ハイビームアルミパンチング加工

車検に出して帰ってきたソアラですが、少々見栄えが悪くなってしまいました。
それもそのはず、こうなることは想定していなかったんですよね。
光軸の調整中に溶けただとか。
バルブとバルカンレンズの距離が近すぎたせいか、溶けて白くなってしまいました。このまま付けていても見栄えが悪いだけですので何とか手直しすることにします。
バルカンレンズのスペアは持っていないので、何か別の形で、且、耐久力のあるハイビームにしたいと考え、今回の改造にいたりました。

用意したのは釣り糸とアルミのパンチング加工されたシート。
ノーマルのハイビームに戻すだけでは少々物足りないので、純正っぽさの中にオリジナルを入れたいと考えてます。
ライトの下の反射板にアルミシートを貼り付けてみようではありませんか。
まずは、ライトにマスキングテープで形取りします。
それをアルミシートに貼り付け切り抜きます。
写真は切り抜いたアルミシート(右)と、反射板に合わせてみたもの(左)です。

アルミシートはパンチング加工されていますので、穴から下の反射板が見えてしまいます。反射板がメッキですのであまりコントラストがつかないのではと思い、一度黒く塗装することにいたしました。
塗装済み(左)、塗装前(右)。

乾きましたら、アルミシートを合わせていきます。
ここで注意しなければならないのは微調整でアルミシートを前後させると、折角塗装した反射板の塗料が剥げてしまいます。アルミシートの端は鋭利ですからね。シートと反射板の固定には釣り糸を使用しました。
この釣り糸ですが、バルカンライトを解体したときに気がついたのですが、レンズは溶けていましたが、釣り糸は切れていませんでした。
熱が釣り糸まで達さなかったのか、釣り糸がライト内部の熱でも十分耐えれる強度だったのかは分かりませんが、とにかく、釣り糸は固定するものとしては適していたということです。

固定が終わればほぼ完成です。
写真はレンズをつける前の状態です。
なかなかいい感じに出来上がってきました。
当初、ここをアルミパンチング加工しようと思ったのは、職場の近くに停めてあったポルシェのヘッドライトが確かこんな感じの内部だったのを見たのが切欠でした。

レンズをつけるとこんな感じになります。
これで完成です。
コーキングはまだですが、最終、しっかりコーキングいたしました。
残念ながら、ここまで完成したのですが、車体に取り付けてあげることが出来ませんでした。
とても残念でなりません