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2018年09月23日 イイね!

稲生川

稲生川
一日中雨の昨日から一変、
秋晴れの日曜日になりました♪

十和田市方面へプチドライブ
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今でこそ県内屈指の米どころとなっている地域ですが
かつては「飢餓の大地、三本木原」と呼ばれた荒地だったようです。

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小学校の社会で習いました_φ(・_・

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※広い三本木原に田畑が少ない一番の原因は、周辺の川が低地を流れている事だった。
川よりも高い場所ではその水を十分に利用できず、人々は川沿いの低地か、湧水をたよりに小規模に田畑を開いていた。
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そこで南部盛岡藩士・新渡戸傳(にとべつとう)は、奥入瀬川から水を取り三本木原に上水して太平洋岸まで達する新しい川を作り、広い台地上で大規模に開拓を行おうと考えた。

しかし三本木原は台地で、一番差のある所では奥入瀬川より30mも高くなっているため、上水するには奥入瀬川の上流にさかのぼって水の取り入れ口を設け、途中穴堰(トンネル)を通して三本木原まで水路をつくるしかなかった。



稲生川と書いて、いなおいがわと読みます!
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1855年9月工事に着手し、鞍出山穴堰(2540m)、天狗山穴堰(1620m)の二つの穴堰と陸堰(約7.2㎞)を鉄槌と鑿、ばんづる、なかづる、てんばづるなどを用いて手作業で掘りぬいた。

途中、勘定奉行となり江戸詰めを申しつけられた傳にかわって嫡子・十次郎が指揮をとり、1859年5月4日、ついに約4年の歳月をかけて三本木原への上水に成功した。



こちらが取水口
奥に光るのは奥入瀬川本流
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一日中降った雨で増水
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だいぶ濁りも入っていました

車にロッド積んでいたら…きっとルアー投げ込んでました♪(^.^;アブナイアブナイ
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十和田市街地をゆったり流れる稲生川
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川というより用水路ですね
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十和田市内にある
太素塚(たいそづか)
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ここには新渡戸記念館があり(今は休館中?)
新渡戸家の墓地になっています
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3世代の銅像
新渡戸傳(右)
息子の新渡戸十次郎
孫の新渡戸稲造(左)
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※稲生川上水成功の翌年1860年、三本木原開拓地域で初めて米45俵を収穫した。

その2年後の1862年8月3日に十次郎の三男が盛岡で生れたので、開拓地域で初めて収穫した稲にちなんで「稲之助」と命名。
この子どもは後に改名して、国際連盟の事務次長として国際親善に尽力し「太平洋の橋」として日米間の融和に大きな足跡を残す農学博士・法学博士…新渡戸稲造となった。

皆さんご存知 『武士道』の著者でもある旧五千円札の方です!
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先人達の大変な苦労があって
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今、こんな素敵な景色を見られています
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あぜ道に車を停めて黄金色に包まれ昼寝したいくらいでした♪


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秋の青空と白い雲
遠方には八甲田連峰


新渡戸さん
天(うえ)から見えてますか…?
あなたが築いた礎の地は、
今年も見事な実りの秋を迎えていますよ…

2018年9月 秋分の日









Posted at 2018/09/23 17:34:15 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記

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