゴーラーとして抜きんでた長所はない


守備も攻撃もガタガタだったシーズン中盤、私は考えていた。
『守備重視なら使えない、でも攻撃としては使いたい。ならば、福森と宮澤は前線で使えばよいのでは?』と。
元々、宮澤は将来を嘱望されるFWだった。しかも守備重視の室蘭大谷の1トップとして。
守備力があると考えるから後ろで使いたくなるのであって、そこを無視すれば「ボールキープできる」「足は遅いが競り合いには強い」「パンチ力あるフリーキッカー」である福森はむしろ、前線にいた方が消耗が少ないのではないか?と。

もちろん、それは現実的ではない案。
だが、興梠が交代で退くとサッカーが成立しなくなる問題を解消しなければ、ズルズル降格の沼に沈んでいくのではないかと感じていたので、キム・ゴンヒはまさに救世主であった。
獲得した選手をしばらくはサブにも入れないペトロヴィッチが即ベンチ入り・試合起用したのも、監督も同じ考えでそのような強いFWを渇望していたからではないだろうか?

韓国人FWと言えば、大陸系らしいエゴイスティックさが長所だと考えているので、ある意味キム・ゴンヒは「韓国人らしくない選手」だな、と。競り合った後よくサイドに流れてチャンスメークしたり飛び込むスペースを作ったり。でもそれは、札幌にとって一番必要なプレイであり戦力であったと思う。
もしかしたら、水原三星でゴール数が異常に少なかったのは、シュート技術の低さではなく「味方を活かすための献身的な動き」の結果だったのではないか、と。
スパチョークとのコンビがジェイ・チャナティップ「ダブルジェイ」の再来とも言われているが、こと後半途中からの投入時にはそれに近い期待感がある。

さて、残留争いの話。
1ヶ月前に「J1リーグ残留ラインは勝ち点33」と書いた。
その数字に特に深い根拠はないのだけれど、残り約10試合の時点で単純に『ここまで4~5勝しかしてないクラブがここから4~5勝できるワケない、出来たとしても1チームくらいでは?』『期待値としては、そこまでの勝ち星のせいぜい半分か』という考えから。勝ち点22~23のあたりに下位2クラブがいたので、そこに3勝分足したら31~32、だから33。

その点、札幌は24節時点で6勝(勝ち点28)を挙げていたので、3勝は期待してもいい現実的な目標。3勝したら勝ち点は37、ならば下位にいるクラブは最低4勝はしないと札幌を上回れない。
本音としてはホーム4連戦で3勝挙げて、残留争いを高みの見物したかったところだけれど、結果は2勝2敗。普通に考えれば「残留当確」なのだけれど、もちろんここから残り全敗したら降格もあり得る。というか、ここから6連敗するようなクラブは降格して当然なので論ずる意味もない。

残り試合は、優勝争いのマリノス・川崎・広島。中位の浦和に残留争いの福岡・清水。
普通に考えれば、前者から勝ち点取れればラッキー、後者からは勝利。
と、なるのでしょうが、ミシャ式の長所と短所を考えればむしろ、後者から勝ち点3を得る方が難易度の高いミッションになるかもしれない。

余談としては、川崎以外の5チームとは前半戦ですべて引き分けている。
ケガ人だらけの6月川崎戦ではリード→追いつかれ→リード→追いつかれ、後半40分までは同点だった。
これを踏まえると、すべてに勝つチャンスがありそうに見えるし、すべてにやられそうにも見える。サポーターのはしくれとしては、ポジティブでありたい。
Posted at 2022/09/15 00:07:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | サッカー | スポーツ
2022年09月12日 イイね!

今季のJ1残留ライン予測・・・の前に①

今季のJ1残留ライン予測・・・の前に①まずは我が北海道コンサドーレ札幌のことに触れる。

今季は昇格初年度の17年以来の残留争いになっている。その理由と今後について個人の意見を書き込む。

まず、外的要因としては「あまりに不利な判定が多すぎた」
もしかしたらDAZNの「ジャッジリプレイ」に最も多く取り上げられたチームではなかろうか?それぐらい微妙な判定が多かった。
ざっと思いつくだけで
・荒野レッドカードの浦和戦
・福森レッドカードの柏戦
・興梠がPKもらえなかった柏戦

を想起する。2件のレッドは『足裏だから妥当』ではあるけれど、その後同様のケースでイエローで済んだ場面もあり(ジャッジリプレイでは「過剰な力かどうか」と言っていたが、荒野・福森のケースもボール奪取の過程で足がかかっただけで、あれで大ケガするような危険なプレイではない)、疑問が残る。特に福森は前半10分で退場になりほぼすべての時間帯を10人で戦ったため次節にまで影響が及んだ。
興梠はGKと1対1になる場面で後ろから倒されて、あれでPKにならないというのは「中東の笛」以外ではまずお目にかからない。結局その時受けたタックルで傷めてあからさまにクオリティが下がってるワケで。
荒野の方は試合終盤だったし影響は限定的としても、10人で戦って1-6で敗れたホーム柏戦と次節神戸戦(1-4)、カードもPKもなかったアウェイ柏戦(0-1)。勝ち点9を失ったとまでは言わないが、この試合での上積み、あと私が思い出せないもの(ジャッジリプレイでは札幌に不利な判定とされることが多かった)も含めれば勝ち点は5点は多かった。そうなれば現在残留争いなんて不要な順位だった。

まぁそれは、恣意的な判定がないならば「判定はお互いさまで、結局プラマイゼロになる」ものなので、単なる恨み節ですが。

一番の問題は「長期離脱者があまりにも多すぎた」こと。
列記すると
菅野 第14~17節(4試合欠場)
大谷 第15~19節(5試合欠場)
田中(駿) 第15~16節(2試合欠場)
高嶺 第14~18節(5試合欠場)
ルーカス 第17~22節(6試合欠場)
深井 第21~22節(2試合欠場)
金子 第9~10、23~26節(6試合欠場)
シャビエル 第21~24節(4試合欠場)
小柏 第5~9、11~23節(18試合欠場)
興梠 第5~6、8~16節(11試合欠場)


開幕・清水戦のスタメンのうち8人が長期離脱、とりわけFWは全滅・・・。
これらの選手が入れ代わり立ち代わり欠場している状況では、ペトロヴィッチ以下コーチ陣も難儀しただろうことは容易に想像できる。特に小柏については計算が立たない時点でFWとしての序列は大幅に下がっただろう。

手術のため興梠が離脱した第8節からルーカス・深井が復帰した第23節までの15試合の結果としては
5勝7敗3分 勝ち点18 13得点 26失点(-13)

余談としてそれ以外の13試合は
3勝3敗7分 勝ち点16 20得点 19失点(+1)

よくもこの得失点差で5勝も出来たな、と。これが、私がペトロヴィッチ解任を声高に主張しなかった理由。多分、並の監督が常識的な戦術で戦ったなら、今頃は2012年の再現になっていただろう。こんな状況ではカップ戦をあきらめざるを得ないのは自明。
2年続けて負傷者多発という事実は、トレーニングの質や生活・食などについて今季終了後猛省のうえ、再構築して欲しい。補強が~フロントが~ミシャが~、と批判する以前の問題と考えている。

また、ペトロヴィッチを批判する際によく出るフレーズとしては「メンバー固定」が挙げられるが、ある程度は仕方ない部分がある。正直、意識して育成・起用しない限りはどこのクラブも大なり小なり同じ。
個人的には、選手には3つのランクがあるように見える。

Aランク:スタメン・ベンチ入りレベル(18(17)人)
GK菅野・大谷
DF田中(駿)・福森・岡村・(柳)
MF高嶺・ルーカス・深井・金子・宮澤・青木・駒井・荒野
FW菅・シャビエル・小柏・興梠

Bランク:欠員時の穴埋め要員(6(5)人)
GK中野
DF西
FWミラン・ドド・中島・(檀崎)

Cランク:育成・カップ要員(11人)
GK松原・ベンアミン
DF中村・西野
MF井川・田中(宏)・佐々木・小野・スパチョーク
FW藤村・漆館

時期がズレてるとはいえ、Aランクから11人が離脱。本来リーグ戦では「お呼びでない」Cランクからもスタメン起用せざるを得ない状況。そんな状況で中村桐耶とスパチョーク、それからレギュラーの座を勝ち取った岡村はチャンスを活かして序列を上げたかな、と。
もちろん、そんな状況ではAランクの選手は出ずっぱになりがちで疲労もだいぶあっただろう。菅野欠場4試合中3試合で先発した中野が15失点したのは、彼の技術のみならず、そもそもメンバー自体がJ1で戦える戦力ではなかったということ。

檀崎はかつてのチャナティップ同様「システム上使う位置がない」から仕方ないとして、柳はなぜ移籍したのかと今も困惑している。移籍しなければ間違いなく去年より出場チャンスはあったし、深刻な戦力不足にあった5~7月は全試合先発出場できただろう。ましてや飲酒運転でサッカー人生をふいにすることもなかっただろう。
出番云々は去年の時点でわかっている話で、不満ならばオフシーズンに移籍するはず。山下某のようなシーズン直前でもなければ、ダヴィのような引き抜きでもなく。滅多なことを言うものではないが、移籍は出場機会増のため、ではないのではないか?そして、その理由としてはもしかしたら「練習生・西の加入」ではないか?我々のあずかり知れぬところで確執があったのでは?と考えるのはゲスの勘繰りだろうか?今年もレギュラー獲れなかった、よっしゃ移籍したろ!という可能性もなくはないだろうが・・・。

続きはまた明日。
Posted at 2022/09/13 23:26:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | サッカー | スポーツ
2022年09月10日 イイね!

あー時間足りねぇ

いろいろ書きたいネタがあるのに、ポイ活に悩殺され中…。

ひとまずサッカーの話。
今週末でJ1残留争いの方向性が見えそうなので、それを踏まえて近日中にup予定です。
Posted at 2022/09/10 13:23:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「手元に来て3週間 http://cvw.jp/b/2026520/48481990/
何シテル?   06/12 14:09
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