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てんとう虫のブレーキ整備の続きです。

こんな作業ながら、見てくれる奇特な方がいらっしゃるので、少し詳しくUPしてみました(^^)

ここ数日、地道に通勤前と退社後に少しずつですがサンポールでメッキしてました。

仕上がりの関係で、M8以上のボルトなら二個ずつ、小物は三個ずつしか処理出来ないんです💦

ホント地味～～に…

詳しい施工方法は色んな情報が出回ってますので省略…

以外にコツがあるんですよ～

書きませんが…

亜鉛メッキです。

磨けばそれなりに綺麗ですが、すぐに曇ってくるでしょう…

今回は装飾ではなく防錆が目的なので、これでOKです。

ユニクロやクロメートみたいな美観が伴う施工が出来ればベストですが、さすがにサンポールでは不可能です。

左から処理前、真ん中が処理直後、右が真鍮ブラシで磨いた後です。

以外に腐食穴の奥までメッキが乗ってるので、個人的には最高の仕上がりです（見た目を除く…）

調子に乗って、マスターのピストンまで亜鉛メッキしてしました～

少しでも防錆出来ればいいなと思って…

これは処理前

これがメッキ後

1時間15分処理後に引き上げて研磨、ピストンなんでしっかり掛けとこうと二回目の追加処理1時間…

表面を軽く1000番の耐水ぺーバーで油砥ぎした状態です。

表面のブツブツが目立ちますが…

ここでシリンダーに当てがった所、なんと入りません！

もう、硬いとかのレベルではなく…

もしかして、メッキの膜厚が厚すぎるのか!?

マイクロゲージで計測の所、なんと0.06ミリも大きくなっとる！！

サンポールメッキなめてました!！

こんなに膜厚付くとは…

ピストン入るわけない💦

さすがにサンポールメッキで膜厚管理が出来るわけもなく…

結局研磨して0.05㎜落とす羽目に…

ここから0.01㎜程度落とし、17.45～17.46辺りで揃えました。

結局メッキが落ちるか残ってるかって位…

この努力はいったい何!?　てな感じで…

メッキが入り込んだおかげで、小さい凹みは消えてしまってます。

が、ここまでキレイにする必要もない気が…

このメッキのおかげで、アジャスター等の差し込み部は全て削って調整する羽目に…

処理後のネジ関係も再タップ＆ダイスを行い、かなり無駄な時間を使ってしまいました( ；∀；)

サンポールメッキ、工具や機械がない方は、安易に手を出しちゃ駄目なやつです！

大体部品としては仕上がりましたが、組み付ける時間がありません。

こうしてみると、メッキだけで28点…

よくやったなぁ～　と思いながら、あと三輪残ってるし…

この作業工程では時間がナンボあっても足りん！

次は手を抜くか…　っても、そんな分けにゃいかんしなぁ～…

どうしようかな…

路上復帰が目的だったはずなんだけど、なんかレストアに方向転換している気が…

マスターを組もうと、手持ちの部品から適合するカップを探しますが…　

サンバー用しか持ってないんですが、機能部品はてんとう虫と共通性が殆どないんです。

結局適合するカップ無し　ガックリ…

カップのリップ部は生きてるんで、再利用するしかなさそうですね。

先は長いです…

てんとう虫のリヤブレーキ整備に着手して二週間になりますが、未だ完成してません。

まあ集中的に時間を掛ける事が出来ないんで仕方ないんですが…

必要最低限の整備で終わらせる予定でしたが、ついつい他に手を出してしまい…

分解前に上から覗きます。

いい感じのやれ具合…

ライニングを取り外して

サイドブレーキのレバー関係を確認後、分解します。

ライニングは既に剥がれてました。

プレートはサビサビです

穴が開いていないだけマシか…

プレートとサイドブレーキレバーの錆をサンポールで落とした後にアルカリ洗剤で中和後、ベベルで研磨します。

ホイルシリンダーとアジャスターも真鍮ブラシで研磨

で、電着塗装～

錆の跡は仕方ないか…

それなりに綺麗になりました～

結構な部品点数、放置する予定だったラジアスアーム関係も我慢できず分解してしまった…

結局ラジアスと共にショックも塗装を剥離中

もうキリがないです…

ラジアスアームとカバーの錆を地道に落として

塗装します

腐食跡は仕方ないか…

ハンダ等で凹みを消す事は可能ですが、そこまでやるとフルレストアレベルになるので我慢です。

強度も問題ないし、錆の処理はキッチリ出来ているので良しとします。

ホイルシリンダーは…

虫食ってます( ；∀；)

ただカップがギリ当たらない場所なので漏れは回避できそうですが…

まだ一輪目、先が思いやられます…

フェンダー内はブラシでゴシゴシ洗浄、パネルの間にノックスドールを注入後にコーキングで閉じ、錆の部分はサビチェンジャーにお力を借ります。

アンダーコート系塗装を行う為、現在マスキング中

ライニング張りました。

ボルトやアジャスター関係をどうするかなぁ…

磨いて表面剥いだまま処理無しってわけにもいかないので

サンポールで亜鉛メッキかなぁ…

お金ないし…

てか、いつまで経っても終わりません…(^^ゞ

先月になりますが、サンバー360の車検に行ってきました。

灯火類の確認のみで、今回も軽自動車協会へ持ち込みます。

今回もチャンバー＆ソレックス装着のままでしたが…

何の問題もなく一発ライン通過でした(^^)

その後、主治医の車屋さんでブレーキオイルを交換して無事に終了

また二年遊べます♪

豪雨災害後、なぜか農機の修理依頼が数台立て続けに入りましたが、やっと落ち着きました。

今はヤングなバンパーを再生中ですが、春先から修理している「てんとう虫」が放置様態だったので並行してブレーキを確認…

いい感じのやれ具合、お決まりのホイルシリンダーのピストンは固着してました（汗）

一気に手を付ける予定でしたが、、サンバー360よりも部品点数が多く、ワケ分からなくなりそうなので一輪ずついこうと思います。

お約束、既にライニングが剥がれてました…

ここの所、色々とハードでお疲れ気味ですが、ネットでこんな物を見つけてしまい…
ケンウッドのシンセサイザーチューナー、昭和59年式✨

トライに装着しているJVCカセットデッキに大きな不満はないんですが、こちらは昭和63年式です。
本音はもう少し古いデッキが欲しい…

当時の純正オプションは各メーカー共にシルバーパネルのカセットチューナーやイコライザーがラインナップされていました。

グリーン照明でシルバーパネルのカセットチューナーが希望でしたが、この年代はカセットデッキのチューナー付きは少ないので贅沢は言えません。

ただ年式＆雰囲気的にベストなモデルです。
しかもシンセサイザーチューナー…
名前にヤラれてしまいました(笑)

購入検討時は全く素性が分からないモデルだったので、フェイスパネルを凝視…
ボリュームが付いているので単体で動かせそうです。
この頃のモデルはベースとなるデッキと接続しないと動かせない物が多かったので楽観的に購入しましたが…

予想が外れ、単体で動きません…（涙）

常時電源とACC、入出力関係はDIN8Pオスコネクタとよく分からないDIN7Pメスコネクタ、デッキ本体にDIN5メスコネクタが付いてます。

常時電源とACCを接続しますが、意味の分からないタイマー機能が動くだけで電源が入りません。

多分やってしまったパターンです…

て事で、意地になって分解調査しました。

結局DIN8ピン出力の一本にACCを入力する必要があり、ここからリモートの出力線も確認できました。

DIN8ピン出力線は他にもタイマーONで5V OUT、12V ONでチューナーのチャンネルサーチ、普通に出力の音声出力L/Rがあったりと、よく分からない事になってました。

明らかにデッキ等の接続で動作、単体使用は不可能なモデルです。

これがあるので、この年代のDIN接続モデルは怖いんですよね💦

解析したんで、単体で動作するよう改造です。

DIN8ピンはカプラごと取り外して、ACC入力と音声信号出力（RCA）を基盤に直付けしました。

DIN8ピンを生かしてもよかったんですが、カプラ⇒DIN8ピン オス⇒DIN8ピン メス⇒RCAとなり…

接触抵抗多すぎます～

要らないんでポイしました(^^)

あと、これは外せない機能なんですが、どうしても外部入力（ウォークマン等）を追加したいので、スイッチと音声信号切換え用リレー、ステレオミニジャックを取り付けて、スイッチで外部入力とラジオを切り替えるよう改造しました。

単体動作が可能となり、RCA出力に変換できたのでパネルの製作を行います。

3mmのアルミを切り出して成形…　

これが最高に面倒くさい…

ステレオミニジャックと切り替えスイッチの固定穴を開けておきます。

あっ、チューナーは昔の150サイズです。

ダッシュに沿う様、Rをつけてヘアラインで仕上げましたが…

表面処理をしないと簡単に傷が入るので、結局電着塗装しました。

固定用ステーは純正加工（元に戻せます）、アルミの5㎜カラーを製作しチューナーに挟み込んでます。

車に取り付け～

途中でETCのアンテナ部を簡易的に製作したアルミステーで張り付けて

完成✨

個人的に、JVCよりこっちの方が好みかなぁ～

ここ一週間程の作業でしたが、最近ヘルペスや帯状疱疹が出たりと散々なので、少しお休みした方がよさそうです…

昨年末にフロントブレーキシューが剥がれたサンバー360ですが、主治医の自動車屋さんと話していた所、「リヤも近いうちに剥がれると思っといた方がいいよ～」と忠告を頂いたので、重い腰を上げ、リヤも張り替えを行いました。

正直、寒いから動きたくないんですが、今後、長期にわたり他の車両での作業が発生するので、先に済ませておこうと思った次第です。

まずは割りピンを抜いてキャッスルナットを少し緩めます。

ジャッキＵＰ後、ドラムを引っこ抜いてエアーブロー

今回は思ったほどダストが飛びません。

フロントは綺麗に吹き飛んだんですが…

粘り気があるのか、引っ付いたままです。

オイルの漏れはないんですが…

一度ドラムを組み付け、車庫に移動させて再び持ち上げて…

とりあえずライニングの分解に取り掛かります。

分解後、プレートを確認の所、無数の錆が発生してます（汗）

同じ時期に同じ処理を行ったフロントのプレートや、腐食の激しかった泥除けステーは錆の再発はないんですが…

こちらは運転席側

どうやらライニング粉に粘り気があり、堆積した所に水分が付着、いつまで経っても乾かない状態が続き、錆が再発したようです。

最初のレストア時にライニングも張り替えときゃよかった…(T_T)

旧車持ってる板金屋さんが、ヤマ十年よ～～　根が生えた錆は絶対出てくるけん」って言っていたのを思い出し…

確かに路上復帰は八年目ですが、ブレーキを再生して十年は過ぎるかと思います。

板金職人さんの言葉が身に沁みた次第です…

もう一度分解してプレートを再生するか、このまま放置するか…

張り替えの間に考えるとして…

ライニングのシューコンプも軽い表面錆が発生してます。

ただスプリングは高耐食性の緑クロメートを処理しているので全く腐食無しでした。

ホイルシリンダーのピストンも同じく処理済みなので、効果に期待が持てます（見てないけど…）

ライニングの接着具合を確認する為、一個目のシューとライニングの間にヘラを押し当てた所、なんと1ｃｍ位入るじゃないですか！

マジかいな～～と思いつつ

ちょっと力を入れて押した所、半分近くまでヘラが入ってしまいました（汗）

ここからヘラを上下に捩った所、「パチン」と音がしてライニングが視界から消えまして…

こりゃホンマに近々剥がれていたところですな…　恐ろしい…

一番右がら、簡単に剥がれた純正同等品のライニング、隣が〇フのマーク入りの純正品でしたが、バーナーで軽く炙ると比較的簡単に剥がれてしまった物です。

隣の粉砕した二個は製造ロットの近い純正品で、こちらは結構引っ付いてました。

表面のプライマーを剥がした所ですが…

右からＰＨマーク入りの純正同等品、隣が〇フ マーク入りの純正品、左の二つは純正品で製造ロッドが近い物でした

左二つと右から二番目の純正品は、〇フ マークの向きが微妙に違います。

ライニングが減る度に、一個ずつ交換していたんでしょうね…

純正品と同等品の違いですが、上の同等品は曲げの大きさが小さく、リムに穴が開いてました。

多分他車種用に作った型で、組み合わせてサンバー適合として製作したようです。

で、プライマー処理してライニング貼り付けて完成～

キレイになりました(*^_^*)

早々に組み付けます。

今回はプレートの再生を見送りました。

面倒だったのが本音です(^^ゞ

次回の再生時にブレーキパイプも一緒に作り直そうと思います。

今回タイヤドラムを外すついでに、リヤフェンダー内のパネル合わせ部へノックスドールを注入＆塗布しました。

レストア板金でも、スポットを全て揉んで剥がさないと分解出来ない所なので、誰も手を出しません。

サイドボディ＆リヤフェンダー＆内装パネル＆インナーが重なっている所なので、そこまで剥がすと形が変わってしまします…　無理（汗）

以前から計画はしていたんですが、タイヤを外す機会が無くて…

タイトル画像は防腐処理の為、テールランプ等を外している所です。

ここからマスキングして防錆処理…

これが厄介でした。

少しでも延命出来ればいいなぁ～　と微かな期待…

マスキングが必要なので、これが一番面倒だったかも…