南会津林道ツーリング
投稿日 : 2014年07月31日
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先週の日曜日、梅雨明けから続く猛暑で幌を外したジープでも走るのが辛い日常から逃避するため、南会津方面の林道ツーリングに出掛けてきました。
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今回は3台のジープで、日光市川俣から檜枝岐村を目指しました。県道を奥鬼怒方面に走り、川俣湖湖畔で小休止した後、その先の川俣大橋を渡りきるとそこが最初の林道への入口。馬坂林道がスタートします。
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以前は入り口直後からダートが始まっていた馬坂林道でしたが、今回訪れた際はアプローチ部分が舗装路に変わっていました。どこの林道も同じように年々舗装区間が長くなり、ダートが少なくなって寂しいかぎりです。ダート路になると適度に荒れた路面が続き、木漏れ日の中を走るドライブは快適。下界と違い空気の心地よさが違うから、ついつい調子に乗ってスピードを上げがちになるけど、ライダーも多く走っているのでブラインドコーナーでのオーバースピードは禁物ですね。どんどん進と舗装路にぶつかりすぐにT字路になる。ここが林道川俣檜枝岐線への分岐点。
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帝釈山の登山道入口まで一気に駆け上がる林道だけど、今回は比較的穏やかな路面でした。この林道の栃木県側は荒れていることが多く、また自然災害の影響も受けやすいので、台風の直撃を受けるとこの林道川俣檜枝岐線や馬坂林道は簡単に通行止めとなってしまい、復旧しないまま冬季閉鎖を迎えてしまうことも珍しくありません。今回のようにこの二つの林道をスムーズに走れるのはツキがあるのかも。標高も徐々に高くなり、帝釈山の登山道入口まで後わずかのところで雲行きが怪しくなってきた。半袖では寒いくらいの気温でもあり、早々にドアを装着して再出発、読み通り登山道入口に付く頃には雨脚が強くなってきて早めにドアを装着したのは正解だったと胸をなで下ろしました。東屋で雨宿りをしているハイカーに話を聞いたら、数時間前は山頂からすばらしい展望が見えたとのこと。山の景色を眺めることも運しだいですね。小休止した後、今度は檜枝岐村を目指して林道を下った。
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尾瀬への入口としても知られる檜枝岐。昔から標高が高く土地も痩せていることから、米が作れないので蕎麦が主食となっていたことが由来で美味しい蕎麦が有名です。裁ちそばと言うつなぎの無い十割蕎麦を食べさせてくれるそば屋が村内に数件あるので、そのうちの一つ「まる家」を尋ねてみました。ここは「裁ちそば」の名前の由来ともなったそば処とのこと。味わいのある上質の蕎麦が食べられるので、檜枝岐を訪れた際はぜひ賞味して欲しいですね。
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昼食を終えた頃には天気も回復して心地よい風が吹いていました。今度は木賊温泉を経て県道栗山舘岩線(旧田代山林道)へ向かいます。この県道の栃木県側はクローズドされていることが多いのですが、今年は7/25にオープンとの情報があったので急遽ルートに組み入れてみました。この道は比較的道幅も広く路面も穏やかで走りやすかったですね。まだ整備されて間もないからかもしれません。天気もよくなり峠からの展望は絶景。県境越えのロングダートを存分に楽しむことができましたよ。
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今回同行したflying aceさんのJ58改。みんカラブログでも度々話題になったフルレストア車です。自分から見たら十分きれいな車体なんですがね~。でも本人は満足できずに日々スモールパーツの交換に励んでいる様子。
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久しぶりに仲間と出かけた今回のツーリングは楽しく充実した1日を過ごせませた。馬坂林道~林道川俣檜枝岐線~旧田代山林道の3つの林道を走破できたのは運がよかったかな。終わりが近づくにつれ、次もまたどこかを走りたいとの思いが頭の中を過ぎりつつ、帰路につきました。今回同行してくれました皆さんありがとう。また行きましょうね(^^)
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