カクタスのブログ一覧

まだまだ続きます～

一ヶ月位、サンバートライと格闘した後、公道復帰10年目に突入したサンバー360のブレーキが気になりまして、軽く下を覗いてみると…

ヤツが垂れてます💦

画像はホイール外した後ですが…

十数年前の再生時にホイールシリンダーの状態の悪さから覚悟はしてたんですが、トライ修理の直後なので、かなり気持ちが凹みました😢

ドラム外すと

見た目はキレイ、でもブレーキシューのライニングはフルードが染み込んでます。

正直、一週間ほど経ってからブレーキを踏んだ直後、タッチが変だったので怪しいなぁ～とは思ってたんです(^^;

要修理、分解決定～

ブレーキシュー外すと

全体的にフルードでしっとり♡

こいつから漏れてるなぁ～

反対側も分解

で、ピストン外してシリンダーを確認

画像じゃ分かり辛いんですが、カップが当たる部分がボコボコに掘れてるんです。

反対側はまだマシですが…

茶色いのはブレーキ配管・チューブ内の錆です。

10年経過するとこうなるんよなぁ～

カップグリスがいい感じに錆色に染まってます(^^;

全て配管を引き直せば、こんな錆からオサラバできるんですが…

面倒くさい💦

ここで主治医に相談、ホイールシリンダーの入手が不可能なので再度ホーニングするか、シリンダーを拡大するかとの結論になりまして

このシリンダーのサイズは16/15、約23.8㎜

1サイズアップは1インチとなり、25.4㎜になります。

ただここで問題が…

ブーツが入る溝の外径が26.8～27㎜位でして、1インチに拡大すると肉厚が0.7～0.8㎜程度になっちゃうんです。

ちょっと強度的に問題が…　昔の工業製品なので鋳物の巣も入ってるし…

大丈夫かなと思うんですが、かなりのバクチ…

で、今回は再ホーニングで逃げようとの結論になりました。

でも、多分漏れるんじゃない？　との予想…

途中、サンバートライのブレーキシューのタッチが気に入らないので、再度取り外したついでに流用できそうか確認～

どうせ、トライのも入手不可能ですが(^^;

角度が付いたホイールシリンダーなので、現行品で流用できる物が存在しません…　残念ながら…

大きさと固定の関係で無理と判明

まあ、ブレーキが1サイズデカイですし(^^;

大人しくホーニングししたシリンダーを組み付けます。

でもピストン錆でやられたなぁ～

十数年前、再メッキして組んだんだけどなぁ～

外見はキレイ、中はボコボコ

カップは新品交換して組み付けます。

どうやら一杯飲みながら作業していたようです(^^;

バックプレートは小錆とフルードによる剥離がみられたので、全て塗装を剥がしてから再塗装

途中、フレームを錆取り＆錆止め処理してから

バックプレートとホイールシリンダーを固定

で、ブレーキシューを組み付けて完成

まあ今後どこまで持つかですが…

また気の向いた時に結果を報告しようと思います(^^;

続きです～

前後ブレーキのオーバーホールは終わりましたが、今度は指摘されたマスターシリンダーに手を出します。

ただ触る前から嫌な予感はしてました(^^;

覚悟を決めて、取り外し時に邪魔になる配線やバンド類を順に外していきます。

フルードはホイールシリンダー取り外し時に抜いてますが、多少は配管内に残っているので、外したホースに蓋をしてウエスを被せ、ビニール袋で巻いて結束

取り外し時に接触しそうな部分に養生します。

固定ネジを緩めてマスターシリンダーを外します

…

…

抜けん💦

なんで？？

いくら引っ張ってもピクリともしません(-_-;)

L字型の工具を駆使して、引っ張る方向で衝撃を与えますが外れる気配なし…

色々と工具を駆使しましたが時間ばかりが過ぎて埒が明かないので特殊工具を作ることにしました。

で、マスターシリンダーをド突き上げる為だけに製作したスライディングハンマー

他に使用用途のない悲しい工具です…😢

マスターシリンダに引っ掛けて、かなりの衝撃を何度か与えた所、やっと外れましたが…

錆で食い付いてました💦

マスターバック側

少し掃除した後の画像です。

外した直後は真っ茶っ茶でした(-_-;)

プッシュロッドシールとシールワッシャを外したら…

予想通りの悲惨な状態💦

マスターバック側

本気で捨てようと思いました💦

マスターシリンダーは掃除して状態を確認

一見問題なさそうですが、可動部の縦傷が凄い💦

この手の縦傷が曲者なんです。

もうホーニングで消えるレベルじゃないし…

主治医に連絡、部品の手配に走ります。

やはりマスターシリンダーとマスターバックは廃盤

リサイクルパーツやオークションを探しましたが該当品は見つかりません…

当然か(^^;

この年代のサンバー、ホイルシリンダーやマスターシリンダーは年式や形式により数種類あるので該当品を探すのが困難なんです。

ホイールシリンダーも形式が該当しても年式が違うと、調整アジャスターの有無等で使用できないんです（未だオークション等、市場に出てきません）

仕方ないのでマスターのリペアキットをお願いします！　

と主治医に発注

翌日、社外品のリペアキットも廃盤との連絡が…😢

もう色々と諦めました…

サンバー360よりも部品に困るとは思いもしませんでした…

現状のまま修正して再生するしかないので、向きを記録

ピストンは腐食が激しいです😢

軽く研磨しますが…　微妙💦

マスターシリンダーは内部をホーニングして

掃除＆修正、掃除してパーツごとに梱包して他が仕上がるのを待ちます。

マスターバックの修理が必要なのでユニットごと取り外して

錆を落とします。

マスターバック内からフルードが少々出てきたので慌てて掃除💦

かなり内部へ漏れてたみたい…

錆止めして再塗装

ユニットに組み付けます

マスターシリンダーを組み付けます。

画像はありませんが、プッシュロッドシールは掃除、シールワッシャは錆を落としてサンポールメッキ処理してます

養生してユニットを車体に組み付けて

ステアリング関係を元に戻して

マスターシリンダーを取付けます。

ハーネスやスピーカーを元に戻して完成

今回は何とか漏れも治まりましたが…

今後の維持補修を考えると、色々と頭の痛い一台です…

ずっとブレーキ触ってます。

仕方なく…

次から次に…　旧車限定ですが(^^;

始まりはサンバートライ550のブレーキ

29年落ちで約5年前にやってきた納屋物と思われる車両ですが

車体は非常に状態が良かったので、車検の度にフルード交換のみで対応してました。

正直、大丈夫じゃろうと甘く見てました(^^;

しかし昨年二月末、フロントLHからのフルードの漏れが激しく、覚悟を決めて分解の所…

見た目はキレイ

しかし…

ダダ洩れ💦

正月明けに気付いてたんですが、面倒くさいんで乗らんし春になったら直そうか～

と思って、漏れる度に車庫の床を拭いてたんですが、とうとう床の塗装が浮いてしまいました(^^;

もう限界💦

バックプレートも限界で…

フルードで塗装がヤラれてます～

洗浄したら、パラパラと広範囲に剥がれました😢

ホイールシリンダーは…

写真じゃ分かり辛いですが、奥は虫食いでヤラれてます。

ピストンもガジガジ…

ここで主治医にホイルシリンダー他、部品が出るか聞いた所…

前後ホイールシリンダーは廃盤

オーバーホールキット他、ピストンも社外品さえ生産終了～

もう昭和末期は部品出んかぁ～　残念！

カップのみ出るとの事なので注文

まあ、カップはサイズが規格物なんで有るわなぁ～

とりあえずバックプレートの塗装を剥離して

再塗装

分解ついでに足回りもキレイにしよう！

と頭を突っ込んだ所…

ブーツ破れてます💦

まいったなぁ…

仕方なく交換…　するしかない(-_-;)

交換後、軽く防錆と塗装を行います

ホイールシリンダーオーバーホールして

バックプレートにユニットで組み込んで…

車体に取り付け～

シューはフルードがコッテリ染み込んでいたので社外品に交換

シューは社外品が出ました

で、お次はリヤ

なぜかRH側のドラムが外れないので、仕方なく専用工具を製作

セットして、ハブボルトが千切れるんじゃないかって位、締めこんで…

外れないんで、センターをハンマーでぶっ叩いて…

を繰り返し、本気でヤバいって感じた所で「バーン」って音が鳴り響き…

なんとか外れました(^^;

なんちゅうトルクで締めとんねん💦

リヤは漏れ無し

でも腐食有り(^^;

ホイールシリンダー分解して

オ－バーホールして

バックプレートも塗装剥がして…

再塗装～

こちらも足回りを軽く防錆と塗装して

組み付け完了～

ここで主治医の所にフルードを買いに行って

お話し中、マスターシリンダーもオーバーホールした方がエェで～

経年上、状態は同じはずじゃけん！

とのご忠告

そりゃそうよなぁ～

ここで既に34年経過しとるし…

で、ここから悪夢の始まりです(-_-;)

続く…

久々のブログです。
なんか面倒くさくて、もう二年近く放置でしたが(^^;

ずっと前から不満を感じてたサンバーのソレックス36PHH、何度セッティングしても、ちょっと曖昧な感じが拭えず…

実はスバル360ヤングSSのソレックスの形状が好みで、かなり前に似た姿のキャブを軽い気持ちで入手してました。

ヤングSSカッコエェ…

ただ今更サンバーのソレックスを取り外すのは気が引けて…

だって天下のソレックスですもん！

これを外してまでバイクのキャブに取り換える意味があるのか？

長い葛藤の中、手元にあったスバル360のEK32で試してみる事にしました。

これが倉庫の奥にしまい込んでいたZZR250のCVK30

一瞬FCRも考えたんですが、元レーサーさんに相談したら、回らんエンジンにFCRなんか意味ねえぞ～

CVKは乗りやすいし素直でセッティング出しやすいんで、このまま試せ～

とご忠告を受けたのを思い出しました(^^;

ソレックスから比べると口径が小さくなりますが、最終的に良い方向に落ちついたのが幸いです。

まずはマニを製作

削り出して炙ってコンテンカンチンやって溶接してガリガリやって…

塗装してマニ内部の塗装を落として…

掃除してオイルポンプワイヤー引くのにスロットルリンケージやチョークワイヤー固定関係を加工

オイルポンプワイヤー固定ブラケットや他色々作って…

面倒くさいです(^^;

で、取り付けて軽くセッティングして試運転…

なんじゃコリャ！！

予想と違う…

どうしましょう…(^^;

拍子抜けするくらいレスポンスやアクセルの付きがいい！

高速走行してませんが中間の伸びもエェし…

しばらく行動に移すか考えた挙句、最近になって我慢できなくなりサンバーでの移植を決行しました。

今度のキャブはGPX250RのCVK30

多分ZZR250と同じ物でしょう（詳しく調べてない…）

サンバーはEK33のリードバルブ付きなんでマニの形状が全く違う…

で、またマニを製作

キャブピッチがソレックス60㎜、CVKが68㎜、マニで左右4㎜ずつ寸法を吸収させてやる必要があります。

塗装して中磨いて…

マニ取付け

スロットルリンケージ加工してボディにブラスト打って

色々作って取付け～

正直、かなり面倒くさい…

エアクリは薄い物を探しましたが…

で、エンジンフードが閉まらなくなっちゃいました(^^ゞ

こうなるのはある程度予測していたので、極力マニを薄く作ったんですが…

駄目でしたね～

フードをカットするのが一番簡単ですが、これはやりたくない…

結局フードを浮かせる事にしました。

ただ色々と作らないと固定できないので手間は掛かりましたが…

アルミで作ったブツ挟んで

地元企業の防振ゴム加工して

純正ステーの寸法から三十数ミリ後方にずらしたマウント作って…

これも地元企業の防振ゴムを加工

5～6㎜はクリアランス稼げたかなぁ…

これ以上はフードがバンパーからはみ出るし…

大体のセッティング出して試運転

少々濃いめですが

小径キャブの恩恵でアクセルのツキやフィーリングもソレックスに比べて格段に良くなりました！

上り坂もソレックスよりも登る感じです。

高速道路で1〇0キロ以上出るのを確認（恐ろしいのでもう出しません…）

燃費も良くなったようです。

エンジンに対しソレックスが少しデカすぎるのではと主治医が話してたんですが、これなんでしょうね～

オーバーサイズピストン入れずに軽く回る感じの方が自分は好みですね

ピストン重くなると少なからずクランクに負担掛かるし…

予想以上にいい感じになりました！

こりゃ、もうソレックスには戻せないなぁ…(^^;

てんとう虫のブレーキ、やっと完成しました。

今日は午前中に用事を終わらせて、早々に車庫に籠って作業してました。

いつまで経っても終わらないので…(^^ゞ

アームやショックを組んで

これが

こうなりました～

スプリング関係に緑クロメートメッキを処理したかったんですが、さすがにお金が出ません(-_-;)

掃除のみで対処しました。

これが

こんな感じ

金銭的に、この辺りが限界ですね…

通りがかりのカミさんに、「キレイになったでぇ～」って見てもらった所…

「ブレーキなん？　ふ～ん～　どうせ隠れて見えんようなるが…」…

おっしゃる通り！

一気にやる気が失せ、ウマを外し本日の作業終了としました…

あと三つ、やる気が出たら、そのうち作業を再開したいと思います…(^^ゞ